ホームステイを快適に!ホストファミリーとの交流に役立つ英会話フレーズ

ネイティブのホストファミリーの家で生活しながら英語漬けの日々を過ごすホームステイは、英会話と文化の習得に最適な留学プログラム。ホストファミリーへの初対面の挨拶や、滞在中に使える英会話フレーズなど、ホームステイ先で役に立つフレーズをまとめました。
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Introduction
一般家庭に宿泊し、英語と文化を学ぶことができるホームステイ。留学の第一歩として、短期のホームステイプログラムに参加してみるのも良いでしょう。しかし、「初対面のホストファミリーと一体どんな会話をすればいいの?」と不安が大きいのも事実。
そこで今回は、ホームステイ先でのコミュニケーションを円滑にする英会話フレーズをシーン別にご紹介します。
ホームステイ初日から会話は英語のみ。初対面の挨拶は落ち着いて

ホームステイ先に到着すれば、会話は英語のみ。ホストファミリーへの挨拶や自己紹介はもちろん、お土産を渡したり家の中を案内してもらったりと、初日から盛りだくさんですが、落ち着いて話すようにしましょう。
・Hi! I’m Yuki. Nice to meet you.
(こんにちは!ユキです。お会いできてうれしいです)
初対面の挨拶は「Nice to meet you. 」が基本中の基本。ちなみに、ネイティブは他の単語も頻繁に使います。「Pleasure to meet you. 」や「Good to see you. 」を覚えておけば、表現のバリエーションが広がりますよ。初対面の人との英会話は緊張や不安もあり、話題が長く続かないかもしれません。しかし、それは相手も同じこと。話題に困らないように、家族や友だちの写真メ、地元の観光地のパンフレットなどを用意しておくと良いでしょう。
・Thank you for picking me up.
(迎えに来ていただきありがとうございます)
ホストファミリーが空港や集合場所まで迎えに来てくれるケースもあるでしょう。そんなときは、しっかりとお礼を伝えてください。なお、「ありがとう」を伝える「Thank you for~」は、ホームステイ中のさまざまな場面で使うことになるフレーズです。「Thank you for the dinner. (夕食ごちそうさまでした)」や「Thank you for driving me to school. (学校まで送ってくれてありがとう)など。
・This is for you. It’s Japanese traditional toys.
(これ、どうぞ。日本のおもちゃです)
簡単な手土産を持参するのもホームステイのエチケットです。日本の文化に詳しくない相手には、その手土産が何なのかも伝えてあげるようにしましょう。手土産は会話のネタにもなるので、紙風船やかんざし、抹茶のお菓子や地酒など、日本らしい小物や食品をおすすめします。
・Will you show me around the house?
(家の中を案内していただけますか?)
ホームステイ中は、ホストファミリーの家族の一員として過ごします。リビングやキッチン、トイレなどの場所や使い方、その家庭のルールなどは最初に把握しておきましょう。「Will / Would you ~? 」は「~してくれませんか?」と丁寧にお願いする表現で、特に自分より立場が上の人に対して使います。
気遣いを忘れず、積極的にホストファミリーに話しかけよう!

ホームステイ先でホストファミリーとの生活がスタートしても、慣れるまでには時間がかかるかもしれません。積極的にホストファミリーと交流するようにすれば、自ずと距離は縮まっていきます。その際に求められるのが、相手に対する「気遣い」です。ホームステイは、ホストファミリーの家庭にお世話になっていることを忘れないようにしましょう。
・When is a good time for me to use the shower?
(シャワーはいつ頃に使えばご迷惑じゃないですか?)
欧米の家庭にはトイレ・バス付の寝室も少なくありませんが、シェアするのであれば、家族の生活リズムを崩さないように配慮しましょう。一番良いのは「いつ使えば良いですか?」と単刀直入に尋ねることです。「Is it OK to take a shower in the morning? (朝シャワーをしても大丈夫ですか?)」や「Can I put my toothbrush here? (ここに歯ブラシを置いても良いですか?)」など、気になったことは迷わず質問しましょう。
・I will go out with my friend Megan tonight. I will eat dinner with her.
(今夜は友だちのメーガンと出かけます。夜ご飯も食べてきます)
3か月や半年などホームステイ期間が長くなればなるほど、語学学校の友だちなどと外出する機会も増えるでしょう。ホストファミリーにも留学生を預かっている責任があるため、日々の予定は簡単に伝えておくようにしましょう。そうでないと、相手に心配をかけてしまいます。
・I want to cook some Japanese dish for you.
(日本食を食べてもらいたいんです)
ホームステイ先の文化を教えてもらうばかりではなく、相手に日本の文化を紹介すると文化交流につながります。ホストファミリーに日本食を振る舞うのも良いでしょう。その際は、「Can I use the kitchen now? (今キッチンを使っても良いですか?)」と、必ず許可を取るようにしてください。
・Can I go grocery shopping with you?
(スーパーの買い出しに一緒に行っても良いですか?)
ホームステイ中、ホストファミリーと一緒に行動することも英語学習の一環です。日用品や食品の買い出しは「grocery shopping」。レジでの会話は英会話の実践に最適です。
ホストファミリーとの出会いは一生モノ

英会話を最大限に楽しみ、かつ吸収できるのがホームステイの魅力。たとえ短期間であっても、ネイティブと生活しながら英語漬けの日々を過ごすのは貴重な経験となるはずです。
筆者も、かつて5日間お世話になった家庭のホストマザーとは、今でもずっとSNSで交流を続けています。帰国後も続く出会いはまさに一生モノ。
少しでもホームステイに興味があれば、ぜひチャレンジしてみてください。
筆者:清水真美/ライター
高1で単身留学、大学卒業までの7年間をカリフォルニアで過ごす。帰国し大手IT企業に就職するも生きた英語が使える環境を求めて国際交流業務を行うNPOに転職。姉妹都市交流や保育園での英語レッスンの普及、在住外国人支援などに携わる。現在はwebライターや通訳・翻訳、家庭教師も務める複業ワーカー。プライベートでは子育てに奮闘する1児の母。
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