【改訂版対応】TOEFL®テストのリスニング対策!おすすめの勉強法やコツ、教材まで紹介
TOEFL®テストのリスニングってどんな試験なの?どう対策したら良い?と疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。本コラムではこのような疑問の声を解消すべく、TOEFL®テストリスニングの試験概要、対策方法、正しいメモの取り方、おすすめの勉強法と教材まで詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
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目次
TOEFL®テストリスニングの概要
■試験全体の概要
TOEFL iBTのリスニングセクションは、⼤学やキャンパスで⾏われる⽇常会話や授業内容を聞いて、内容を理解する⼒が問われます。問題内では北⽶、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなど、様々な英語圏のアクセントで話されます。出題は前半と後半に分かれます。前半のモジュール1で4種類のタスク(種類)が出題され、その正答率に応じて後半のモジュール2のレベルが変更される「アダプティブ⽅式」が採⽤されています。
また、ダミー問題が出されるようになりました。ダミー問題は採点されない問題です。出題者にはどの問題がダミー問題であるのかは分からない形で出題されます。そのため解く⼈により解答しなければならない問題数が変わります。
試験時間は最⼤で29分、問題数はダミー問題を含めて47問出題されます。モジュール1で20問、モジュール2で15問が出題されます。ダミー問題はモジュール1と2合わせて最⼤12問が出題されます。
■タスクごとの概要
▼1. Listen and Choose a Response
「⾳声を聞いて応答を選ぶ」タスクです。短い質問や発⾔を聞き、それに対して適切な応答を理解して選択します。このタスクでは次のような
⼒が測られます。
- 語彙や決まり⽂句を理解する⼒
- 基礎⽂法・疑問⽂の仕組みを理解する⼒
- 場⾯に合った適切な返答をする⼒
- ⾳の違いや抑揚から意味を読み取る⼒
- 話し⼿の意図や背景を推測する⼒
⾳声は⼀度のみ放送されます。メモを取ることが可能です。⾳声が流れている間も選択肢は画⾯上に表⽰されています。
▼2. Listen to a Conversation
「会話を聞く」タスクです。2⼈の話し⼿の会話を聞き、聞き終えた後で質問⽂と選択肢が表⽰されます。このタスクでは次のような⼒が測られます。
- 会話の趣旨や基本的な状況を把握する⼒
- 会話に含まれる重要な詳細を理解する⼒
- 話者が使う様々な⽂法構造を理解する⼒
- イディオム(慣⽤句)や⼝語表現を含む幅広い語彙を理解する⼒
- 明確には述べられていない情報から意味を推測する⼒
- 発⾔の⽬的を⾒抜く⼒ 今後の⾏動を予測する⼒
- 会話で⼈が⼊れ替わっても流れをつかむ⼒
会話1つを聞いた後、2問出題されます。話し⼿同⼠は同じ英語圏のアクセントとは限りません。内容は⾷事、社交、教育、娯楽、サービス、健康、趣味、家庭、買い物などの話題から出題されます。
▼3. Listen to an Announcement
「アナウンスを聞く」タスクです。アカデミックな状況において、対⾯または放送などで聞くメッセージを聞きます。このタスクでは次のような⼒が測られます。
- 短いメッセージの趣旨や基本的な⽂脈を把握する⼒
- 重要な情報を理解する⼒
- 幅広い⽂法構造を理解する⼒
- 慣⽤表現や⼝語表現を含む語彙を理解する⼒
- 明⽰されていない情報から意味を推測する⼒
- 話者の発⾔から将来の⾏動を予測する⼒
- メッセージの⽬的を認識する⼒
40〜85語のアナウンスを聞き、その内容に関する問題に答えます。アナウンスを聞いている間メモを取ることができます。内容はスケジュール、案内、規則や規定、学⽣の成果に関する情報などが流れます。
▼4. Listen to an Academic Talk
「アカデミックな講義を聞く」タスクです。このタスクでは次のような⼒が測られます。
- アカデミックな講義の趣旨と補⾜的なアイデアを理解する⼒
- ⽂法構造を理解する⼒
- 内容に基づいて推論する⼒
- 講義の構成的特徴を認識する⼒
- あまり⼀般的ではない語句や⼝語的・慣⽤的な表現を理解する⼒
講義は100〜250語程度で話されます。⾳声が⼀度流れた後、内容に関する4つの質問に答えます。講義のトピックは歴史、美術、⾳楽、ビジネス、経済学、⽣命科学、物理科学、社会科学などの分野から選ばれます。
アダプティブ方式とは?
前述のとおり、まずモジュール1では上の1~4までのタスクを解きます。全部で20問出題されます。その後モジュール1の正答率に応じて、難しめの問題文「Upper」と易しめの問題群「Lower」に分かれてモジュール2を解きます。それぞれの問題では出題されるタスクが異なります。
| Upper | Lower |
|---|---|
| Listen and Choose a Response | Listen and Choose a Response |
| Listen to a Conversation | Listen to a Conversation |
| Listen to an Academic Talk | Listen to an Announcement |
アナウンス問題が出されたら易しめ、アカデミック講義を聞く問題が出されたら難しめのモジュールに来た、と判断することができます。そのため、⾼いスコアを出したいと考えている場合は、モジュール2でUpper問題群に到達しておく必要があります。
現在までに「何問正解したらUpperに進めるのか」などは残念ながら分かっていません。
なぜTOEFL®リスニングテストは難しすぎると感じるのか
英検®やTOEIC®テストと比較して、TOEFL®テストのリスニングは難しいと言われる方が多いです。その理由としては、次が挙げられています。
・TOEFL®は大学での講義を意識した専門的な内容が多い
・パソコンでの受験なので設問を先に見ることができない
・一つのリスニング問題が長い
何が問われるか分からないまま、長めの専門的な内容の英語を聞き取る必要があるため、難しすぎると感じる方が多いようです。ぜひ、事前にしっかりと対策して試験に臨みましょう。
TOEFL®テストリスニング対策法・点数を上げるコツ
■話を最後まで油断せずに聞く
先に改訂版を受験したスクールスタッフ(体験記はこちら)によると、「What will the speaker probably do next?」というような、TOEICのような設問が出た、ということでした。このような設問では、話を最後までしっかり聞いておかないと答えることができません。特に、「Listen to a Conversation」タスクや「Listen to an Announcement」タスクで出題される、とのことでした。集中力を保ち続け、最初から最後までしっかりと聞くように心がけましょう。
■メモするときのコツを知る
次の設問を先読みすることはできませんので、従来までと同じようにメモを活用することが正解へつながることとなります。テストセンターには紙と鉛筆が置かれており、メモに使うことができます。足りなくなったら追加をもらうこともできます。メモを取るコツを3つご紹介します。
▼一言一句メモを取らない
一言一句メモを取ることは不可能ですし、メモに気を取られて大意がつかめないと意味がありませんので、聞き取りをしながら重要な部分のみを書き取るようにします。
講義の⽂章構成を理解しておくと、どの部分が重要か分かってきます。「Listen to an Academic Talk」タスクで出題される講義の構成は⼤体「導⼊→本題→結論」となっています。⼀番キーになるのは導⼊部分です。メインとなるテーマが説明されますので、注意して聞き取り、意味は理解した上で、テーマや覚えられなさそうな固有名詞や数字を中⼼にメモを取るようにしましょう。結論部分も同様です。本題は、各パラグラフの1⽂⽬がそのパラグラフのキーセンテンス(⼤事な⽂)ですので、重要ポイントとなります。内容が次に移る際に使われる語彙やフレーズを覚えて、そのあとの部分に注⼒すると良いでしょう。
▼要点と具体例を分けて書く
設問は、話のメイン要素を理解しているのかを問うものが多いです。自分がメモした内容の中で、どれがメインポイントなのか、どれが具体例なのか、設問を解く場面で分かりやすいようにメモを取りましょう。とはいえ、自分が読めれば良いです。丁寧に書く必要はありません。メモを取って設問を解く練習もしておきましょう。
▼知らない単語はカタカナでOK
専門性の高い講義が出題されることもありますので、聞いたことのない単語が出てくることもあるでしょう。難しい専門用語は、あとでその単語の説明が入ります。単語が分からなくても聞こえた通りカタカナでメモを取っておくと良いです。その単語が設問でポイントになることが多いですが、スペルを考えこんでしまい、メモが取れないと正解率を落としてしまうので要注意です。
■出題されやすいポイントを押さえておく
TOEFL iBTリスニング問題で出題されやすいポイントは以下の通りです。
・講義の要旨:教授は何について話しているか
・話者の意図:なぜこのような発言をしたのか、教授の態度はどのようなものか
・会話や講義からの推測:次に何が話されると思うか
・講義の詳しい内容:○○について何と説明しているか
主題や大意が問われることが多いですので、要点を理解しながら聞きとれるようにしましょう。
TOEFL®テストリスニングのおすすめ勉強法
■シャドーイングを行う
リスニング力を伸ばすには、英語学習の筋トレともいえるシャドーイング練習がベストです。シャドーイングとは、きこえた英語を自分で発音するトレーニングです。スクリプトを見ずに、聞こえた音の2~3語遅れて復唱していきます。英語を英語のまま、理解する力が伸びるので、英語を処理する速度が上がり、リスニング問題だけでなく、読解問題の正確性UPにも効果があります。しっかり音が聞き取れていないと、詰まってしまいますので、実は聞こえていない部分やあやふやな部分が分かり、苦手箇所が浮き出てきます。何度も繰り返しトレーニングして、弱点を克服しましょう。シャドーイングが難しい方は、スクリプトを見ながらの音読練習から始めることをおすすめします。
■ディクテーションを行う
ディクテーションとは、聞こえた内容をそのまま紙に書き取っていくことです。聞こえた英語と実際に話していた英語の違いを見比べて、自分が聞き取れていない単語を把握することで、曖昧な部分をつぶしていくことができます。
ディクテーションが大切な背景は、英語にはスペル通りに発音されないことがあるからです。例えば「I want to」を「I wanna」(アイワナ)と発音する例があります。ただ、英語を聞いているだけでは、この英語特有の音に慣れることができません。ディクテーションを通して特徴的な発音を覚えましょう。
■過去問音声を何度も解いてパターンに慣れる
TOEFL iBTのリスニングは、一度しか音声を聞けず、設問も聞き取り後でしか確認できません。ただし、出題傾向は毎回ほとんど変わりません。何度も過去問を解いて、TOEFL iBTリスニングの出題パターンに慣れましょう。
出題されやすいポイントは以下の通りです。
・講義の主題/教授の主張
・会話の目的
・特定の話題を持ち出してきた意図
・特定のトピックに対する話者の態度
・会話や講義の内容から推測できること
(「話者は次に何をすると考えられるか」など)
・講義や会話の詳しい内容
ポイントを押さえて聞けると、聞き逃しがありません。
TOEFLリスニングの点数が伸びない人におすすめの勉強法
TOEFLに挑戦しているが、思うように点数が伸びない方も多くいらっしゃるかと思います。そんな方に優先的に実施してほしい、おすすめ勉強法を紹介します。
■語彙力を上げる
リスニングの点数が伸びない根本的な原因として、語彙力が足りず英単語が理解できていない可能性があります。
単語量が増えると、聞こえてくる内容を理解するのが楽になってきます。TOEFL頻出単語を集めた市販の単語帳を使うと、効率的に学習できます。必ず、音声もついている教材を利用し、単語の発音も一緒に覚えるようにしましょう。
基本単語が身に付いた方は、頻出の専門用語もぜひ覚えておきましょう。すぐに何のテーマの講義なのか分かり、内容が頭に入ってきやすくなります。専門用語の解説部分のリスニングに集中力を使わなくてよくなります。
単語の覚え方については、こちらの記事も参考にしてみてください。
■文法力
リスニングでも、文法力は大切です。文法が理解できていると、会話の流れから次に話す単語が予測できたり、単語を聞き間違えても文法的に間違っているからと聞き間違えに気が付くことができ、頭の中で修正しながら内容を把握していくことができます。基礎的な英文法から再度学習してみましょう。
TOEFL®テストリスニング対策におすすめの教材
■TOEFLⓇテスト リスニング問題190|旺文社
TOEFLリスニングの対策をはじめるときは、まずこの教材がおすすめです。4章構成で、TOEFLリスニングの基礎から実践問題まで揃っています。初心者の方は1章、2章で問題概要や基礎学習が行えます。3章、4章では実戦形式で練習できます。もちろん、音声もスクリプトもついていますので、音読練習やシャドーイングトレーニングでリスニング力を上げていきましょう。
■BestMyTest|Zebra Education Inc.
TOEFLリスニングを学習するためのオンライン教材も数多く出回っています。その中でもおすすめはこちらのサイトです。練習問題や模擬テストが用意されており、パソコンで(本番に近いイメージで)練習できます。
他のセクション(リーディング、ライティング、スピーキング)の教材も揃っています。
まとめ
TOEFLリスニングの概要や対策方法について、分かっていただけたでしょうか。リスニング対策を行い、リスニング力を上げることで、ライティングやスピーキングセクションのスコアアップにもつながりますので、TOEFL対策を進めるにあたっては、まず取り組んでおきたいセクションです。自分のアウトプットや学習方法が合っているか確認したい方や、効率的に学習を進めたい、という方は、TOEFL専門スクールに通うこともおすすめです。専門のスクールでは、自分のレベルにあったきめ細かな指導を受けられますし、伸び悩んでいるときに相談でき、アドバイスを受けることができます。また、同じ目標に向かって勉強する仲間と出会え、目標達成に向けた勉強を続けるモチベーションになりますし、レッスンを組み合わせて受講するタイプのスクールや講師と1対1のプライベートレッスンなら、不得意なパートのレッスンのみ受講できたり、自分のレベルに合わせた授業内容をお願いできます。
英語は元々苦手、文法があいまいでどこから手を付けてよいかわからない方や、余分な勉強までしている余裕がない、そんな方はスクールでの対策がおすすめです。
独学で一度受験してみたが上達せず、次は確実にスコアアップしたいからスクールを利用する、という方も多くいらっしゃいます。
日米英語学院では、専門のカウンセラーがカウンセリングやレベルチェックを無料で行ってくれます。通学まで考えていなくてもまずは相談してみると、情報が手に入ります。
■TOEFL®テスト対策は日米英語学院へ
日米英語学院では、各受講生の現在のレベルから目標スコアを必要な期間で取得するため、個人別カリキュラムをお作りして効率的に学習いただいています。TOEFL®テスト対策のプロである日本人講師、外国人講師がレッスンを担当。レッスン以外にも、コーディネーターとの学習カウンセリングや単語テストや模擬試験などのサポート体制が充実しています。短期間で10点以上スコアが上がった受講生が全体の7割(2018年7月~2019年7月)!日米英語学院のTOEFL®テスト対策コースには、目標スコア別の総合演習クラスのほか、苦手パートだけを対策するクラスなどのスキル別クラスがあり、必要なクラスを組み合わせて作成する個人別カリキュラムのおかげで短期間で目標達成できたという声をいただいています。
現在の英語力はどんなレベルか、いつまでに取得したいか、これまでどんな学習をされてきて、現在学習面でどんな悩みを抱えているか、などそれぞれの状況によって、目標達成へのアプローチ方法は異なります。日米英語学院では、まずは学校説明会(対面・オンライン選択可)にて、カウンセリングやレベルチェックを行い、お一人おひとりにピッタリのカリキュラムでの学習をご案内しています。レッスンは、通学/オンライン、グループ/マンツーマン、日本人講師/外国人講師から最適なチョイスで受講いただけます。TOEFLスコアアップを実現したい方は、ぜひ一度、学校説明会にてご相談ください。
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