TOEFL®テストは就活で有利になる?TOEIC®テストとの違いや必要なスコアを解説!

2023.04.19資格対策
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Summary あらすじ

今回はTOEFL®テストについて、TOEIC®テストとの違いや就職に有利な点をご紹介します。この記事を読むことで就職のときにどちらの勉強をすれば良いか、何点を目指せば良いかイメージできるようになります。ぜひ参考にしてください。

 

 

TOEFL®テストは就職に有利になる?

【本文用】ノートを広げ頬杖をつきながら勉強している女子大学生

 

TOEFL®テストは、英語を母国語としない人々を対象に、「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能を総合的に評価する英語力の検定試験です。主にアカデミックな場面で必要とされる英語コミュニケーション能力の測定を目的とした試験で、大学入試や海外留学などの入学基準として広く採用されています。TOEFL®テストには、TOEFL iBT®テスト(Internet Based Test) TOEFL ITP®テスト (Intstitional Testing Program) がありますが、個人が一般的に受験するのはTOEFL iBT®テスト の方になります。TOEFL ITP®テストは団体受験のみで試験方式も異なり、スコアを留学などに使う場合、学校が限られます。

 

近年、社会のグローバル化が進むにつれて英語を使用しなければならない場面が多くなっています。国内の企業においても、海外の協力会社との連携であったり、国外から情報収集したり発信できるレベルの英語力が求められることも少なくありません。実際に、英語のみでの会議を行ったり資料やレポートを英文で作成するなどの取り組みを行っている会社も増えてきています。

そのため、企業側も採用時に英語力を重要視する傾向が強くなっていますので、自分の英語力をTOEFL®テストの高スコアによって示すことで就職活動が有利になります。ただし、先に述べたようにTOEFL®テストはアカデミック英語の側面が強く、留学などの場面で用いることが基本的には多いのでビジネスで使用する英語力を測る指標としてそれほど一般的ではありません。日本国内ではTOEIC®テストの方が認知度も高く、学生の受験者も多いため企業側にとっても採用基準として使いやすいといえます。しかしながら、TOEFL®テストは高難度のリーディング、リスニング問題が出題されますし、ライティングやスピーキングの試験もありますので、TOEIC®テストに比べてより英語の実力がスコアにでます。学術的な英語に触れる機会が多かったり、英会話力を重視する企業では4技能を測るTOEFL®テストのスコアが有利に働くことも多いでしょう。

 

TOEIC®テストとTOEFL®テストはどちらが就職に有利?

【本文用】スマホを触る女性

 

■国内一般企業の場合

国内の一般企業に応募する場合は、TOEIC®テストスコアの提出をおすすめします。

TOEFL®テストは留学者のための試験という印象が強く、国内企業の採用担当者が受験したことが無い、またはよく知らない可能性もあり、スコアの正確な評価がなされにくいという点が懸念されます。またTOEFL®テストは受験料が他の試験に比べて高額な事や、試験システムが独特 (パソコン上でスピーキングを含む全ての試験を行うで難しいという点からみても、国内一般企業への就職を目指すためにTOEFL®テストを受験するというのはメリットが少ないでしょう。TOEIC®テストは国内認知度が非常に高く、一般企業でも社内教育としてTOEIC®テスト受験が義務付けられている場合も多いので、高スコアを取れると面接時の強いアピールポイントになります

 

■国内外資企業の場合

国内の外資系企業に応募する場合は、TOEFL®テストスコアの提出をおすすめします。

外資系企業には、[外国法人が日本に進出して設立した100%海外資本の会社][外国企業と日本企業の共同出資で設立された会社][外国企業に買収された日本企業] の3つがありますが、どのパターンにおいても海外に本社を置くこのような企業では英語でのやりとりが多くなり、高度な英会話のコミュニケーション能力が求められます。つまり、英語の読み書きだけでなく高いリスニング力とスピーキング力も問われますので、英語4技能を評価しているTOEFL®テストスコアが重視される傾向にあります。そのため外資系企業ではTOEFL®テストの難易度の高さを理解している事や、正確な評価基準が設けられている事が期待できます。国内の外資系企業に就職・転職希望の人にとっては、TOEIC®テストスコアよりもTOEFL®テストスコアの方が高評価の対象になりやすいといって良いでしょう

 

■国外企業の場合

国外企業への就職を希望する場合は、TOEFL®テストスコアの利用を強くおすすめします。

国によって異なりますが、TOEIC®テストは評価の対象にならないという場合もあり注意が必要です。日本国内では受験者の多いTOEIC®テストですが、世界的にみるとTOEFL®テストの方が認知度が高いのが現実です。公式的には世界160ヵ国で年間700万人以上が受験しているとされるTOEIC®テストですが、その60~70%ほどが日本と韓国の受験者であるというデータもあり、アメリカや欧米の国々で広く利用されるまでには至っていません。

対してTOEFL®テストスコアは海外の大学・大学院留学の評価指標として多く採用されている実績があるため、海外の企業は応募してきた人が自国のどの大学入学レベルの英語力を持っているかを判断しやすく、採用基準として設定しやすいのです。また海外企業で働く上では英語の4技能がすべて高レベルにないといけないため、それらを網羅的に評価するTOEFL®テストのような試験のスコアが重要視されます。

 

■TOEFL®テストが就職に使えるスコアは?

就職の際に求められるTOEFL®テストのスコアはどれくらいでしょうか。

 

① 国内一般企業

TOEFL iBT®テストの日本人の平均点は73点ほどとされているので、それ以上である「73~94点」を取れると就職で有利になります。そもそもTOEFL®テストは留学を考えるレベルの英語力を持った方が受験する場合が多いので、平均点は高くなりがちです。そのため70点以上のスコアがあれば十分アピールできるでしょう。ただし最初に述べた通り、国内一般企業への就職活動においてはTOEIC®テストの方が基本的には有利であるため、アピールする場合はTOEFL®テストの紹介もあわせて行うとよいでしょう。

 

② 国内外資系企業

TOEFL iBT®テストの世界での平均点は85~88点ほどであり、アメリカの4年制大学の入学基準では80以上のスコアを求めている大学が多くあります。その観点からみると、国内外資系企業への就職では「80点以上」を取れるかどうかが基準といえます。もちろん要求される英語のレベルは職種によって異なるので、専門性の高い仕事や外国人との会議・商談などが多いような仕事ではより高いスコアでないとアピールできない可能性もあります。

 

③ 海外就職

国内外資系企業と同様に「80点以上」が評価のポイントとなる可能性が高いです。海外での就職に際しては英語での面接もありますし、TOEFL®テストスコアによって評価が大きく左右されることは少ないとされていますが、自分の実力をアピールするには有効です。80点以上は最低限必要で、100点以上を保持していることが望ましいと言えるでしょう

 

就職時にアピールできるTOEFL®テストのスコアは何点?

【本文用】ノートにメモを書く人

 

■日本人と世界の平均点の比較

TOEFL iBT®テスト の平均点について、日本人と全世界平均ではどのような差があるか見てみましょう。

2021年の結果が以下の表のようになります。

 

日本ではReading19、Listening19、Speaking17、Writing18、合計73。世界ではReading22.4、Listening22.6、Speaking21.1、Writing21.6、合計88。

 

(出典:2021 Test and Score Data SummaryTest and Score Data Summary for the TOEFL iBT ® Tests (ets.org)

 

全世界平均値が88に対して日本人の平均点は73点と一見低く見えますが、これはTOEIC®テストスコアに換算すると大体785点以上となります。TOEIC®テストの日本人の平均点が600点前後であることを考えると、日本のTOEFL®テスト受験者のレベルの高さが分かります。しかし世界的にみると日本人の英語力が相対的に低いことは否めず、とりわけスピーキングが苦手であることがこの表からも分かります。また、アジア圏においても中国の87点、韓国の85点などと比べて一歩遅れている結果となっています。

 

■アピールできるスコアは何点から?

TOEFL iBT®テストのスコアを就職活動でアピールする場合、その点数がどのぐらいのレベルの英語運用能力があると評価されるのか、あるいは他の英語技能試験(英検®やTOEIC®テストIETLSなど)の何点相当なのかを知っておくと便利です。ヨーロッパで広く活用されている言語能力の評価基準にCEFR (Common European Framework of Reference for Languages) というものがあります。CEFRA1/A2(初級レベル)、B1/B2 (中級レベル)C1/C2 (上級レベル) 6段階に区分けされていて、外国語運用能力を客観的に測る指標です。例えば英語はC2レベル、フランス語はB2レベル、ドイツ語はA2レベル・・などのように各人の言語技能レベルを簡単に判断できますし、この業務につくにはCEFR B2以上が必要といったように採用基準としてわかりやすく表現することができます。

日本でも、文部科学省は英検®やTOEIC®テストTOEFL®テストのスコアがCEFRのどのレベルに相当するかを検証し、対照表を作成して公開しています。以下はそれを簡単にまとめたものです。

 

CEFRでは易しいとされるA1から難しいとされるC2までの分類があり、TOEFL iBT(R)テストでは42点以上71点以下がB1レベル、72点以上94点以下がB2、95点以上120点以下がC1と定義されています。

 

■国内外資系企業の場合

国内外資系企業への就職活動においてアピールできるTOEFL®テストスコアはおよそ80点以上です。上記の表で見るとCEFRB2C1程度の英語力が必要となり、英検®では準1級以上、TOEIC®テストでは最低でも785点以上のレベルが要求されるでしょう。また応募先の企業の専門性や、やりたい仕事の内容によってはそれ以上のスコアが求められる場合もあります。

 

■国外企業の場合

国外企業への就職活動で英語力をアピールするためには、最低でもTOEFL®テストスコア80点以上、できれば100点以上のスコアが求められますTOEFL®テスト100点はCEFRではC1以上になりますので、英検®1級以上、TOEIC®テストでは945点以上相当の実力がないと英語力のアピールにはならない可能性があります。ただしこちらも業種によって変動する可能性があります。

 

TOEFL®テストの注意点

【本文用】左上を指さしてほほ笑む女性

 

TOEFL®テストスコアを履歴書に書く際は、受験した日時に気をつけましょう。TOEFL®テストスコアは有効期限が決まっていて、「受験日から2年間」となっています。期限の切れたスコアを記入することがないようにしましょう。また応募先の企業によってはスコアレポートの送付を求められることもあります。TOEFL®テストのスコアは受験日から約8日後にETSアカウントからPDF形式でダウンロードできるようになりますので、メールなどで送付すると良いでしょう。もしスコアの郵送を希望する場合はTOEFL iBT®テストの受験を申し込む際に、スコア通知設定で「オンライン上でのスコアレポートと郵送されたコピー(Online score report and a paper copy mailed to you)」を選択する必要があります。

まとめ

【本文用】笑顔で打ち合わせをするスーツ姿の男女

 

今回は、TOEFL®テストスコアの、就職への利用について解説しました。留学のためにTOEFL®テストの学習をして慣れている方、留学から帰ってきて就職に英語力をアピールしたい方には有効なスコアです。ぜひ高いスコアを取得して、就職に活用しましょう。

 

TOEFL®テスト高スコア取得に向けて、テスト対策をされたい方は、専門スクールに通うこともおすすめです。TOEFL®テストは留学から帰ってきた方にとっても、ハイスコアを取得するのは難しいテストです。問題形式に合わせた解き方や学習方法を専門の講師に教えてもらうことで、効率的に伸ばすことができます。通学まで考えていなくても、アドバイスがもらえますので、ぜひ相談してみましょう

 

日米英語学院では、各受講生の現在のレベルから目標とするスコアを最短、最速で取得するため、個人別カリキュラムをお作りして効率的に学習いただいていますTOEFL®テスト対策のプロである日本人講師が主にレッスンを担当。レッスン以外にも、コーディネーターとの学習カウンセリングや単語テストや模擬試験などのサポート体制が充実しています。

日米英語学院のTOEFL®テスト対策コースには、TOEFL®テスト初心者の方には基礎から学べるクラスや、目標スコア別の総合演習クラスのほか、一人では解決できない苦手パートだけを対策するクラスなどのスキル別クラスがあります。必要なクラスを組み合わせて作成する個人別カリキュラムのおかげで短期間で目標達成できたという声をいただいています。

 

現在の英語力はどんなレベルか、いつまでに取得したいか、これまでどんな学習をされてきて、現在学習面でどんな悩みを抱えているか、などそれぞれの状況によって、目標達成へのアプローチ方法は異なります。日米英語学院では、まずは学校説明会(対面・オンライン選択可)にて、カウンセリングやレベルチェックを行い、お一人おひとりにピッタリのカリキュラムでの学習をご案内しています。レッスンは、通学/オンライン、グループ/マンツーマン、日本人講師/外国人講師から最適なチョイスで受講いただけますTOEFL®テストスコアアップを実現したい方は、ぜひ一度、学校説明会にてご相談ください。

 

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