餃子や酢豚、麻婆豆腐。日本で定番の中華料理は英語でどう言う?

2016.08.19英会話
中華料理

しばらく外国に滞在していると、日本食が恋しくなりますよね。最近はラーメンやお寿司などが世界中で人気のため、各国に出店されていますが、ただ、海外の日本料理店は総じて値段が高い傾向に。

 

そこで、日本料理店と同じく世界中どこにでもありながら、お手頃な価格で楽しめる中華料理はいかがでしょうか。今回は、英語で中華料理の注文をするときのお役立ち英語をご紹介します。

餃子、酢豚、麻婆豆腐、ワンタンは英語圏の国でも大人気!

麻婆豆腐

日本で馴染みの深い「酢豚」「ワンタン」「春巻き」「麻婆豆腐」「焼きそば」「餃子」などは、欧米の国でも大人気です。それぞれの中華料理が英語圏でどのように表記されているのか見ていきましょう。

 

・酢豚
Sweet and Sour Pork
「甘くて酸っぱいポーク」と言います。これはわかりやすいですね。

 

・ワンタン
Wontons
そのまま読めますね。

 

・春巻き
Spring Roll
英語でも「春」「巻」。なお、egg rollと呼ぶ場合もあります。ちなみに、中華料理の定番スープ「卵のスープ」は、egg drop soupと言います。溶いた卵を少しずつdropしながら作るからでしょうか。

 

・麻婆豆腐
Mapo tofu (あるいは、Dofu or doufu)
このtofuというのは日本語。欧米各国では、豆腐はTOFUという名前ですでに市民権を得ているのです。

 

なお、最近では、飲茶(Yum cha)のお店も世界各地で見かけるようになりました。お茶を飲みながら、Dim sum(点心)をいただくことをYum cha(飲茶)と言います。Dim sum(点心)とは、ワンタンや春巻き、餃子のようなつまめるものから、焼きそばやチャーハンなども含まれます。

 

ちなみに焼きそばはchow meinで、五目焼きそばの場合はsubgum chow meinです。水餃子や蒸餃子はdumplingと言いますが、棒状の焼き餃子はpotstickerと呼ばれます。

「チャーハン」は英語でどう言うかわかりますか?

チャーハン

私が高校時代を過ごした30年前のアメリカでは、日本料理店は高校生が気軽に行けるようなところではありませんでした。そこで、よく友人たちと行ったのが中華料理店だったのです。ただ、その中のメニューでひとつ、注文するまでまったく想像ができなかった料理がありました。

 

それは、fried rice (チャーハン)です。今ではアメリカでもポピュラーなファーストフードですが、その頃は、アメリカのクラスメートたちも食べ慣れていなかったため、メニューを見てもみんなよくわかりませんでした。

 

日本語で「フライ」と言えば「油で揚げたもの」。ですので、「油で揚げたライス = ごはんを油で揚げた表面がパリッとしたもの……?」と不思議に思っていました。興味本位で注文してみると、出てきたのは「チャーハン」。「なんだ、チャーハンだったのか!」と驚いたものです。

 

英語のfryには「油で揚げる」の以外に「炒める」という意味もあります。海外の中華料理店でよく見かける「stir-fried」が付くメニューは、強火で炒めた料理のこと。特に北米では、beef and broccoli stir-fry(牛肉とブロッコリー炒め物)はとても人気らしく、どの中華料理店にもあるようです。

 

他に、アメリカで人気の中華料理は、Sesame chickenKung pao chickenGong Bao chicken)です。Sesame chickenは、甘い茶色いソースと白ゴマがたくさんかかったチキンで子どもたちにも大人気。Kung Pao chicken (Gong Bao chicken)は、さいの目に切った鶏肉とカシューナッツなどのナッツ類、キュウリなどを唐辛子と炒めたピリ辛の四川料理です。

日本人が大好きな「エビ」。英語圏での表記の違い

エビ

最後に、日本人が大好きな食材で、中華料理にも登場する「エビ」に関して。日本人は、エビをshrimpだと思いがちですが、英語でメニューに表記されている場合はprawn と書かれている場合が多いように思います。

 

英語のメニューでshrimp と表記されているもので頻繁に見かけるのはshrimp cocktailがありますが、この場合のエビは「小エビ」です。つまり、小さいエビをshrimp、クルマエビやブラックタイガー、手長エビなどをprawnと呼ぶようです。中華料理で使われるエビはprawnが圧倒的に多いようで、メニューにもそう記載されています。エビを食べたい人は覚えておいてくださいね。

 

旅に出ると、さまざまな英語を経験します。英語を学び続ける動機にもなるので、休みには積極的に旅に出かけたいものですね。

 

筆者:岡本きよみ/PRディレクター
株式会社Harris PR & Consulting Office代表取締役。PRディレクターとして主にライフスタイルブランドの広報活動に関わる。米国の高校を卒業後、日本の大学に進学。専攻は英米語、言語学。JTB、日航のアウトバウンド・インバウンド業務に従事した後、出産を機に、P&Gファーイーストインク(当時)に転職。広報渉外部および研究開発部に10年間勤務の後、家族とともにニュージーランドに滞在。帰国後、外資系ホテルの広報、外資系PR会社のヴァイスプレジデントなどを経て、現職。

 

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