【初心者でも分かる】TOEIC®とは?概要からスコア目安・勉強のコツを徹底解説!
「TOEIC®テスト」という言葉をよく耳にしますが、「具体的にどんなテスト?」「何の役に立つの?」と、全体像を把握できていない方も多いのではないでしょうか。
本記事では、TOEICの正式名称や読み方、L&RとS&Wといったテストの種類、問題形式、そしてスコア目安から勉強法まで、「TOEICのすべて」を基礎から徹底解説します。
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目次
TOEIC®テストとは?
TOEIC®の読み方は「トーイック」または「トイック」です。Test of English for International Communicationの略で、日本語では国際コミュニケーション英語能力テストと言われます。日本では一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会が運営しており、英語のコミュニケーション能力を判定する世界160カ国で実施されている世界共通の基準テストです。TOEICのあとに®とついているマークもよく目にしますが、これは登録商標マークです。TOEIC®はEducational Testing Service(ETS)の登録商標です。
テスト内容は、オフィス(ビジネスシーン)や日常生活など実践的な場面が多く、TOEIC®テスト対策をすることで、実生活でも使える英語が身につきます。現在の英語力の把握や目標設定にも活用できます。
■TOEICは全部で5種類
TOEICには、TOEIC®TestsとTOEIC Bridge®Testsの2つのブランドがあり、それぞれ4技能のスキルを測定することができます。
・TOEIC® Listening & Reading (L&R) Test
英語の聞く力・読む力を測る最も一般的なTOEICで、就活や昇進などスコア提出が求められる場面で最も使われているテストです。
・TOEIC® Speaking & Writing (S&W) Tests
英語を話す・書く力を測るテストで、実務やグローバル業務におけるアウトプット力を重視した評価が特徴です。
・TOEIC® Speaking Test
英語をその場で話す力に特化したテストで、発音・流暢さ・応答力など実践的なスピーキング力を測ります。
・TOEIC Bridge® Listening & Reading Tests
英語学習の初級〜中級レベルの方向けに設計されたテストで、難しすぎるTOEIC L&Rの前に、英語の基礎的な「聞く・読む力」がどの程度身についているかを安心して確認できるのが特徴です。
・TOEIC Bridge® Speaking & Writing Tests
英語で話す・書くことにまだ不安がある学習者でも取り組みやすいレベルで、短くシンプルな英語を使って「伝える力」の土台ができているかを測るテストです。
合計5種類のテストがありますので、「履歴書に英語の基礎力をアピールしたい」「進学につかいたい」「4技能の能力を測りたい」など、TOEICを受ける目的に合わせて、どのテストを受けるかを選ぶようにしましょう。
参考:国際ビジネスコミュニケーション協会 TOEIC🄬Programとは
TOEIC®テストの特徴とは?
TOEICは合格不合格ではなくスコアで評価されるため、自分の英語力がどれくらいなのか、数値で確認できて分かりやすいのが特徴です。セクションそれぞれで、スコアごとの評価が明示されています。
参考:国際ビジネスコミュニケーション協会 レベル別評価の一覧表
■TOEICの問題形式について
TOEIC L&Rテストはリスニングとリーディング、合計約2時間で200問に答えるマークシート方式のテストです。テストは英文のみで構成されており、英文和訳・和文英訳といった設問はありません。
参照:国際ビジネスコミュニケーション協会 テストの形式と構成
▼リスニング
約45分間で100問に答えるリスニングセクションは4つのパートで構成されています。すべて、1度ずつしか放送されません。
【Part1】写真描写問題 6問
1つの写真について4つの短い説明文が読まれ、的確に描写しているものを選択し解答します。
【Part2】応答問題 25問
1つの質問または文章と、それに対する3つの答えが読まれ、もっともふさわしい答えを選択し解答します。
【Part3】会話問題 39問
2~3人による会話が放送され、その会話についての質問に当てはまる答えを選択し解答します。1つの会話文につき質問は3問ずつあり、質問は放送されますが、答えの選択肢(4択)は放送されないため読んで解答する必要があります。
【Part4】説明文問題 30問
アナウンスやナレーションのような1人でのトークが放送され、そのトークについての質問に当てはまる答えを選択し解答します。Part3同様、1つのトークにつき質問は3問ずつあり、質問は放送されますが、答えの選択肢(4択)は放送されないため読んで解答する必要があります。
▼リーディング
75分間で100問に答えるリーディングセクションは3つのパートで構成されています。
【Part5】短文穴埋め問題 30問
単語や文法・構文力が問われる問題で、短い文章に含まれる空欄に4択から選択し解答します。
【Part6】長文穴埋め問題 16問
文書が4つ出題され、それぞれ4つの空欄と問題があり、4択から選択し解答します。
【Part7】長文読解問題 54問
雑誌や新聞記事、広告、テキスト、Eメールといった、文章を読みながら解答をしていきます。文章はそれぞれ、シングルパッセージ(1つの文章)10題、ダブルパッセージ(2つの文章)2題、トリプルパッセージ(3つの文章)3題出題されます。
■TOEICの受験情報
TOEICには個人で申し込んで受験する「公開テスト」と企業や団体が主催者として開催する「IPテスト」の2種類があります。
TOEIC®テストは受験地によっても変わってきますが、毎月1~2回全国で実施されています。
最新の日程は国際ビジネスコミュニケーション協会 年間テスト日程にてご確認ください。
受験料は2026年2月現在7,810円(税込)です。くり返し受験する方にはリピート割引もあります。
お申込みはインターネット申込、お支払いにはクレジットカード、コンビニ支払い、楽天ペイが利用できます。
あなたが目指すべきスコアは?レベル別目安と評価基準
■平均点・スコア分布


平均点は実施回によって異なりますが、2025年12月7日午後回(受験者数16,697人)の平均点は614.9点(リスニングセクション:338.4点/リーディングセクション:276.5点)です。スコア分布については、同じ2025年12月7日午後回において、おおよそ500~700点の受験者が全体の4割を占める結果となっています。
最新の情報は国際ビジネスコミュニケーション協会 公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧をご確認ください。
TOEICスコアを利用する場面として、就職や転職で履歴書に書くということが多いと思いますが、履歴書に書いてアピールできる点数は600点からと言われています。平均点がそのくらいになることが多いのと、また、基本的な英語能力があると判断される基準だからです。英語を使う仕事であれば、さらに高い700点以上となります。
スコアと英語力の目安は以下の通りです。
| スコア | 英語力の目安 |
|---|---|
| 400点未満 | 初級レベル |
| 400~495点 | 必要最低限のコミュニケーションは可能 |
| 500~595点 | 短文は理解できるが長文読解は難しい |
| 600~695点 | 基礎的な文法力・単語力はある |
| 700~795点 | 中級程度の英語力となる |
| 800~895点 | 比較的複雑な内容も理解できる、海外とのやり取りも対応可能 |
| 900点以上 | ネイティブレベル |
何のためにTOEICのスコアが欲しいのか、自分は何点くらいを目指せそうか、上記を参考に無理のない目標を決めてからTOEIC受験に臨みましょう。
TOEICを受けるメリット4選!
1.自分の英語力を把握できる
TOEICは合否ではなくスコアで結果がでますので、現在の自分の英語力が一目でわかります。セクションそれぞれのスコアで「このスコア帯ならこんなことができる」という指標も明示されていますので、現在の自分の英語力を客観的に把握することができます。弱点もわかりますので、今後の英語学習における目標も決めることができます。
TOEICを受験するにあたり、スコアを使う目的がある方は、その目的に合わせた目標スコアを設定すると良いですが、自己啓発のためや英語学習の指針のためにTOEICを受験される方は、「英語でできるようになりたいこと」から、目標スコアを設定すると良いでしょう。
2.ビジネスシーンに必要な英語が身につく
TOEICは実際のリアルなビジネスシーンや日常生活に即した内容で構成されているため、TOEICの学習をすることで、実践的なビジネス英語力を身につけることができます。TOEICの頻出単語を覚えたり、リスニング練習をすることが実際の仕事で使う英語に直結します。ビジネス英語を学びたいけど英語初心者、という方はTOEICの学習から始めることもおすすめです。
3.就職・転職時にアピールできる
TOEICは英語力を測るためのグローバルスタンダードとしてアジアから北米、南米、アフリカ、ヨーロッパまで全世界約160ヶ国で実施されています。日本でも、TOEICスコアを就職・転職における採用の入社条件として、また昇格の時の基準として定めている企業も数多くあります。約7割の企業が採用時にTOEICスコアを参考にしているというアンケート結果も出ていますので、就職活動でスコアを持っていれば有利になることが多いと言えます。条件として定めていなくとも、TOEICスコアを客観的な英語力をみるための指標とする企業も増えてきてるため、ハイスコアを獲得していれば就職・転職時のアピール材料としても使うことができます。
4.キャリアアップに活用できる
企業によっては昇進・昇格や昇給の条件としてTOEICスコアを設定しているところがあります。英語活用実態調査 企業・団体 ビジネスパーソン 2019年度によると、27.8%が係長・主任への昇進時に、また32%が課長への昇進時にTOEIC® Listening&ReadingTestのスコアを要件・参考としています。昇進以外でも、海外出張や海外転勤の際に、一定以上のスコアが求められることが多いです。また会社で決められたスコアを取得することで、給与にプラスして手当が出る会社もあります。自分の会社でキャリアップに必要なスコアを調べて、目標として設定してみてはいかがでしょうか。
最短でスコアを上げるために!勉強のコツ3選
1.目標を設定して勉強時間を確保する
TOEICは、英検のように「合格・不合格」が決まっている試験ではありません。そのため、まず自分で明確な目標を設定することが、学習のスタートラインになります。
最初にやるべきなのは、
- 現在の英語力を把握する
- 「いつまでに」「何点を目指すか」を決める
という2点です。目標がないまま勉強を始めると、「どこまでやればいいのか分からない」
「忙しくなると後回しになる」といった状態に陥りがちです。
英語は、短期間で一気に伸ばす教科ではありません。語彙・文法・リスニング力などは、
毎日の積み重ねによって、少しずつ定着していくものです。
そのため、週末にまとめて長時間やるよりも毎日少しずつでも英語に触れる学習スタイルの方が、TOEIC対策には向いています。
勉強時間を確保すると聞くと、「毎日1〜2時間は無理」と感じる方も多いですが、
- 通学・通勤中
- 昼休み
- 寝る前の15分
など、すでにあるスキマ時間を使うだけでも十分です。大切なのは、目標点数から逆算して、“毎日続けられる学習量”を決めることです。
ご自身の現在の英語力から何点を目指すのかで学習時間は変わってきます。どのくらいのスコアをいつまでに目指したいのかで、1日の学習時間は算出できますので、ぜひ下記記事を参考に学習計画を立てましょう。
●TOEIC初学者の方|TOEIC®テストを初めて受ける人必見!勉強法や参考書をご紹介
●600点台を目指される方|TOEIC®600点のレベルとは?確実に600点取れる勉強法やおすすめの参考書をご紹介!
●700点台を目指される方|TOEIC®700点はすごいのか?レベルや勉強時間、おすすめの参考書も紹介!
●800点台を目指される方|TOEIC®800点のレベルとは?効率的な勉強法・おすすめの参考書をご紹介!
●900点台を目指される方|TOEIC®900点の勉強法!レベル、勉強時間、おすすめの参考書も解説!
2.英語の基礎固めを行う
TOEIC対策では、特別なテクニックよりもまず単語・文法・リスニングの基礎力を意識して勉強することが重要です。TOEICは「実務英語テスト」と言われますが、出題の土台になっているのは、あくまで基本的な英語力です。
基礎固めのポイントは、次の3つです。
- 単語:頻出語彙の意味を即座に理解できるか
- 文法:基本的な時制・品詞・語順を正しく判断できるか
- リスニング:短い英文を聞いて、内容を正確に取れるか
どれか1つだけではなく、3つをバランスよく積み上げることが、スコアアップにつながります。
基礎学習は、まとまった時間よりも、短時間×高頻度が効果的です。
- 単語帳や学習アプリで語彙確認
- 例文を音読して文法とリスニングを同時に強化
- 通学・通勤中に短い音声を聞く
TOEICのリーディングでは、
- 短文の穴埋め問題
- 文法・語法を問う設問
が多く出題されます。ここは、基礎文法が身についていれば、比較的安定して点が取れるパートです。逆に言うと、文法の理解が曖昧なままだと、「なんとなく選んで間違える」失点が増えてしまいます。
単語や文法の勉強は、地味に感じるかもしれませんが、基礎が固まるほど、TOEIC全体が解きやすくなるのも事実です。未受験者・初心者ほど、まずはこの基礎固めを丁寧に行うことが、結果的に最短でスコアを伸ばす近道になります。
3.実際の試験形式に慣れる
TOEIC対策では、基礎力を身につけたあとに本番と同じ形式の問題に慣れることが非常に重要です。
TOEICは、英語力だけでなく、
- 問題の進み方
- 時間配分
- 設問のパターン
といった試験特有の形式を理解しているかどうかで、スコアに差が出やすいテストです。
効果的なのは、公式問題集などを使い、制限時間を意識して、本番と同じ流れで解くというシミュレーションです。「とりあえず解いてみる」のではなく、本番のつもりで集中して解くことが、試験慣れにつながります。
演習で最も大切なのは、解き終わったあとの復習です。
- 間違えた問題の原因を確認する
- 正解していても、なぜ合っていたかを説明できるか考える
- 単語・文法・聞き取りの弱点を洗い出す
こうした復習を通して、「問題演習」を「実力アップ」に変えることができます。
TOEIC対策では、
- 問題を解く
- 復習する
- 弱点を次の学習に反映させる
というサイクルを回すことが重要です。
この流れができると、ただ点数を測るだけの演習からスコアを伸ばすための演習へと変わっていきます。
塾やスクールを活用してTOEICに挑むメリット
すでに基礎的な英語力のある人が正しく対策や準備をすれば、TOEICの独学は可能です。
ただし、勉強できる時間や期間に限りがある方や目標スコアが現スコアよりかなり高く設定されている場合は、英語スクールや塾を活用することで確実かつ効率的にゴールに到達できます。
例えばこんな方におすすめです。
・日々の仕事が忙しく勉強できる時間が限られている社会人の方
・独学で勉強しているがモチベーションが下がってきてしまった方
レッスンを組み合わせて受講するタイプのスクールや講師と1対1のプライベートレッスンなら、不得意なパートのレッスンのみ受講できたり、自分のレベルに合わせた授業内容をお願いできます。
余分な勉強までしている余裕がない、そんな方はスクールでの対策がおすすめです。
独学で一度受験してみたがスコアアップが果たせず、次は確実にスコアアップを目指しスクールを利用する、という方も多くいらっしゃいます。
■目標達成のためにアドバイスがほしい
効率的に学習を進めたい方や、学習のモチベーションを保ちたい方にはスクールへの通学がおすすめです。現状の英語力から足りないことを分析してゴールまでの計画を立てるのは、専門知識も必要になります。
日米英語学院では、専門のカウンセラーがカウンセリングやレベルチェックを無料で行ってくれます。通学まで考えていなくてもまずは相談してみると、情報が手に入ります。
■一人ではモチベーションがもたない
グループで学習することで、お互いが刺激しあいモチベーションが上がります。
一人ではついつい先延ばしになってしまう方は、独学よりスクールへの通学がおすすめです。
まとめ
TOEICとは何かについて、ご理解いただけましたでしょうか。どんな問題が出題されるのか、どれくらいのスコアを目標にしたら良いかをイメージできたら、自分の今の英語のレベルを知り、目標に向かって学習を進めていきましょう。
どう学習を進めたら良いか分からない、など不安に思われる方や、効率的に学習を進めたい、という方は、TOEIC専門のスクールに通うこともおすすめです。専門のスクールでは、自分のレベルにあったきめ細かな指導を受けられますし、伸び悩んでいるときに相談でき、アドバイスを受けることができます。また、同じ目標に向かって勉強する仲間と出会え、目標達成に向けた勉強を続けるモチベーションになります。
■TOEIC対策は日米英語学院へ
日米英語学院では、各受講生の現在のレベルから目標級・スコアを必要な期間で取得するため、個人別カリキュラムをお作りして効率的に学習いただいています。TOEIC対策のプロである日本人講師が主にレッスンを担当。レッスン以外にも、コーディネーターとの学習カウンセリングや単語テストや模擬試験などのサポート体制が充実しています。
短期間で100点以上スコアが上がった受講生が全体の55%(2018年7月~2019年7月)!日米英語学院のTOEIC®テスト対策コースには、目標スコア別の総合演習クラスのほか、苦手パートだけを対策するクラスなどのスキル別クラスがあり、必要なクラスを組み合わせて作成する個人別カリキュラムのおかげで短期間で目標達成できたという声をいただいています。
現在の英語力はどんなレベルか、いつまでに取得したいか、これまでどんな学習をされてきて、現在学習面でどんな悩みを抱えているか、などそれぞれの状況によって、目標達成へのアプローチ方法は異なります。日米英語学院では、まずは無料の学校説明会(対面・オンライン選択可)にて、カウンセリングやレベルチェックを行い、お一人おひとりにピッタリのカリキュラムでの学習をご案内しています。レッスンは、通学/オンライン、グループ/マンツーマン、日本人講師/外国人講師から最適なチョイスで受講いただけます。TOEICスコアアップを実現したい方は、ぜひ一度、学校説明会にてご相談ください。
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