もしも海外で迷子になったら……役立つ英会話フレーズ

2016.05.11英会話
地図を見て悩む

海外旅行で初めて訪れる国や地域では、地図を持っていても土地勘がないために迷子になってしまうことも……。

 

迷子になってしまった場合は、思い切って周囲の人に道を尋ねてみましょう。今回は、英語が苦手な人でも使いやすい簡単な英会話フレーズをご紹介します。

海外旅行の前には道を尋ねる定番フレーズを覚えておこう!

手を挙げる

海外で迷子になってしまったら、まずは周囲の人に声をかけましょう。

 

・Excuse me. I’m lost.(すみません。道に迷っています)

 

よく使われるのが「Excuse me.」。道を尋ねるときだけでなく、何かをお願いするために呼び止めるシーンで使えます。また、会話を聞き逃したときに語尾を上げて言えば、「すみません(もう一度言ってください)」という意味でも活用できて便利です。

 

・Could you tell me the way to British Museum?
・How can I get to British Museum?
・Where is British Museum?
(大英博物館への行き方を教えてくれませんか?)

 

これらは道を尋ねるときの定番フレーズです。「British Museum」の部分に行きたい場所を入れて使いましょう。なお、2番目の言い方は、「go」ではなく、「get」を使うのがポイントです。

 

・Where am I now on the map?(地図上で私は今どこにいますか?)

 

今、自分のいる場所がわからないときは、地図を差し出してこのように聞いてみましょう。「What’s the name of this street?(この通りの名前は何ですか?)」「Is this the right way/direction?(この道/方向で合っていますか?)」と質問するのも良いですね。

道の説明でよく出てくる英会話フレーズをチェック!

Asian couple help tourist cell smart phone caucasian man

せっかく道を教えてもらえても、道順を示す英語を理解できなければ迷子から脱却することはできません。道の説明でよく出てくる英会話フレーズもチェックしておきましょう。

 

・Go straight and turn left at the third corner.
(まっすぐに行って3つ目の角を左へ曲がってください)

 

まっすぐは「Go straight」が一般的ですが、「Go down/up this street」と「down/up」を用いて表現することもあります。

 

また、曲がるときの定型句は「turn right/left at(場所)」です。場所には、corner(曲がり角)、traffic light/ signal(信号)、crossing/intersection(交差点)などがあり、「○つ目の」は序数の「first、second、third、forth……」を使用します。

 

ただ、ニューヨークのような区画が整理されたところでは「block」もよく使われます。この場合、数字は「one、two、three、four……」を用いて「go straight for three blocks.」といったように。ほか、「cross the street(通りを渡る)」「go past ABC shop(ABCショップを通り過ぎる)」などもよく聞く表現です。

 

・You’ll find/see it on your right.
(それはあなたの右手に見えてくるでしょう)

 

「on your right」の部分は、「next to a restaurant(レストランの隣)」「in front of the post office(郵便局の前)」「across from the convenience store(コンビニの向かい)」などと言われることもあるので、覚えておきましょう。

道を尋ねたら、「私は変な人」って返答された?!

悩む人

道を尋ねた際、誰もが教えてくれるわけではありません。このような返答をされて驚く人もいるようです。

 

・Sorry, I’m a stranger here.(ごめんなさい、私はここは不案内なのです)

 

「strange」は「変な」「奇妙な」という意味が一般的ですが、道を尋ねられた後なら「不案内」ということになります。私も旅先で道を聞かれることがなぜか多いので、よく使っています。ほかにも、「I’m not familiar with this area.」「I’m not from around here.」「I’m just arrived here.」「I’m a visitor myself.」も同じような意味です。

 

道を尋ねた人から「Sorry, I’m a stranger here.」と断られたときも、「I see. Thank you very much.(わかりました。ありがとうございます)」と笑顔でお礼を言うことを忘れずに。

 

さて、今回の使える英会話フレーズはいかがでしたか?道を尋ねる英会話は決まり文句が多いので、丸ごと覚えてしまうのがおすすめですよ。

 

筆者:児島奈美/トラベルライター
旅行雑誌やWEB等で、国内外問わず現地へ足を運び取材・撮影を行う。得意分野は、旅のルポ、グルメ取材、人物インタビューで、渡航した海外はプライベートを含め約40か国。雑誌立ち上げのために約3か月、ベトナムに滞在したほか、プライベートで欧州周遊(約3か月)、米国横断(約1か月)、東南アジア周遊(約3週間)、米国滞在(約1年)の経験も持つ。実践の場で英語を使うことが多く、「英語はツール」をモットーに、わかりやすく使える英語を心掛けている。

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