TOEIC IPテストとは?公開テストとの違いやメリットを徹底解説!
就職活動や昇進など、英語力が求められるシーンは多岐にわたります。その指標として最も広く活用されているのがTOEIC®テストスコアです。このTOEIC®テストには、個人で申し込む「公開テスト」と、大学や企業が主催する「IPテスト」の2つの形式があるのをご存じでしょうか。本記事では、IPテストと公開テストとの違いの比較のほか、メリットや問題形式について解説します。この記事を読めば、どちらのTOEIC®テストを選ぶべきかがわかります。
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TOEIC®IPテストとは?
■TOEIC IPテストの概要
一般的によく知られているTOEIC®公開テストが個人で申込み受験をする個人受験のテストであるのに対して、TOEIC® IP(Institutional Program)テストは団体受験のテストです。IPテストはペーパーテスト方式とオンライン方式の2種類があります。
具体的には、大学や企業、英語学校、塾などがテストを主催し、所属する学生や社員、生徒が主催団体に申し込んで受験をします。そのため、実施団体に所属している必要があります。
試験内容は公開テストと同じ団体が作成しますが、試験監督や会場の準備など運営はすべて主催団体が行います。ペーパーテストの場合は団体指定の場所になるので通いなれた教室や会議室で受験でき、オンラインテストなら自宅のPCでテストを受けることもできます。
団体に所属していないと受験できない試験ですが、L&Rテストの場合は公開テストの受験者数よりIPテストでの受験者数のほうが多いです。例えば2024年度の受験者数は公開テストで73.5万人なのに対し、IPテストの受験者数は104.1万人となっています。電機業界、車両業界、サービス業界などをはじめ様々な業界で実施されています。
参考|TOEIC® Program DATA & ANALYSIS 2025
■TOEIC公開テストとの違いは?
| 公開テスト | IPテスト | |
|---|---|---|
| 申込 | 個人申込 | 団体(学校・企業)単位 |
| 試験日 | 全国一律指定日 | 団体の指定日/指定期間 |
| 試験会場 | 指定会場 | 団体指定会場 |
| 受験料 | 7810円(2026年時点) | 団体指定 |
| 結果発表 | 17日程度後にwebへ掲載 | オンラインは受験後即時 |
| 公式認定証 | 発行あり | 発行なし |
| 試験問題 | 最新の問題 | 過去問の再利用 |
この表は各項目について公開テストとIPテストを比較したものです。公開テストでは認定証の発行がありますが、IPテストではこれがありません。しかし一方でIPテストでは受験料が割安になることが多く、主催団体が申込等の手続を行ってくれますので、公開テストと比較して安く簡単にTOEICテストを受験することができます。
また、公開テストよりスコアの発表が早いのも特徴です。特にオンライン受験の後はすぐにスコアが表示されますので、ご自身の実力をすぐに知ることができます。
■TOEIC IPテストの特徴は?
| 公開テスト | IP(マークシート) | IP(オンライン) | |
|---|---|---|---|
| 受験タイミング | 月1~2回 指定日 | 団体指定の日時 | 団体指定期間中の任意の時間 |
| 受験場所 | 公開試験会場(大学など) | 団体指定会場 | 自宅なども可 |
| 受験時間 | 約2時間 | 約2時間 | 約1時間 |
| 公式認定証 | あり | なし | なし |
| 結果の通知 | 3週間後 | 最短5営業日 (実施団体による) |
受験後すぐ |
| 履歴書へスコアの記載 | 可能 | 可能 | 可能 |
IPテストにはマークシートで公開テスト同様に受験を行う方式と、オンラインで受験するオンライン方式の2種類があります。主催団体がどちらの方式かを決めます。
オンライン方式の場合は公開テストやマークシート方式のIPテストと大きく異なる点が2か所あります。
1つ目は、受験時間と問題数です。公開テストやマークシート方式では受験時間・問題数は2時間200問ですが、オンライン方式の場合は1時間90問となっています。これは受験者によって問題が可変するCATというシステムが採用されているためです。現在はL&Rテストのみにこの形式が採用されています。短い時間で効率よく、スコアを取得することが可能になっています。
2つ目は受験タイミングです。公開テストやマークシート方式では指定された会場で受験することが必要ですが、オンライン方式の場合は団体の指定する受験期間中であれば、24時間好きなタイミングで受験することが可能です。パソコンやiPadからでも受験が可能ですので、自宅から受験することもできます。
そのほかにも様々な違いがありますので、上の表でご確認ください。
TOEIC IPテストのメリット3選!
1.受験料がリーズナブル
前述の通り、受験料はIPテストのほうが低く設定されています。
| 公開テスト | テストの種類 | IPテスト |
|---|---|---|
| 7810円 | L&Rテスト | 4230円 |
| 10450円 | S&Wテスト | 9215円 |
| 4950円 | Bridge L&Rテスト | 2970円 |
| 9350円 | Bridge S&Wテスト | 6800円 |
まずはTOEICがどのような試験なのか受けてみたい、公式認定証は必要でない、という方は、費用を優先してIPテストを受けるのがおすすめです。
2.手続きが簡単である
公開テストの場合はご自身で受験日を調べ申し込みをし、会場を検索して場所を確認して…など、手間や手続きが多くかかります。一方IPテストの場合、申し込みは主催団体が一括で行ってくれますので、団体既定の申し込みをすればよいので簡単に済ませることができます。
また公式認定証がありませんので顔写真の用意が不要です。当日持ってくるのを忘れた、用意するのを忘れた、等がないのもメリットです。
また、試験日や会場の融通が利くこともメリットになります。公開テストの場合は週末・土日に開催されることがほとんどなので、週末がおやすみでない場合受験が困難となります。また通いなれた会社や学校で受験が可能ですし、オンラインの場合は自宅からでも受験できることは大きなメリットです。
3.結果をすぐに確認できる
オンライン方式のテストの場合、受験後すぐにスコアが表示されます。マークシート方式の場合は約5営業日となっています。公開テストの場合は約3週間かかりますので、IPテストの場合は早く結果が分かることも大きなメリットです。
出た結果を履歴書に書くことも可能です。公開テストとIPテストの大きな違いの一つである「公式認定証」を提出しなければならない場合は使用できませんが、問題の難易度や構成は両試験の差はありませんので、テストとしての重さは同じです。そのため履歴書にIPテストのスコアを書いても問題ありません。
TOEIC® IPテストの注意点
1.公式認定証が発行されない
先ほども少し触れましたが、公開テスト受験後に発行される公式認定証はIPテストでは発行されません。
履歴書への記載は公開テストでもIPテストでも可能ですが、公式認定証の提出を求められる場合は公開テストの受験が必要になります。
公官庁や大学院、全国通訳案内士などの試験免除のためのTOEIC®テストスコア提出が代表的ですが、企業の採用でもごくまれに公式認定証の提出が求められる場合があります。
■団体に所属していないと受けることができない
大学であればその学生。
企業であればその社員。
英語学校や塾ならその生徒や塾生でなければ受けられません。
外部の方が開催団体に申込むことは出来ませんので留意しましょう。
▼受験者1名からでも開催可能に
従来のIPテストは10人の受験生が必要でしたが、IP(オンライン)なら1名から開催が可能。かつ運営も従来より簡単なので所属する学校や企業に開催の予定がないか聞いてみてもいいかもしれません。
▼英語学校に入学して大幅スコアアップ!
また、団体に所属をしていない方は英語学校に入学するのもおすすめです。
費用はかかりますが、プロの講師の指導により短期間で効率よくスコアアップできますし、スクールでIPテストを受験できれば受験料の負担は軽減できます。
英語学校がおすすめの方
・目標のスコア、取得期間が決まっている方
・200点、300点の大幅アップを実現したい方
・850点以上のハイスコアを狙う方
こういった方は、独学よりも資格対策に強い英語学校での対策がお勧めです。
日米英語学院は二カ月に1度校内でTOEIC® IPテストを実施。通いなれた校舎でTOEIC® IPテストを受けることができます。
3.受ける環境を整える必要がある
TOEIC® IPテスト(オンライン)に限ってですが、パソコンやwi-fiなど受験環境を自分で準備しなければならない場合があります。
事前に配布される受験のしおりには、受験できるデバイスや推奨環境、オンライン受験ならではの注意点が記載されています。
▼機器の準備
スマートフォンでは受験できません。
パソコンもしくはipadで受験できますが、ipadを使用する際には事前にアプリをダウンロードしておく必要があります。
Windows/Macどちらも使用できますが、safariは使用できませんのでMacの方はChromeで受験することになります。
リスニングテストの時のためにヘッドフォンやイヤホンを使う方はそれも準備しておきます。
▼wi-fiは安定した環境で
職場や学校によってはカフェなど公共の場所で受けても良いと言われることもあるかもしれませんが、接続の不安定な場所での使用はおすすめしません。
もし、通信が切れたりパソコンが固まってしまった時は、一度ブラウザを閉じて中断して大丈夫です。
再度試験にログインをすると、Resume Test(テストを再開する)という表示が出てテストを継続することができます。
▼オンラインならではの操作
Unit oneを終了してUnit twoに進むと、Unit oneには戻ることはできません。
時間がかかりそうな問題は問題用紙に記をつけておいて最後まで解いてから戻る、という方法はペーパーテストでは当たりですがオンラインではこの方法は使用できません。
Unit内であれば、問題のスキップができます。未回答にした問題にはマークをつけることもでき、Reviewの機能を使えば回答/未回答を一覧で把握できて便利です。
リスニングでは常套手段の選択肢の先読みもクリックして先に進むオンライン受験の時は使えません。
内容一致の問題はパラグラフごとに出されるので問題文を聞きながら最初の選択肢に目を通し、次のパラグラフが読まれる時に二つめの問題に目を通すように進めることはできます。
また、スクロールをしていてうっかり問題を見逃してしまうミスもオンラインならではですが、UnitごとにReview機能で確認することで防ぐことができます。
まとめ
すでに基礎的な英語力のある人が正しく対策や準備をすれば、TOEIC®IPテストの独学での学習は可能です。
ただし、受ける環境を準備することが難しい方や開催団体に所属していない方は、英語スクールや塾を活用することで確実かつ効率的にゴールに到達できます。
スクールなどの団体ならばご自身で受験環境を整える必要がなく、普段から通い慣れている場所でTOEIC IPテストを受験することができます。さらにレッスンを組み合わせて受講するタイプのスクールや講師と1対1のプライベートレッスンなら、不得意なパートのレッスンのみ受講できたり、自分のレベルに合わせた授業内容をお願いできます。
受講生の半数以上が100点以上のスコアアップを達成!
日米英語学院では、短期間で100点以上のスコアアップを達成した受講生が全体の55%!(2018年7月~2019年7月)。
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日米英語学院のTOEIC®テスト対策コースには、目標級別の総合演習クラスのほか、苦手パートだけを対策するクラスなどのスキル別クラスがあり、必要なクラスを組み合わせて作成する個人別カリキュラムのおかげで短期間で目標達成できたという声をいただいています。
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