資格対策学習法~TOEFL®テスト編~

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TOEFL®対策のプロに聞く!講師インタビュー

資格対策のプロに聞く!今回は「TOEFL(R)テスト」について、資格試験対策に強い田村先生にお話しをうかがいました。

  • 田村先生
  • 田村先生は、生徒さんの得意分野、苦手分野をしっかり見極め、褒めて伸ばしてくれる先生です。ご自身も努力して高得点を取得されてきた先生に、TOEIC(R)テスト、TOEFL(R)テスト、英検(R)など、資格試験対策はなんでもお任せください。基礎から丁寧に教えてくれます。「褒められて伸びる」タイプの皆さん、先生のクラスからチャレンジしてみては?

講師インタビュー

受験者はこの試験に特化した対策をしないと歯が立たないと思いました。

ーまず先生が初めてTOEFL(R)テスト対策の勉強を始めた時と、受験した時のことを教えてください。
私は指導者の立場で受験しましたが、それまで受験していたどの資格試験より難易度が高いため衝撃を受けました。受験者はこの試験に特化した対策をしないと歯が立たないと思いました。公式ガイドをじっくり読み、各技能の構成、設問タイプ、解法のパターンを分析しながら勉強しました。
ボキャブラリーはReadingのpassageの文脈の中で覚えました。TOEFL(R)テストは拘束時間が長いので、初受験の時はとても疲労感を感じ、集中力を保つのが難しいと感じました。8月からの新形式では試験時間が短くなりましたので、全力を注ぎやすくなったのではないでしょうか。
初めてのTOEFL(R)テスト受験後の結果はどうでしたか?
TOEFL(R) iBT 110点。スピーキングが満点でした。

普段自分が使わない言い回しなどを習得していく為には、無理矢理にでも普段使いなれない単語やフレーズを書いてみる、話してみるという作業が絶対に必要なので音読、暗記が効果的です。

ー初めてのTOEFL(R)テストの受験後、どんな対策をしましたか?
Writingができていないと感じたので、対策をしました。Independentの問題を時間を計って10問分ぐらい書いたでしょうか。Integratedrated問題は解答例を参考に情報をどのように選択しまとめるかを確認し、これも10問分ぐらい練習し、あとは受講生に指導しながら一緒に書くようにしました。普段自分が使わない言い回しなどを習得していく為には、無理矢理にでも普段使いなれない単語やフレーズを書いてみる、話してみるという作業が絶対に必要なので音読、暗記が効果的です。

なんとなく問題の数をこなしている人が多いようですが、精読の過程を絶対に疎かにしてはいけません。

ーTOEFL(R)テスト学習者によくみられる課題は何ですか?
Readingの力が弱いと、他の3技能はある程度まで伸びても必ず壁に突き当たります。一文一文を丁寧に理解するための文法力、構文力が不可欠なので、まずは丁寧に読む過程が必要です。
気持ちが焦るせいか、なんとなく問題の数をこなしている人が多いようですが、精読の過程を絶対に疎かにしてはいけません。
ーレッスンで大切にしていることは何ですか?
モチベーションを上げて、自主的に勉強する姿勢を持ってもらうことです。学習は自己責任だという自覚を持っている人は大きく伸びます。また、学習者ごとにつまづいているポイントが違うので、そこを見極め効果的に伸ばせるよう、学習者の知識をしっかり引き出して確認しながら進めています。

きっちりTOEFL(R)テスト対策をすることで、別の媒体での英語もますます楽しめるようになり好循環が生まれます。まずはReadingから入るとよいと思います。

ーTOEFL(R)テストを挑戦しようと思っている方に一言お願いします。
TOEFL(R)テストは対策なしになんとかなるものではありません。必ず計画を立てて戦略的に学習を進めましょう。また、英語を楽しむということもとても大切です。テスト対策としてきっちり詰めて勉強していくこととドラマや映画、歌詞、周りの外国人との会話などから楽しみながら学ぶことも大切です。
TOEFL(R)テスト対策ばかりだと疲れますし、集中できなくなりがちです。きっちりTOEFL(R)テスト対策をすることで、別の媒体での英語もますます楽しめるようになり好循環が生まれます。まずはReadingから入るとよいと思います。TOEFL(R)テストに出題される学術的な単語は一冊本を決めて徹底的に暗記しましょう。
同時にPassageを読んだら必ず語彙ノートも作りましょう。次第に頻出単語に慣れてくるものです。大量に丁寧に読んでいくことがとても力になります。Listening力も「文字情報のない読解力」ですから、スクリプト分析を行い、それらの音読、シャドウイング、要約練習がそのままSpeaking、Writingのアウトプット対策にもなります。

田村先生おすすめのセクション別勉強法

  • リーディング
  • 前述のように丁寧に読むことを大量に繰り返しましょう。復習が必要な文法事項があれば適宜対策します。またクエスチョンタイプと解法を熟知するには公式ガイドの問題を解くだけでなく解説(これも英語なので勉強になります)もきちんと読んで下さい。
    学習のスタートポイントでは読んで「少し難しい」と感じる程度のものから始めるとよいでしょう。1行中に知らない単語があまりに多い場合は語彙レベルを下げて読む練習を積んでください。語彙力アップの努力は不可欠です!
  • リスニング
  • 漫然と聞いているだけでは絶対に聴こえるようになりません。聴こえない箇所を分析し(単語を知らない?音の変化の問題?スピードに解釈が追い付かない?)スクリプト分析をしましょう。
    内容を完全に把握したうえで音読、オーバーラッピング、シャドウイング、暗唱などのトレーニングを地道に行います。自分が出せる音は聞こえるので、とにかく声を出すこと。
  • スピーキング
  • クエスチョンタイプごとに練習する!まずはIndependentセクションで課せられる45秒間、Integratedセクションで課せられる1分間、話し続けるということを体感する。自分の英語を録音し、それを書き起こしてみると自分のスピーキング力が客観的にわかるので最初はやってみるとよいと思います。
    話せる情報量を増やすための流暢さを磨く練習と、情報を要約する練習が必要です。日本語でも、要約して人に話すという作業は意外と難しいので日本語でも練習するとよいでしょう。
  • ライティング
  • 書けるようになるには大量に書くしかありません。読んだものを正しく理解して、正しい文法でまとめて書く力をつけましょう。添削してもらえる場合は、必ずそれに従って推敲すること。添削してもらえない場合は模範解答と自分の作文を比べ、マネできる表現をどんどん取り入れて推敲しましょう。言うまでもありませんが、タイピングスピードもスコアに影響します。慣れておきましょう。
    初めは文法ミスは気にせず、5分間くらい書き続けるというのもWriting作業に慣れ親しむ良い練習です。更に日本語でも様々な問題に対する自分の意見を言えるように普段から意識しておくことも大切。自分の意見の理由付けをするため、自分に「なぜ?」と問い続けるよう心がけましょう。

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