ある日、外国人が上司になった…英語ができないと出世に響く?

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外資系にかかわらず、社内に外国人がいることも珍しくない世の中になってきました。そんな中、ある日、自分の上司が外国人になることもあるでしょう。

 

自分の上司が外国人の場合、英語ができるのとできないのとでは、上司とのコミュニーションにおいて大きな差が生じることは事実です。「信頼関係、ひいては出世にも影響を及ぼすかも?」といった心配も浮かぶかもしれません。

 

通訳なしで国際会議に参加したり、クライアント相手に流暢な英語でプレゼンテーションをしたりするようなレベルに達するには、本腰を入れて英語を勉強し、また、経験も積む必要がありますが、外国人上司や同僚とコミュニケーションをとるくらいなら、大学まで英語の授業を受けた日本人ならそう難しくないでしょう。

川崎宗則選手に学ぶ外国人上司に対する姿勢

私自身、「良いお手本」だと思うのが、アメリカで野球選手として活躍する川崎宗則選手です。

 

正直なところ、野球の成績はあまりぱっとしませんし、英語もそこまで上手ではありません。それでも、多くのアメリカ人に「アメリカ残留」を望まれた彼の魅力は、もちろん天然の明るさや愛嬌もありますが、英語で一生懸命コミュニケーションを取る姿と、「環境に馴染もう」「チームに溶け込もう」とする前向きな心構えではないでしょうか。

 

外国人が上司になった場合、川崎選手の姿勢から多いに学ぶことができると思います。

お酒の席で愚痴を話すのはタブー。日本人上司と外国人上司の違い

上司も人間なので、コミュニケーションの取りやすい部下、自分を慕ってくる部下が可愛いのは、外国人上司も日本人上司も共通でしょう。

 

ただ、日本人が上司である場合、与えられた仕事をきちんとこなす部下、上司にあまり意見しない従順なタイプの部下の方が高い評価を受ける傾向にありますが、外国人上司は、得意でない英語でも一生懸命にコミュニケーションを取ろうとする川崎選手のような前向きな部下や、たどたどしくても自分の意見をきちんと伝える部下の方に好印象を抱くようです。

 

しかし、注意点もあります。

 

それは、お酒の席。

 

日本人の上司だと、会社の愚痴など、普段は言えないことも多少は無礼講で許されます。けれども、外国人上司は「仕事が終われば、楽しく飲んで食べよう!」という気持ちに完全に切り替わるため、お酒が入った勢いで愚痴や不満を延々と話すのはタブー。そういう話がしたい場合は、就業時間内にきちんと話すか、あるいはメールで理路整然と伝えましょう。また、酔った勢いでの無礼講にも、日本人上司ほど寛大ではありません。

一生懸命にコミュニケーションを取ろうとする姿勢が評価される

 

このように、外国人の上司が突然やってきたからといって必要以上に不安に思うことはありません。一生懸命にコミュニケーションを取ろうとすれば、その姿勢は外国人上司に高く評価してもらえるはずです。

 

とはいえ、積極的に英語で話すのを躊躇う人も少なくないでしょう。普段から英会話学校などで外国人との会話に慣れていると、いざというときに意外と役に立ちます。コミュニケーションのトレーニングとして英会話学校に通うのも、また楽しいのではないでしょうか。

 

筆者:岡本きよみ/PRディレクター
株式会社Harris PR & Consulting Office代表取締役。PRディレクターとして主にライフスタイルブランドの広報活動に関わる。米国の高校を卒業後、日本の大学に進学。専攻は英米語、言語学。JTB、日航のアウトバウンド・インバウンド業務に従事した後、出産を機に、P&Gファーイーストインク(当時)に転職。広報渉外部および研究開発部に10年間勤務の後、家族とともにニュージーランドに滞在。帰国後、外資系ホテルの広報、外資系PR会社のヴァイスプレジデントなどを経て、現職。

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