アメリカに住んで分かった!毎日の買い物で使う頻出の英会話

海外ではキャッシュレス化が進み、支払いはスムーズになっていますが、店員さんから思わぬ質問を受けることが多々あります。また、日本とは違う習慣に戸惑ってしまうことも。分からないフレーズに出会ったときは、知ったかぶりせずに「どういう意味ですか?」と聞き返すことが大切。その心構えが語学上達につながります。
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Introduction
ここ10年、スマホの普及とキャッシュレス化は、人々の生活を大きく変えました。海外で買い物する際、小銭でまごつくことも伝えたい単語をジェスチャーで説明することも、もはや過去のものになりつつあります。
とはいえ、実際に海外で暮らしてみると戸惑うことはまだまだ少なくありません。今回は、筆者がアメリカで暮らし始めてから必要性を実感した英会話をご紹介します。
キャッシュレスでも店員さんから質問されることも!

レジでの支払いはキャッシュレスでスムーズになりましたが、たまに質問を受けることがあります。
【メンバーズカードの確認】
・Staff:(以下S) Do you have ●●?
(●●を持っていますか?)
・Customer:(以下C) Is it your membership card? I don’t have it yet. How can I register for it?
(それはメンバーズカードですか?まだ持っていません、どうやったら登録できますか?)
・S) Here is the membership card and you can activate it on-line.
(こちらがカードです、インターネットで登録できますよ)
日本でも「ポイントカードをお持ちですか?」と聞かれますが、それはアメリカでも同じです。以前、大手ドラッグストアの「CVS」で “Extracare?” とだけ聞かれたとき、最初はそれがCVSのメンバーズカードの名前だと分からず、返答に困りました。また、「電話番号は登録している?」と聞かれることもあります。
【ビニール袋?紙袋?エコバック?】
・S)Plastic or paper?
(ビニール袋と紙袋、どちらに入れますか?)
・C)No, thank you. I have my own bag.
(いいえ、エコバックを持っています)
・S)Thank you for recycling. Do you want to put the meat in a separate bag?
(リサイクルありがとう。肉は別の袋に入れましょうか?)
・C)No, you can put all in the same bag.
(同じ袋で大丈夫です)
持ち帰りの袋をビニールにするか紙にするかという質問もよく聞かれます。肉や魚はもちろん、人によってはポテトチップスまで別袋に入れてくれることがあるので、エコバッグを忘れると帰りは買い物袋だらけになります。
【お酒を買うときはID提示が必須】
・S)Can I see your ID?
([お酒を見て]IDを見せていただけますか?)
・C)We don’t have it now. We are already over 40.
(今、持っていません。私たちはすでに40歳を超えています)
・S)That’s not the point. If not, I will be fired.
(そこは問題ではありません。確認しないで売ってしまうと、私がクビになるのです)
これは知人夫婦が実際に店員と交わした会話です。お店でお酒を飲む場合や、お酒を買うとき、年齢を確認できるIDを求められることがあります。ただ、何も言われないこともあったり生年月日を答えればOKだったり、州や店、もしくは店員によって対応が変わるのが実情です。
ギフトレシートって?日本とは違う習慣に驚き!

ところ変われば習慣も変わります。次は、筆者が目撃して驚いた買い物中の光景です。
【「ギフトレシート」のお願い】
・C)Could you giftwrap it?
(ギフト包装をお願いします)
・S)OK, and do you need a gift receipt?
(かしこまりました、ギフトレシートは必要ですか?)
・C)Yes, please.
(はい、お願いします)
アメリカでは、一定期間内であればほとんどの商品を返品交換できます。プレゼントでさえ、もらった人が返品交換できるように値段が入ってないレシート「ギフトレシート」を渡すことができるのです。とても合理的ですね。
【精算前の商品を開封する】
・C)Excuse me, please charge this yogurt, too.
([空箱を渡しながら]すみません、このヨーグルトも精算してください)
・S)No problem.
(かしこまりました)
子どもがぐずり始めたとき、知人はスーパーで売られている商品を開けて、食べさせ始めたのです。その後レジで精算するとはいえ、最初はびっくりしました!(店や地域、人の価値観によっても賛否があるようです)
【複数のクレジットカードでの支払い】
・C)It was delicious. Check please.
([レストランでの食事後]おいしかったです。お勘定をお願いします)
・S)Will you split into three?
(テーブルの合計金額を3等分にしますか?)
・C)No, we would like three separate checks.
(いいえ、3枚、別々のレシートをください)
大勢でレストランに行って取り分けをした場合、その場にいる全員のクレジットカードを出して合計金額を割り勘する“split”という支払い方はアメリカでは一般的な方法。もし別会計をしたい場合は、レシートが来る前にその旨を伝えておくと良いでしょう。
分からないときは聞き返す!知ったかぶりは語学上達の大敵!

その他にも、スーパーのレジで貧困家庭への寄付をお願いされたり、売上に貢献した店員を確認するために「(その商品を選ぶ際)誰かあなたを手伝いましたか?」と尋ねられたりと、思わぬ質問に戸惑うことも。
わからないことはスルーしてしまいがちですが、知ったかぶりは語学上達の大敵です。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」の気持ちで、“What does it mean?”(どういう意味ですか?)とすぐに聞き返す習慣を持つようにしましょう。
筆者:洲巻三恵子/ライター
大手家電メーカーにて秘書業務を5年間経験した後、スペインで1年間のインターンシッププログラムに参加。帰国後、リクルートが発行する情報誌の編集業務に4年間、ベンチャー企業の立ち上げに1年間携わり、家族の仕事の都合でドイツへ移住。5年半の滞在中、2回の海外出産を経験し、現在は4児の母。趣味は旅行で、南米やアフリカも含め、訪れた国は約30か国に上る。2019年8月よりシカゴ在住。
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