英検®2級の効率的な勉強法!一発合格に必要なことや勉強時間を解説
大学入試での加点・優遇などで近年注目される英検®2級。大学入試だけではなく、留学や転職など人生の様々な場面で使えるメリットの多い資格です。しかし、合格率25%と聞くと、独学での習得は難しいのではと思う方も多いのではないでしょうか。今回はそんな方に向けて、英検®2級を取るメリットと試験の傾向、分野ごとの失敗しない対策のコツをお伝えします。
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目次
- 英検®2級のレベルとは?合格率と必要な学習時間
- 英検®2級を取得するメリット・有利になること
- 英検®2級の試験内容
- 一次試験の内容
- 筆記テストの傾向
- リスニングテストの傾向
- 二次試験の内容
- スピーキングテストの内容
- 英検®2級試験の日程
- 独学で英検®2級に合格するための勉強法
- 対策1|英検®2級の単語と熟語対策
- 対策2|英検®2級の長文対策
- 対策3|英検®2級のライティング対策
- 対策4|英検®2級のリスニング対策
- 対策5|英検®2級のスピーキング対策
- 対策6|しっかりと問題演習!英検®2級の出題傾向
- 学習時間別の勉強法
- 2~3カ月で対策を行う場合
- 1カ月で対策を行う場合
- 1週間で対策を行う場合
- 塾やスクールを活用して英検®2級に挑むメリット
- まとめ
英検®2級のレベルとは?合格率と必要な学習時間
■英検®2級のレベルは高校卒業程度
英検®2級は、準2級までつけてきた基礎的な英語力を実生活の様々な分野で応用できることがテーマになります。レベルは高校卒業程度とされています。
(参考:日本英語検定協会)
また、センター試験の英語で140~150点、TOEIC L&Rテストスコアで500~600程度に相当。履歴書には英検®2級以上の級を記載できます。合格に必要な正答率は65%ほど、合格するのは受験者の25%程度です。
合格までに必要な学習時間は、高校生で~100時間程度、社会人で150時間程度と言われています。
■英検®準2級との違い
【単語・語彙数】
英検®準2級の出題単語は3000語、英検®2級の場合は5000語
【文法】
英検®準2級は高校2年生まで、英検®2級は高校卒業時までに習う文法が出題範囲
【トピックによる比較】
準2級で扱われるトピックが日常生活の話題であったのに対して、英検®2級ではテクノロジーや医療、文化/歴史など社会性のあるトピックが出題されることが特徴です。※1
普段から様々な話題に触れ、考えを持っておくことが有利になります。
英検®2級の方がより社会性が高い英語力が求められると言えます。
※1 日本英語検定協会では、試験で出題される話題として以下が挙げられています。
■一次試験:学校、仕事、趣味、旅行、買い物、スポーツ、映画、音楽、食事、天気、道案内、海外の文化、歴史、教育、科学、自然・環境、医療、テクノロジー、ビジネス
■二次試験:環境にやさしい素材、オンライン会議、屋上緑化、ペット産業、新しいエネルギー、サプリメント
英検®2級を取得するメリット・有利になること
読む・聞く・書く・話すの4技能を全て測ることができる英検®は、国際的な英語力指標CEFRに対応している信頼性の高い試験です。英検®2級は、大学入試から留学、就職や転職まで多くの場面で活かせるメリットがあります。
■大学入試での優遇措置
国立大学を含む多くの大学が、推薦入試やAO入試で加点するなどの優遇制度を設けています。一般入試でも、英語の試験科目が免除になり満点と同じ扱いになるという学校や、英語の独自問題の実施自体を廃止して全て外部試験で代用すると定めた大学もあります。また、出願要件として英検®2級を課す大学もあります。
英検®2級は、大学入試を有利に進めるには必須と言えます。
これは、受験生にとってはチャンスです。
大学の入学試験は一度しか受験できません。本番で実力を発揮できないこともあります。また、志望校が複数ある場合にはそれぞれに合わせた対策が必要になります。一方、英検®2級は、何度も受験できて対策も一つで済みます。また、事前に英検®2級を取っておくことで、入試直前には他の教科に勉強の時間を割り当てることもできます。
■大学入学後も優遇制度が
大学入学後も英語科目の単位認定や入学金の免除、奨学金を受けられるなど大学によって様々な優遇制度が設けられています。
また、海外留学でも基礎英語力があることの証明として活用でき、交換留学の選考でも有利になる大学もあります。
■一生を通じて使える資格
英検®は一度取得すると、生涯その資格を活用できます。英検®2級以上は、履歴書にも記載ができるため、就職、転職など社会に出てからもメリットがあります。
英検®2級の試験内容
英検®2級の試験は、リーディング、ライティング、リスニングからなる一次試験とスピーキングの二次試験で構成されます。
一次試験の内容
■リーディング:
最初に短文の語句空所補充が17問、次に長文の語句空所補充と4つの選択肢の中からふさわしい答えを選ぶ問題が続きます。
■ライティング:
ライティングは大問2つで構成されています。英文要約問題では、与えられた問題文を45~55語を目安に要約します。
英作文の問題では指定されたトピックに対して自分の意見(YesかNo)と、その理由2つを80~100語を目安に英語で作文します。
■リスニング:
大問2つで構成されています。放送される会話やパッセージを聞いて、4つの選択肢の中からふさわしい答えを選ぶ形式です。いずれも放送回数は1回のみなので、集中力が必要です。
筆記テストの傾向
リーディングパートとライティングパート(筆記テスト)には傾向があります。
押さえておくことで回答がスムーズになります。
■選ばれるトピック
医療やテクノロジーなど社会性のある話題が出題され、その話題について読む能力と書く能力が求められます。リスニングや二次試験のスピーキングについても同様です。日頃から社会的なトピックに関心を持つようにしましょう。
■短文の空所補充
長文読解と同じだけの配点があります。
全17問のうち、語彙・熟語の問題は4問程度、文法の問題が3問程度の割合で出題されます。
単語の出題傾向は、動詞/名詞の出題が一番多く40%を占め、続いて形容詞/副詞の出題が多いです。
熟語は25~30%程度を占め、句動詞と名詞が多く出題されます。
文法問題については、偏りなく高校で学習する重要構文が出題される印象です。
■長文読解 空所補充
空所の前後の文脈が回答の手掛かりになりますので、よく読みましょう。
■長文読解 内容一致
エッセイが出題されることもありますが、Eメールの文面が出ることもあります。その際はヘッダーにある発信者、宛先、日付、件名などの情報に目を通すようにしましょう。
■ライティング
要約の問題では説明文などを読んでその文章の内容を要約します。1段落ずつを1文ずつに要約できるとよいでしょう。
英作文の意見論述問題では、「スーパーやレストランは廃棄される食べ物を減らすべきかどうか」「もっと多くのマンションがペットを飼うことを許可すべきかどうか」などの社会的トピックが出題されます。
どちらの問題も採点は下記4つの観点で行われます。
・内容…課題で求められている内容が含まれているか
・構成…英文の構成や流れがわかりやすく論理的であるか
・語彙…課題にふさわしい語彙を正しく使えているか
・文法…文構造にバリエーションがあり、それらを正しく使えているか
英作文の問題ではトピックの他に、回答を考える拠り所が3つ示されます。それを参考にしても良いですが、自分の意見がある場合には無理に使う必要はありません。
リスニングテストの傾向
リスニングパートでは、問題の一つ目と二つ目それぞれに傾向があります。
第一部、第二部ともに放送は一度だけです。
質問の間は10秒ほど。その間に回答をする必要があります。
あらかじめ選択肢に目を通して放送内容や状況を推測しておくと良いでしょう。
■第一部
会話文が放送された後、最後に会話文に関しての質問が流れます。その答えを4つの選択肢から選ぶ問題です。
10秒以内に回答しなくては次の質問が始まってしまいます。
会話の二人の関係性(A、B)は友人や会社の同僚がもっとも多く、客と店員や家族、知らない人に道を尋ねる、などの時もあります。電話での会話が出題されたこともありました。
■第二部
短い文とそれに関する質問が流れます。第一部と同じく4つの選択肢から正解を選ぶ形式です。
出題されるテーマは、ある人物のエピソードが最も多く50%以上になります。その他にアナウンスや社会的・科学的トピックなどが読み上げられることもあります。
二次試験の内容
面接委員1人との英語のやり取りを通して、スピーチ、応答の内容、語彙、文法、語法、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度などの観点から発音・会話能力は評価されます。
スピーキングテストの内容
■試験時間
英語での面接(約7分)
■試験内容
自由会話、音読、受験者自身の意見を問う質問
パッセージとイラストがかかれたカードが手渡され、そこにかかれた内容についての質問に答える試験です。
質問にはパターンがあります。過去問や問題をこなして型を身に着け、答えの引き出しをたくさんもっておくことも重要です。
また、英検®WEBサイトで二次試験の流れが確認できますので、試験の様子が知りたい方は下記を参照してください。
参考:日本英語検定協会 英検バーチャル二次試験
英検®2級試験の日程
従来型は年3回。スピーキングも含めてすべての試験内容が一日で完結するS-CBT(受験者一人につき受験回数は年5回まで。従来型の英検®と同じ資格を得ることができます)は毎週土日に実施されます。
英検®2級日程
■従来型
[第1回] 一次試験 5月下旬 二次試験 7月上旬
[第2回] 一次試験 10月上旬 二次試験 11月中旬
[第3回] 一次試験 1月下旬 二次試験 2月下旬
■S-CBT
毎週土日実施
(エリアによっては平日も実施しています)
※開催情報は変更の可能性があります。最新の情報は英検®WEBサイトでご確認ください。
また、団体(英語学校など)が準会場登録している場合には通い慣れたスクールで受験できる場合もあります。
英会話スクールに通っている方はご自身の所属する団体に聞いてみると良いでしょう。
独学で英検®2級に合格するための勉強法
試験の難易度や構成と傾向を確認したところで、パートごとの対策方法を見てみましょう。基礎的な英語力が必要にはなりますが、コツを押さえて対策をすれば独学での一発合格は十分可能です。
ここでは、各パートの対策のポイントとおすすめの参考書や学習法など具体的にご紹介します。
対策1|英検®2級の単語と熟語対策
■単語・熟語学習は最重要
単語・熟語の意味が分からなければ、リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングどのパートの問題を解くこともできません。対象となる5000語のうち合格には8割が必要と言われ、じっくり長期での対策でも短期集中対策でも単語学習に一番多くの時間を割くことになります。
また、専門的なトピックが多く出題されるので、医療やテクノロジーなど、日常では使わない単語を覚える必要があります。
【2級の代表的な単語】
・pollute (汚染する)
・survey (調査)
・variety (多様性)
・institute (研究機関)
・atmosphere (大気)
■効率的な勉強法
〇派生語や類義語など関連語をまとめて覚える
〇文章(例文)で覚える
単語は和訳だけを覚えるよりも、例文を声に出して覚えることを意識すると実際に使えるようになり、英検®でも役に立ちます。単語と意味だけを覚えていても、どう使うのかを例文を通して覚えておくことが大切です。
〇音声アプリを活用
発音を確認でき、リスニング対策にもなります。
■おすすめ参考書
『英検®2級 でる順パス単』 |旺文社
出題頻度の高い順に掲載されているため、効率的な単語学習が可能です。
音声アプリもついているので、リスニングの対策もできます。シャドーイングやディクテーションをしながら聞くのもおススメです。
対策2|英検®2級の長文対策
■効率的な勉強法
〇長文に慣れておく
大問2の空所補充問題、大問3の内容一致問題合わせて4つの長文を読み、問題を解くことになります。時間内に解き終わらないことがないように、読解力だけでなくスピードと集中力も必要です。
長文に特化した問題集をこなして慣れましょう。
〇精読をしない、文意をつかむ
長文は、一語一語の意味を読むのではなくパラグラフごとに意味を掴むことで文章全体の流れがイメージできます。
スラッシュリーディング(意味のカタマリごとにスラッシュで区切って読んでいく方法)が有効です。英文を頭から理解するのでスピードがあがります。
「だれが」「どこで」「何を」のようなキーワード・キーセンテンスを探しながら、文章とパラグラ全体の意味の流れを追うようにしましょう。
英文を要約して読む習慣が身に着けば、英検だけでなく他の資格試験にも使えますし、大学入試や大学入試後のに英文を読むすべての場面で役立ちます。
■おすすめ参考書
『英検2級長文読解問題150』|旺文社
設問が150。長文対策を集中的に行えます。
対策3|英検®2級のライティング対策
ライティングは、課せられた回答形式を守り、スペルミスしないことで高得点が狙えます。
■効率的な勉強法
・日頃から社会的な話題に関心を持つ
英検®2級のライティングの問題は、環境問題や社会問題などの話題が多いため、社会的な話題に日頃から関心を持ち、それに対する様々な意見を知っておくことで説得力のある英文が書けるようになります。
この練習は、ライティングだけでなく同じく社会的な話題について自分の意見を述べるスピーキングでも活かせます。
・定型文はパターンに当てはめて書く
意見論述問題で限られた時間で得点に結びつく文章を書くためには、文の型を決めてしまうことが重要です。
構文:
- 自分の意見を述べる(賛成か反対か、AかBかなど)
- 理由その1
- 理由その2
- 結論
具体例:
I agree that ~. I have two reasons.
(私は二つの理由があるので主題に同意する)
First, ~.
(初めに、~)
Second, ~.
(次に、~)
For these two reasons, I think that ~.
(これら二つの理由により、私は~のように考える)
※注意点:途中で立場の違う意見を混合しない。
例えば、前述のフードロスの話なら、食品廃棄を減らすべき(賛成)だが、実際には期限切れ食品の再利用は食中毒の問題もあって難しいと言われる、など逆の意見を書いてしまうと、英文としては正しくても減点されてしまうこともあります。
■おすすめ参考書
『英検®2級ライティング大特訓』|アスク
得点の取れるライティングの構成やポイントが細かく書かれています。
■添削が高得点への近道
正しい構文でコツを押さえれば得点源となるライティングですが、自分の英文が合格に達するものなのか、予想していない減点はないか、などは自分では判断できません。
確実に上達するためには、自分が書いた文章を英語上級者(学校の先生など)に見てもらい適切に直してもらうことが必要になります。
もし、身近に頼める人がいないのであれば、英語学校を利用するのがおすすめです。
日米英語学院には英検®を熟知しているプロ講師が多数在籍。添削を通して効率よく点数につながる書き方を身に付けることができます。
対策4|英検®2級のリスニング対策
■英語脳を作ろう
リスニングの問題は一度しか放送されません。
聞こえてくる音声からリアルタイムに「どこで」、「誰が」、「何を」話ているのか5W1Hを拾い、イメージをしながら聞く必要があります。
しかし、聞こえてくる英語を日本語に訳していては、英語の音声についていけません。英語のままで理解できるようになる必要があります。
リスニングの勉強法として少々意外かもしれませんが、アウトプットが上達の近道です。
■効率的な勉強法
〇シャドーイング
会話や英語の音声を1−2語(0.5秒程度)後から、シャドー(影)のように後を追いながら、声に出して復唱するトレーニングです。
同時通訳者のトレーニング法としても知られています。
リピーティング、オーバーラッピングと比較すると難易度は高くなります。
〇リピーティング
聞いた英語の音声をもう一度再現する点ではシャドーイングと同じですが、完全に音声が終了した後で復唱するため短い文章で行う点が異なります。
〇オーバーラッピング
音声に重ねて読み上げるトレーニング法です。
3つの方法とも、聞いた音をそのまま再現しようとすることで、細かい発音の違いにも注意するようになり、ネイティブスピーカーの発音を聞き取れるようになります。また、発音を再現することと同時に内容にも注意を払うことで英語を英語のまま意味理解ができるようになりリスニングが上達します。
上の3つはリスニング力を向上させる上で非常に効果的な方法ではありますが、語彙力が乏しい、文法があいまい、という状態で取り組んでも上達せず長続きもしません。
5000単語中少なくとも5割は分かるようになってからスタートしてください。
■おすすめの教材
『速読速聴・英単語Core1900 ver.5』|Z-KAI
中級者向け。
英字新聞やインターネットの英語、英語放送を理解するためのコア・ボキャブラリー約1900語で構成された英文を多数収録。
付属CD、オンラインでの音声ダウンロードなど音声コンテンツも充実しています。
『速読速聴・英単語Daily1500 ver.3』|Z-KAI
1冊目と同じシリーズですが、初心者向けの内容になっています。
トピックは日常や旅行、アートなど教養の話題もあり楽しく学べます。
こちらも付属CD、オンラインでの音声ダウンロードありです。
対策5|英検®2級のスピーキング対策
二次試験のスピーキングでは、面接官とすべて英語でコミュニケーションを行います。面接試験中は録音や写真を撮ることはもちろん、メモを取ることもできません。
■評価のポイント
・応答内容
・発音
・語彙
・文法
・積極的にコミュニケーションを取ろうとする意欲や態度(アティチュード)
英検®2級のスピーキングでは、社会性のある話題についてコミュニケーションをとることができるレベルが求められます。
■意外に難しい「アティチュード」
アティチュードとは「態度・姿勢」などを意味する単語で、この評価項目では「積極的にコミュニケーションを取ろうとする意欲」や「自然な会話のやりとり」がポイントになります。
本番で自身がなく声が小さくなってしまったり、逆に早口で喋ったりすると、文法や内容に誤りがなくても評価されないこともあります。
逆にスピーキングスキルは未熟であっても、勉強した語彙を駆使して自分の意見を伝えようとする姿勢があれば、この評価はプラスになります。
・大きな声でゆっくりと話す
・前を向いて面接官と視線を合わせる
質問がわからなかった場合は、不自然な間があいてなければ2回まで聞き返してもOKです。
■効率的な勉強法
・シャドーイング、リピーティング、オーバーラッピング
リスニング対策として紹介したこれらの勉強法はスピーキング練習としても有効です。
・友達や先生とロールプレイ
スピーキングは、実践での練習でしか上手くなりません。また、どれくらい本番と同じ状況を経験するかで、当日の緊張は変わってきます。
二次試験を受ける友達や英語の先生など頼める相手がいる方はロープレを通して経験を積みましょう。
・発音が正しくできていない
・時制や複数形などをミスしている
といった自分では気づきにくい間違いも指摘してもらえます。
・動画で撮影して見返す
練習できる相手がいない場合や隙間時間に復習をしたい場合にはスマホでの動画撮影を見返す方法がおススメです。
『英検®2級 面接大特訓』|Jリサーチ
模擬テスト12回を収録しているので、面接の流れを体で覚えることができます。
■二次面接対策のみ英語学校を利用するのもおすすめです
スピーキング対策は実践を重ねることが自信につながります。しかし、英語が話せる人と何度も練習できる、という環境はそうないのではないでしょうか。
また、一次試験の対策に手一杯で一次に受かってから慌てて二次面接の対策をする方もいるかもしれません。
そんな方には、オーダーメイドでカリキュラムを作れる日米英語学院がおすすめです。
その人に必要なクラスを組み合わせる個人別カリキュラムを作成するため、例えば、二次試験直前にプライベートレッスンで面接試験を10回だけ、といった細かな要望にもお応えできます。
さらに、レッスンを担当するのは英検®を熟知した資格対策のプロ。
発音や文法の誤りはもちろん、得点につながる理論の組み立ても教えてもらえるので、合格が身近に。
通常25%の合格率が日米英語学院の受講生は約2倍の53%であることがレッスンの質の良さの証明です。
短期間で合格を達成したい方には、苦手パートだけの受講もできる日米英語学院がおすすめです。
対策6|しっかりと問題演習!英検®2級の出題傾向
単語や熟語の対策と分野ごとの対策がある程度できたら、過去問を解いて問題に慣れましょう。時間配分を身体で覚えるために、必ず時間を測って解きます。
また、問題を解きっぱなしではもったいないです。問題をこなした後の答え合わせを行うことで知らなかった単語や文法表現が定着します。
■答え合わせのコツ
・意味が分からなかった単語はすべて書き出す
・間違えた原因を理解できるまで解説を読む
・リスニングの音源は、すべて聞き取れるまで何度も聞く
問題を解く時間の2倍くらいの時間を答え合わせにかけてもよいです。
また、一通り過去問を解き終わったら再度、最初に解いた過去問をしてみてください。もしそこで同じ問題に詰まったり間違えたりしたら、はっきりと意識に残り定着します。これにより本番で似た問題が出た時に対応ができます。
■おすすめの参考書
学習時間別の勉強法
英検®2級の受験に必要な能力には、短期で対策できるものと、そうでないものがあります。
英検®準2級に合格した方や過去に英検®2級を受けたことのある方は、短期でできる対策を知っておくことで試験直前の時間を有効に活用して、さらに合格に近づくことができます。
2~3カ月で対策を行う場合
早めに対策を始めるメリットは、覚えられる単語量が多くなること。単語力が高いほど、読む・聞く正確性がUPし、書きたい・言いたいことを妥協せずに述べることができます。着実にリスニング力やリーディング力を強化することもできます。ただし、英検®2級は高校生だと~100時間程度、社会人だと~150時間程度の学習が必要と言われていますので、3ヶ月あるから余裕という考え方はせず、危機感を持って対策を行う必要があります。
■対策ポイント
・2級の必須単語を覚える
市販の英検®2級単語本を利用して、着実に単語数を増やしましょう。何度も繰り返して覚えることで、着実に身につけること。
・過去問題を利用して苦手分野を見極めた対策をする
まだ単語力が無い間は、準2級の問題を利用した弱点強化
リーディングが苦手な方はスラッシュリーディング、リスニングが苦手な方はリピーティングやオーバーラッピングなども効果的。分からない文法項目があればクリアしておく。
・リーディング・リスニングの形式・解き方を知り、繰り返し過去問題で実践練習を行う
単語力がついてから始めると、難しいと感じにくいです。
・ライティング対策
意見論述問題では回答パターンの通りに書く練習、どんなトピックが来ても意見を出せる練習を行いましょう。
時間を測って書く練習も何度か行いましょう。
1カ月で対策を行う場合
対策期間が1ヶ月の場合、3ヶ月で対策できることの分量を減らすことにはなりますが、それでもバランスよく対策をすることがおすすめです。それぞれの力を強化するのは難しいので、少し高いレベルに感じるかと思いますが、過去問題を中心に問題に慣れることで合格に近づけます。
■対策ポイント
・2級の必須単語を覚える
1ヶ月で全部を覚えることはできなくとも、過去に出題された単語を中心に、確実に覚えられる単語数を決めて、繰り返し学習しましょう。
・ライティング対策
確実にスコアを狙えるセクションです。意見論述問題では回答パターンの通りに書く、どんなトピックが来ても意見を出せる、この二つの力をつけることを意識して過去問や問題集で練習すると良いです。
・リーディングとリスニングの形式・解き方を知る
過去問題を利用します。苦手だと自覚する分野を見つけて強化すると良いです。
1週間で対策を行う場合
対策期間が1週間の場合、時間が限られますので、リスニング力を強化したり、問題に活用する程の文法力をここから身につけることは難しいです。
これまで何度か英検®2級を受けたことがある方や、対策を行ってきた方にとっての残り1週間は、それまでに学習した知識を定着させることが合格へ繋がります。新たなことをインプットせず、これまでの見直しや間違えた問題を再度解くなどに時間を充てることをお勧めします。
直前まで全く対策してこなかった方、まだ学習が不十分と感じている方には、テクニックや最低限の単語に焦点をあてた対策がおすすめです。短期間で伸ばしやすいのはライティングです。特に、元々基礎力がある方は、下記のポイントに気を付けて合格を目指すことができます。
■対策ポイント
・1週間でできるだけ単語を覚える
この場合、広く浅くではなく、過去に出題されている単語の中で、聞いたことのある単語を集中的に覚えます。頻出単語の中から着実に理解できる単語を持っておくことが大切です。要約問題では具体的な単語を抽象的な単語に置き換える「パラフレーズ」が攻略の要点になりますので、語彙力を強化することはとても有効です。
・意見論述問題の回答パターンを覚える
型を使うことと、知っている単語を使って英作文をすることを意識して練習します。
知っている単語を使う理由は、スペルや文法ミスが減るからです。
確実に得点できるようにする練習です。
・過去問題で出題傾向を知る
時間がなくなり解けない問題が出てくるのはとてももったいないことです。
自分の解ける問題は、最大限に活かせるよう時間配分を決めて、問題演習で体感として身に付けておくと良いです。
・リーディングやリスニングは英文に慣れる意図で過去問題を解く
リーディングで長文の英語に慣れる、リスニングで英語の発音に慣れる練習をしましょう。
塾やスクールを活用して英検®2級に挑むメリット
すでに基礎的な英語力のある人が正しく対策や準備をすれば、英検®2級の独学での一発合格は十分に可能です。
ただし、勉強できる時間や期間に限りがある方は、英検®2級対策講座のある英語スクールや塾を活用することで確実かつ効率的にゴールに到達できます。
例えばこんな方におすすめです。
・大学入試の出願に間に合わせたいが、部活も忙しいので勉強できる時間が限られている高校生の方
・春からの就活で履歴書に書きたいので、三ヶ月で合格したい大学生の方
レッスンを組み合わせて受講するタイプのスクールや講師と1対1のプライベートレッスンなら、不得意なパートのレッスンのみ受講できたり、自分のレベルに合わせた授業内容をお願いできます。
余分な勉強までしている余裕がない、そんな方は英検®2級対策講座のあるスクールでの対策がおすすめです。
独学で一度受験してみたが合格せず、次は確実に合格したいからスクールを利用する、という方も多くいらっしゃいます。
■英語は元々苦手、文法があいまいでどこから手を付けてよいかわからない
英語初心者の方や長く英語から離れていた方にも英検®2級対策講座のあるスクールへの通学がお勧めです。現状の英語力から足りないものを分析してゴールまでの計画を立てるのは、専門知識も必要になります。
日米英語学院では、専門のカウンセラーがカウンセリングやレベルチェックを無料で行ってくれます。通学まで考えていなくてもまずは相談してみると、情報が手に入ります。
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40年の実績、日米英語学院
■一人ではモチベーションがもたない
グループで学習することで、お互いが刺激しあいモチベーションが上がります。
一人ではついつい先延ばしになってしまう方は、独学より英検®2級対策講座のあるスクールへの通学がおすすめです。
■日米英語学院に通う 英検®2級合格者の声
高校生 Rさん
2級のための短期集中講座が一番印象に残っています。単語を集中的に詰め込んで、アウトプットを繰り返しました。先生が楽しく授業をしてくれたおかげで、クラスにもたくさんともだちができて、自習でみんなで単語を出しあったり、合格に向けて良い環境で勉強することができました。
高校生 Ayaさん
きっかけは大学受験での資格使用を視野に入れたことで、今まで逃げていた英検®から逃れられなくなったからでした。しかし、スクールで友達ができ、その後も一緒に単語の勉強をしたり励みになりました。
中学生 A.U.さんの保護者様
カウンセリングと体験レッスンの時のスタッフの方の対応が親身で印象が良かったことで入学を決めました。授業では、本人が自分に必要な勉強内容が分かるので、前向きに取り組むようになりました。英検®2級にむけて 成長することが自信に繋がり、意識が変わったと驚いています。目標設定を高めにして、引っ張り上げてくれる先生に感謝しています。
まとめ
英検®2級のレベル、取得のメリット、試験の内容や傾向から各分野の対策をお話しました。
4技能全てを測る試験ということもあり勉強する範囲は膨大ですが、単語を覚えて各分野のコツを抑えて対策をすれば、独学での2級一発合格は十分可能です。
一方でもし、現在の英語力に自信がない、対策できる時間の確保が難しい時は英検2級対策講座のあるスクールを利用することも視野に入れたほうがいいでしょう。
日米英語学院は、各受講生の現在のレベルから目標級・スコア到達までの必要な期間で取得、個人別カリキュラムをお作りして効率的に学習できます。
英検®対策のプロである日本人講師が主にレッスンを担当。一人では対策の難しい二次試験 面接対策のみ外国人講師のプライベートレッスンで実践力を付けることも可能です。レッスン以外にも、コーディネーターとの学習カウンセリングや単語テストや模擬試験などのサポート体制が充実しています。
■日米英語学院受講生の英検®2級合格率は、平均の2倍近く!
受講生の英検®2級の合格率は一般的な平均の約2倍近い45%(2023年第2回)。
日米英語学院の英検®対策講座・コース(塾)には、目標級別の総合演習クラスのほか、リスニングや長文読解、基礎文法クラスなどのスキル別クラスがあり、これらを組み合わせて作成する個人別カリキュラムのおかげで、短期間で目標達成できたという声をいただいています。
受講開始から5ヶ月で英検®3級から2級に合格!
- お名前
- Ryotaさん
- 職業
- 高校生
- 受講クラス
- Speak Out / 資格対策ボキャブラリー
海外進学を決め英語の勉強をスタートされたRyotaさん。海外進学のために英検取得を目標とされ、見事合格されました。
受講開始から4ヶ月で英検®3級から2級に合格!
- お名前
- Kanaさん
- 職業
- 高校生
- 受講クラス
- 英検2級対策クラス、速読速聴クラス、プライベートクラス
「校内での大学指定校推薦を得るために、英検(R)2級が必要でした。2度独学で受験しましたが、何を対策すればよいのか分からず、点数も伸びなかったので英語を習おうと決めました。」と話されています。
現在の英語力はどんなレベルか、いつまでに何級、何点を取得したいか、これまでどんな学習をされてきて、現在学習面でどんな悩みを抱えているか、などそれぞれの状況によって、目標達成へのアプローチ方法は異なります。日米英語学院では、まずは学校説明会(対面・オンライン選択可)にて、カウンセリングやレベルチェックを行い、お一人おひとりにピッタリのカリキュラムでの学習を無料でご案内しています。
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