海外のイベントをのぞき見!NYタイムズスクエア「カウントダウン」

2017.12.05英会話
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Summary あらすじ

アメリカ・ニューヨーク、タイムズスクエアで年越しに開催される「カウントダウン」は世界中から100万人以上が集まる大人気イベント。ニューイヤーを迎える瞬間には1トン分の紙吹雪が吹き出します。世界中の陽気な人たちと新しい年をお祝いしませんか?

「海外のイベントをのぞき見!」と題して、世界各国のイベント・お祭りをご紹介する本企画。今回は、アメリカ・ニューヨーク、タイムズスクエアで年越しに開催される「カウントダウン」をご紹介します。

 

ニューヨークの中心地、タイムズスクエアでの年越しのカウントダウンは、世界中から100万人以上が集まる大人気イベントです。

ボールドロップを見たいなら、遅くても13時から完全防備で待機!

ボールドロップを見たいなら、遅くても13時から完全防備で待機!

このカウントダウンは1904年に始まり、100年以上も続いています。ちなみに、同年にアメリカの新聞社「ニューヨークタイムズ」がこの場所に本社を移したことで「タイムズスクエア」と呼ばれるようになりました。

 

歴史あるカウントダウンイベントの人気は凄まじく、0時ちょうどのカウントダウンをタイムズクスエアで体験しようと思うと、当日の午前中か遅くても13時頃には待機しなければなりません。カウントダウンの目玉である「ボールドロップ」を見たいなら、その時間にはタイムズスクエアに行っておきましょう。

 

12月31日の午前中から周囲にバリケートが設置され、ブロック分けされた複数のエリアがすべていっぱいになれば、入場は締め切り。タイムズスクエアの中に入ることができなくなります。

 

私が初めて大晦日にニューヨークに行ったときは、カウントダウンまで待つのを諦めてしまいました。夜中まで立ったまま、お手洗いにもなかなか行けず、気温はマイナスに近い……とてもがんばれる勇気がありませんでした。

 

元気いっぱいの参加者たちは、もちろん完全防寒!ダウンジャケットやムートンのブーツ、帽子、マフラー、手袋など。中には、大人用のオムツや携帯用のトイレを持参する強者(笑)もいるようです。

ニューイヤーを迎える瞬間には1トン分の紙吹雪!46丁目あたりがベスト!

ニューイヤーを迎える瞬間には1トン分の紙吹雪!46丁目あたりがベスト!

カウントダウンのイベント会場には、東側のブロックは6番街、西側のブロックは8番街から入場します。ニューヨークタイムズ社の本社がある「One Times Square」は43丁目にあり、ここで目玉のボールドロップが行われます。

 

46丁目あたりにはライブステージもあり、午後3時頃からたくさんのイベントが行われますので、そのあたりにいるのがベストではないでしょうか。昨年は、マライア・キャリーがライブを盛り上げました。

 

また、タイムズスクエアのカウントダウンを彷彿させる風船や派手な帽子は、スポンサー企業から入場者に無料で配布されます。手に入れたい場合は、なるべく会場の中央近くまでがんばって行きましょう!

 

そして、メインのボールドロップ。60秒前の11時59分になると、ニューヨークタイムズ社の本社ビルの屋上から巨大なクリスタルボールが降りてきて、スクリーンにはカウントダウンの数字が。ニューイヤーを迎える瞬間には紙吹雪が吹き出し、花火が打ち上げられます。この紙吹雪、なんと重量1トン分もあるそうです。

世界中の陽気な人たちと新しい年を祝えば一生の思い出に

世界中の陽気な人たちと新しい年を祝えば一生の思い出に

なお、日本では公共の場でビールなどを飲んでも問題ありませんが、ニューヨーク市は野外での飲酒は法律で禁止されています。間違ってもお酒を持ち込んだりしないようにしてください。バリケードに入る前に簡単な荷物検査もあるので(そもそもバックパックなどの大きな荷物は持ち込めません)、お酒だけでなく、危険なものはそこで没収されます。なるべく荷物は持たないで出かけましょう。地下鉄か徒歩で帰れる場所に宿泊施設をとっておくことも忘れずに。

 

このように体力勝負のタイムズスクエアのカウントダウンでは「年が明けると同時に最愛の人とキスをすると良い年になる」といわれています。ノリで知らない人とキスをする人もたくさんいるようですが(笑)、世界中の陽気な人たちと新しい年を祝うのは一生の思い出になることでしょう。

 

 

筆者:岡本きよみ/PRディレクター

株式会社Harris PR & Consulting Office代表取締役。PRディレクターとして主に食、旅、美容、ウェルネス、カルチャーなどの広報活動に関わる。米国の高校を卒業後、日本の大学に進学。専攻は英米語、言語学。JTB、日航のアウトバウンド・インバウンド業務に従事した後、出産を機に、P&Gファーイーストインク(当時)に転職。広報渉外部および研究開発部に10年間勤務の後、家族とともにニュージーランドに滞在。帰国後、外資系ホテルの広報、外資系PR会社のヴァイスプレジデント、アメリカ政府観光機関のPRディレクタ―などを経て、現職。

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