テーマはプチハワイ!ポーセラーツ教室の先生にハワイの魅力を聞いてみた。

2018.07.17旅行・留学
テーマはプチハワイ!ポーセラーツ教室の先生にハワイの魅力を聞いてみた。
Summary あらすじ

子育てがひと段落し、自身の夢を叶えた田中一美さん。「プチハワイ」をテーマにポーセラーツの教室&サロンを始めました。ハワイといえば「お金持ちのリゾート」という印象を持っていたそうですが、息子さんとホノルルマラソンを走ったことでイメージが大きく変わったといいます。そんな田中さんが伝えたいハワイの魅力とは?

 

常夏のリゾート地として人気の高いハワイ。20176月にエアアジア、同年12月にスクートと、関西空港~ホノルル間のLCC(格安航空会社)の運行が始まり、ますます注目されています。

 

今回は、ハワイ好きが高じてポーセラーツ教室&サロン「Alohas Beach(アロハス・ビーチ)」をオープンさせた田中一美さんに、ハワイの魅力や英会話のコツを聞いてみました。

 

Profile

田中一美さん

大手百貨店の広告制作、OL向けフリーペーパーの編集者を経て、出産を機にフリーライターに。20代の頃に約1年かけてタイ、インド、ネパール、インドネシアをバックパッカーで巡るほど旅と海が好きで、ハワイにもたびたび訪れる。2008年、中学2年生の息子とホノルルマラソンを走ったことをきっかけにハワイの素晴らしさを再認識。ハワイで出会った人々、美しい風景、現地で感じたインスピレーションを白磁器やグラスの世界に表現したいとポーセラーツの資格を取得。20186月、大阪府和泉市にポーセラーツの教室&サロン「Alohas Beach」をオープン。

ポーセラーツで「ハワイらしさ」を表現!

田中一美さん

 

―― まずは「ポーセラーツ」について教えていただけますか?

 

ポーセラーツとは、真っ白な磁器の皿やカップなどに好みの絵や柄を表現するハンドクラフトです。楽しみながら自分の好きなように自由に作れますし、完成した作品は日常使いできるのも魅力です。

 

絵柄は専用の絵の具やクレヨンなどで描きますが、転写シートを使って写真やイラストを貼り付けることもできるので、絵を描くのが苦手でも気軽に挑戦できますよ。

Alohas Beach

 

ポーセラーツといえば、バラや和柄などをモチーフにした、どこかゴージャスなイメージが一般的。けれど「Alohas Beach」では、ハワイらしさを感じるものがメイン。キラキラした海やシーグラス、サンゴ、レインボーといったハワイの景色、ハワイ語やニコちゃんマーク、プルメリアなどです。白磁器以外にも、透明なガラス瓶などもご用意しています。

ホノルルマラソンに挑戦したことで、ハワイの自然、人々、文化に魅了される

ホノルルマラソンに挑戦したことで、ハワイの自然、人々、文化に魅了される

 

―― 明るくキュートな作品がそろっていますね。田中さんがハワイを好きになったきっかけは何なのでしょう?

 

10年ほど前、母を亡くして落ち込んでいた時期があり、強くなりたいとマラソンを始めました。当時、息子は陸上部に所属していて、初マラソンは記念に一緒に挑戦したいと考えたのですが、国内では中学生が参加できるフルマラソンの大会はありませんでした。それで思い切ってホノルルマラソンへ。時間制限もありませんでしたしね。

 

それまでハワイといえば「お金持ちのリゾート」といった印象でした(笑)。しかし、ホノルルマラソンを走りながら心地良い潮風に吹かれ、ハワイ海やカハラ、ダイヤモンドヘッドなどの美しい景色を見ているうちにイメージが大きく変わったんです。

ホノルルマラソン

 

特にゴールの手前、あと10 kmほどの地点でしょうか、再び海が見えたときには涙が出そうになりました。今でもそうですが、ハワイの海を見ると元気になるんですよね。ハワイ好きの友人たちも「ハワイへ行くと不思議と元気になる」とよく言っています。

 

ほかにもホノルルマラソンでは、道中でフルーツなどを振る舞う地元の人たちの優しさに触れたり、翌日に完走 T シャツを着た人々でいっぱいのお祭りのような街中を目にしたりして、すっかりハワイの自然や人々に魅了されました。

 

帰国してからは少し習っていたフラを本格的に始めました。それだけでは足らず(笑)、ウクレレやリボンレイ、デコクレイなどいろいろとチャレンジ。次第にハワイの深い文化や思いやりなど多彩な意味を持つ「アロハ」の精神を知り、ますますハワイが好きになりました。

英語上達の一番の秘訣は「勇気」。ハワイは実践の場にうってつけ

英語上達の一番の秘訣は「勇気」。ハワイは実践の場にうってつけ

 

―― 田中さんのお話をうかがっているとハワイへ行ってみたくなりますね。とはいえ、現地では英語が欠かせません。何かアドバイスをお願いします。

 

日本語から英語に正確に訳そうとすると難しくなると思います。例えば「水たまりに気をつけて」と英語で言いたくても「『水たまり』って何て言うんだっけ?」と悩んでしまいがち。けれど、現地の人は「Water」の一言で済ましたりしています(笑)。「えっ!そんな簡単な単語で良いんだ!」という場面にもよく遭遇しました。

 

また、最近では「文法が大切だな」と実感しています。ひとつ例を上げると、英文法では「語順」がとても重要。日本語だと「その犬はリンゴが好きです」が「りんごが好きです、その犬は」と並び変わっても意味が通じます。けれど、英語では「The dog likes the apple. (その犬はそのリンゴが好きです)」が「The apple likes the dog. (そのリンゴはその犬が好きです)」と、まったく違う意味になることもありますからね。

 

ただ、やっぱり英語が上達する一番の秘訣は「勇気」です。海外では恥ずかしがらず、レストランや空港、街角などで、現地の人に英語で話しかけてほしいですね。実践の中で少しずつ覚えていくと良いと思います。特に「アロハ」の精神にあふれるハワイは、ホスピタリティのある優しい人が多いので、チャレンジするにはもってこいの環境です。

「海外や英語が大好き」という気持ちさえあれば、今からでも挑戦できる!

「海外や英語が大好き」という気持ちさえあれば、今からでも挑戦できる!

 

「ハワイへは今後も年12回は訪ねたい」と話す田中さん。「Alohas Beach」では、ポーセラーツの教室以外にも、ハワイのライオンコーヒーやシェイブアイス(かき氷)などのテイクアウトや、フリーマーケットの開催なども視野に入れているとか。ハワイの魅力を発信し続けたいと考えています。

 

そんな田中さんからは「『海外や英語が大好き』という気持ちさえあれば、今からでも自分の好きなことに挑戦できる」ということを学びました。一歩踏み出せば、素敵な実を結びそうです。

 

ちなみに、最近のハワイのおすすめは、インスタなどでも話題のカイルアにある「ピルボックス」だそう。関西空港からLCCのホノルル便も始まり、より訪れやすくなったハワイへ足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

【取材協力】

Alohas Beach

https://ameblo.jp/aloha-lohas

 

 

筆者:児島奈美/トラベルライター

旅行雑誌やWEB等で、国内外問わず現地へ足を運び取材・撮影を行う。得意分野は、旅のルポ、グルメ取材、人物インタビューで、渡航した海外はプライベートを含め約40か国。雑誌立ち上げのために約3か月、ベトナムに滞在したほか、欧州周遊(約3か月)、米国横断(約1か月)、東南アジア周遊(約3週間)、英国縦断(約3週間)、米国滞在(約1年)の経験も持つ。実践の場で英語を使うことが多く、「英語はツール」をモットーに、わかりやすく使える英語を心掛けている。

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