空の旅を英語で快適に!飛行機で役立つ英会話フレーズ

海外旅行や海外出張の際、初めて英会話に触れる場所が飛行機の機内です。目的地によっては、10時間以上もフライトすることも。ストレスフルになりやすい空の旅を快適に過ごせるよう、定番のフレーズや万が一のトラブルに対処するための英会話を備えておきましょう。
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Introduction
海外旅行や海外出張は、飛行機に搭乗するところから始まります。狭い空間での長時間のフライトは、それだけでストレスフルになることも……。せっかくなら快適に過ごしたいですよね?
そこで今回は、機内を快適に過ごすために役立つ英会話フレーズをいくつかご紹介します。
飲み物や毛布をリクエスト。飛行機内の定番フレーズ

機内で想定される英会話のほとんどは、添乗員とのやりとりです。「飲み物や毛布をリクエストする」など、定番のフレーズを押さえておきましょう。
・Excuse me, would you help me put my luggage up?
(すみません、荷物の収納を手伝っていただけませんか?)
搭乗時、荷物の収納はスムーズに行いたいもの。重くて持ち上げられないときは、無理をせず添乗員や近くの乗客に助けてもらいましょう。
一般的な「荷物」を指す英単語は“luggage”“suite case”“bag”“baggage”などです。
・Can I have a blanket? (毛布を貸してください)
・Can I have some water? (お水をいただけますか?)
・Can I have sugar and milk? (砂糖とミルクをください)
・Can I recline my seat? (座席を倒しても良いですか?)
・Can I go through? I want to use the bathroom. (通してください。トイレに行きたいです)
毛布や飲み物など、何かをリクエストするときや許可を得たいときは「Can I ~?」を使います。なお、飛行機内での英会話は、添乗員はもちろん、前後左右の座席の乗客とのやりとりも想定しておきましょう。背もたれひとつにしても、いきなり倒すのと一言断りを入れるのとでは、互いの快適度が違います。
・Do you have Japanese newspapers? (日本語の新聞はありますか?)
・Is this free (of charge)? (これは無料ですか?)
JALやANAといった日系の飛行機には日本の新聞が用意されていますが、安いチケットを求めて海外の航空会社を利用すると、どこまで日本人に対応しているかわかりません。また、追加料金の基準も航空会社によってさまざま。LCCや海外の飛行機を利用する際には、ぜひとも確認しておきたいポイントです。
急なトラブルはつきもの。飛行機に乗る前から備えておこう!

旅行に急なトラブルはつきもの。特に多いのが突然の体調不良です。万が一の際にもパニックに陥ることのないよう、英語を駆使して乗り切りましょう。
・I have a headache. Do you have some medicine? (頭痛がします。薬はありますか?)
・I feel sick. Will you get me some water and a plastic bag? (気分が悪いです。お水とビニール袋をいただけませんか?)
普段と違う環境に身体が適応できず、体調不良を起こすことは少なくありません。日本人は何かと我慢しがちですが、気分が悪いときは「迷惑なんじゃないか」などと遠慮せず、早めに添乗員に声をかけましょう。
・Someone is sitting on my seat. (誰かが私の席に座っています)
たまに誰かが自分の席に座っていることがあります。単純に席を間違えているか、もしくはダブルブッキングの可能性も。慌てず添乗員に伝えてください。
・I spilled some juice. Can I have some towels? (ジュースをこぼしてしまいました。タオルはありますか?)
・I think my earphone is broken. (イヤホンが壊れているようです)
飛行機の揺れなどが原因で飲み物をこぼしたり、イヤホンが聞こえなくなったりすることはよくあることです。突然の出来事にも対処できるよう、起こりやすいトラブルを想定したうえで、飛行機に乗る前から英会話フレーズを頭に入れておきましょう。
飛行機に乗っている時間は、英会話を実践できる絶好のチャンス!

海外への第一歩と言えど、実は飛行機内は日本語が通用しやすい空間です。しかし、だからと言って、英語に触れずに何時間も過ごすなんてもったいない!飛行機に乗っている時間は、英会話を実践できる絶好のチャンスなのです。
最低限のことは英語で伝えられるよう、乗務員や他の乗客との英会話に備えつつ、余裕を持って空の旅を快適に楽しみましょう。
筆者:清水真美/ライター
高1で単身留学し、大学卒業までの7年間をカリフォルニアで過ごす。帰国し大手IT企業に就職するも、生きた英語が使える環境を求めて国際交流業務を行うNPOに転職。姉妹都市交流や保育園での英語レッスンの普及、在住外国人支援などに携わる。現在はwebライターや通訳・翻訳、家庭教師も務める複業ワーカー。プライベートでは子育てに奮闘する1児の母。
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