海外で職探し!希望の仕事を見つけて現地で働くには?

Summary あらすじ

多民族・多文化の中でダイナミックな職業経験ができる海外就職。就労ビザの条件をクリアして希望の仕事を見つけるには、経験はもちろんのこと積極的なアプローチも必要です。仕事の実力と語学力を磨いて海外でキャリアを積むためのステップや仕事の見つけ方をご紹介します。

「国際的な環境で自分の力を試したい」

そう思っても何から始めたら良いのかわからない人も多いはず。今回は仕事探しと就労ビザの両方をクリアして海外就職を実現するためのヒントをご案内。情報力と実力、PR力を駆使して海外で自分にぴったりの仕事を見つけましょう。

海外で働くと国際性と日本人のアイデンティティが同時に花開く

 

海外で働くことの最大のメリットは、さまざまな人種や文化が交差する多様な環境で仕事ができること。日本にも国際的な環境はありますが、アメリカやイギリス、オーストラリアのように歴史的に多くの移民を受け入れてきた国では一般の職場や生活にまで多様性・多文化がしみ込んでいます。オーストラリアでは、国民の約28%が海外生まれだそうです。また、アメリカの移民割合は全国民の1415%ですが、移民数は約4,662万人と世界一。

 

多彩な人種があふれる国で働くと、同僚の仕事の考え方やビジネス習慣も国柄やルーツによって少しずつ異なります。日本の職場と勝手が違い驚くことも少なくありませんが、多国籍の国で働くためには多様性を受け入れる寛容さが大切です。隣の席のインド人と仕事方法が違っても、同じチームのイタリア人と仕事時間の感覚が違っても、自分のやり方を相手に無理強いするのは禁物。互いの考え方を尊重しながら切磋琢磨して、より良い仕事を作り上げることがダイバーシティの醍醐味です。

 

また、海外で働くことで自分の日本人的な側面や日本の素晴らしさに気づく人も多いようです。自分自身を再確認できるのは多様性の中に身を置いたからこそ。自らを見つめ直せるのも海外就職の魅力といえるでしょう。

海外で働くにはビザが必須!就労可能なビザを知ろう!

 

日本と海外の仕事探しの決定的な違いは、海外では自分自身が「外国人労働者」の立場になるということ。外国で働くためには仕事を見つけるだけでなく、就労が認められたビザを取得しなくてはなりません。ビザと仕事がセットになって初めて海外で働くことができるのです。

 

例えば、筆者が15年間暮らしたオーストラリアには就労可能なビザが多数あります。大別すると働く期間や時間などが制限されている短期就労のためのビザと比較的制限の緩やかな長期就労のためのビザに分かれます。パートタイムの仕事であれば「学生ビザ」や「ワーキングホリデービザ」でも可能ですが、フルタイムで長期的に働くには「ビジネスビザ」や「永住ビザ」などが必要です。また、アメリカでは「学生ビザ」での就労は基本的に禁止されているなどビザの種類や条件は一様ではなく、移民法も頻繁に改正されます。まずは自分が働きたい国の大使館のホームページなどをチェックしてビザの種類や条件を確認しましょう。

 

もし不法就労が露呈すれば本国へ強制送還されてその後の入国審査も厳しくなるなど、良いことは一つもありません。外国で働く者のルールとして、その国が定めた法律に従って正々堂々と働きましょう。

どうやって探す?海外での希望の仕事の見つけ方

 

「学生ビザ」や「ワーキングホリデービザ」でパートタイムの仕事を探す際に人気なのは、海外にある留学生向け情報センターや日系新聞の求人欄、留学生向けの情報サイトなどで求人情報を入手する方法です。仕事の内容や保有しているビザの条件を確認し、気になる求人にどんどん応募していきましょう。

 

個人の職種や経験によってステップは異なりますが、本格的に海外就職をしたい場合は就職先の企業に「ビジネスビザ」のスポンサーになってもらうのが一般的です。雇い主の企業に「ビジネスビザ」を申請してもらい、移民局の認可が下りれば晴れて仕事とビザが手に入ります。

 

フルタイムの就職先を見つける際は、人材紹介会社やインターネットの求人サイトをうまく活用すると良いでしょう。また、面接の際には謙遜は禁物です。たとえわずかな経験でも自分のキャリアに付け加えてアピールするほうが印象に残ります。嘘の経歴はいけませんが、どんな経験でも自分の武器にする意気込みで臨みましょう。

諦めずに経験を積み重ねてキャリアもビザもステップアップ!

 

企業にビザのスポンサーになってもらうには、企業の求める実力と人格を備えていなくてはなりません。職業経験が不足していると「ビジネスビザ」をサポートしてもらうのは至難の業ですが、「学生ビザ」などでアルバイトをしているうちに実力が認められて本格的な就職につながることもあります。

 

ちなみに私はオーストラリアで「学生ビザ」でアルバイトをした後に、同分野の企業で「ビジネスビザ」を取得しました。その後、職業経験や英語力を磨いて「永住ビザ」を取得したステップアップ型です。難しそうだからと諦めずに自分のキャリアとビザをステップアップしていけば、より自由に海外で働くことができるようになりますよ。

 

筆者:林カオリ/ライター・エディター

関西を拠点に活躍するライター・エディター(クリエイティブオフィスCOUJIN代表)。知的財産管理技能士。日本にてコピーライター、編集者、ライターを経験した後、15年間オーストラリアに在住。シドニーでは日豪両国の各種媒体に執筆を行う傍ら、2児の海外出産と子育てを経験する。海外の実体験に基づくライフスタイル、旅行、教育、留学関連記事が得意。

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