2018年3月29日
大学入試英語検定成績提供システムで受験可能な英検®の方式について
大学入学共通テストで利用可能な新しい方式
大学入試センターは3月27日、2020年度より実施される「大学入学共通テスト」(以下、共通テスト)にて受験可能な民間試験を発表しました。英検(R)に関しては、実施形式が従来とは異なります。
英検(R) CBTは2018年度より、公開会場実施と1日完結型は2019年度より実施される予定です。
共通テストを受験する場合、高校3年生の4月から12月までの期間に、あらかじめ申請した2回までの試験結果が成績提供システムによって大学へ通知されます。
従来型
- 本会場にて実施。一次試験合格者のみ二次試験を受験。
認定された実施形式
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- ① 公開会場実施(仮称)
- 試験自体は従来型の本会場と同じ方式。二次試験も全員が受験。
- ② 一日完結型(仮称)
- 1日に4技能すべてを受験する。
Reading、Listening、Writingは筆記式、Speakingは録音式。 - ③ 英検® CBT(仮称)
- 1日に4技能すべてをコンピューターで受験。
※新方式の英検(R)①~③と従来型の英検(R)では、問題構成や級の認定、技能別スコアは同じです。
※日米英語学院で校内実施している英検(R)は対象とはなりませんのでご注意ください。
共通テスト以外では従来型の英検®も活用できます
共通テストでは新方式の英検(R)の利用が発表されましたが、現在従来型の英検(R)を利用している大学や、AO受験などの共通テストを通さない入試方式では、今後も従来型英検(R)の利用が予想されます。志望大学の入試要項をよく調べ、必要な方式で受験しましょう。
詳細は公益財団法人 日本英語検定協会のサイトをご参照ください。
www.eiken.or.jp/eiken/
日米英語学院教務部
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