TOEIC®のスコアは3ヶ月で何点上がる?勉強スケジュールや勉強法も紹介

転職活動の武器としてTOEICを受験したい、次の査定のためにTOEICスコアを上げておきたいなど、社会人になるとTOEICのスコアを必要とするタイミングがあります。3か月先の予定立てとともにスコアアップを狙う場合、果たしてどのくらいスコアを上げることができるのでしょうか。今回は、3か月でTOEICのスコアはどのくらい上げることができるのか、どんなスケジュールで動けば効率的か、などの解説をしていきます。3か月でスコアアップされたい方は是非参考にしてみてください。
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目次
TOEIC®は3ヶ月の勉強で800点や900点を目指せる?

TOEICスコアが800~900点あると、転職や査定に大きく有利になる、と聞いたことはありませんか?TOEICの800~900点というスコアは取得の難しい点数です。しかし現在600~700点のスコアのある方なら、3か月の勉強で十分に目指せる点数になっています。
今回初めてTOEICを受験する場合や英語の学習が久しぶりの場合は、まずは自分がどの程度のスコアを取れるのか把握してから対策を始めましょう。
■3ヵ月で上げることができるTOEIC®のスコア目安表
目標スコア | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
350 | 450 | 550 | 650 | 750 | 850 | 950 | ||
現在のスコア | 250 | 200 | 425 | 700 | 950 | 1150 | 1450 | 1750 |
350 | 225 | 450 | 700 | 950 | 1225 | 1550 | ||
450 | 225 | 450 | 700 | 975 | 1300 | |||
550 | 225 | 450 | 725 | 1050 | ||||
650 | 225 | 500 | 825 | |||||
750 | 275 | 600 | ||||||
850 | 325 |
(Table adapted from Saegusa 1985)
(参照元: A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success)
このグラフは現在のスコア(縦軸)から目標スコア(横軸)に伸ばすためにはどのくらいの学習時間が必要なのかを示す表になります。
例えば現在650点の方が100点アップの750点に到達するには225時間が必要だ、と言われています。3か月(90日換算)で225時間を勉強しようと思うと、毎日2時間半の学習時間が必要です。
同じ100点アップが目標でも、現在750点スコアの方が850点に到達するには275時間が必要になります。50時間の増加は、1日当たり30分増加の3時間強の学習時間が必要になります。
ご自身の現在のスコアと目標スコアから必要学習時間を調べ、1日どれくらいの勉強をする必要があるのかスケジュール立てにお役立てください。
TOEIC®のスコアを3ヶ月で上げる勉強スケジュール

それでは現在650点の方が100点UPするための具体的なスケジュールを組んでみましょう。TOEICのスコアを上げたい場合は、主に単語と熟語、文法、リーディング、リスニングの勉強を行うと効果的です。
■社会人向け・TOEIC®の3ヵ月間勉強スケジュール例
平日の10時~19時で働いている人の場合、このような学習例はいかがでしょうか。
・朝1時間早く起きて、シャドーイングを行いリスニングの強化
・通勤電車の15分・お昼休憩30分・退勤電車の15分で単語帳・フラッシュカードを用いた語彙力の強化
・帰宅後の1時間でリーディング強化
単語の勉強や文法の確認は片手でも持てるサイズの教材が多いので、隙間時間にコツコツと学ぶことができます。一方周囲の音を気にするリスニングや集中力を要するリーディングの学習などは、くつろげる自宅やカフェ・自習室の利用などがおすすめです。1日3時間というと結構な量だと感じます。一度現在のご自身のスケジュールを確認し、計算のしやすい15分単位で隙間時間を見つけてみましょう。集めると合計3時間に出来ることも多いですよ。
■時間に余裕がある人向け・TOEIC®の3ヵ月間勉強スケジュール例
就職活動を控えた大学生の場合、このようなスケジュールはいかがでしょうか。
・授業の空きコマ(80分)を使用して、食堂でリスニングの勉強
・普段は帰宅している夕方の授業時間(80分)に図書館に行って、リーディングの勉強
・お風呂に入る前の20分、又は布団に入るまでの20分で単語や文法の学習・復習
現在就職活動中の人や、学生の方や主夫・主婦の方は、まとめて3時間学習時間を確保することができるかもしれません。しかし、普通の人の場合、集中力は3時間続かないことが多いです。ご自身はどのくらいの時間なら集中できるか、一度把握しておきましょう。
先の例では、空きコマ(80分)としています。一般的に大学の授業時間は90分ですが、90分間ずっと集中力を維持するのは難しいので、40分程度で一度10分の休憩を入れ、合計80分の学習時間としています。ご自身の集中力が維持できる時間で適宜調整しましょう。
また普段リラックスしている空間で勉強をするのは難しい、と感じる人もいらっしゃるでしょう。「この場所に来たら勉強するスイッチを入れる」とか、「人目があると集中しやすい」とか、環境を変えることで集中することができることもあります。環境を変えることが難しい場合は、「集中する前に手を洗う」とか「ラムネを食べたら集中モードに入る」など、ご自身でスイッチを入れられるような「決まり事」を作ってあげると効果的なこともあります。
また一人で黙々と勉強するとモチベーションが低下してしまいがちです。周りに自分と同じように頑張っている人が集まる空間を利用すると、モチベーションを維持しやすくなります。逆に人の気配を感じるとなかなか集中できないという人もいらっしゃいますので、ご自身がどんな環境だと勉強が進むのか、一度しっかり理解しておくと良いでしょう。
TOEIC®のスコアを3ヶ月で上げる勉強法

それでは次に、具体的な勉強方法を確認していきましょう。今回は4つの分野の勉強方法をお伝えします。3ヶ月という短期間で全て学習するのが難しいけど少しでもスコアアップしたいという方は、これからご紹介する勉強法の中から、単語とリーディングに時間を割いて学習することをお勧めします。単語は1つでも確実に分かるものが増えることで全てのセクションに活かすことができます。リーディングは正確性や早く読む力が付けば、リスニングで問題を読む力もアップしますので全体のスコアアップにつながります。
■単語・熟語の勉強法
単語や熟語の勉強では、各1冊の単語帳・熟語帳を使って、何周もして勉強することをお勧めします。TOEICの単語帳で、ご自身の現在のレベル・取得したいレベルのものを用意するのがおすすめです。他の資格対策用の単語帳では出題される単語の種類が異なる場合があります。レベルもあまりに違うものだと、簡単すぎたり、難しすぎたりして効果的とは言えません。
また、単語を覚えるときは多めの単語(50個程度)と1セットとして、一気に覚えましょう。1ページに10個単語が載っている場合は5ページを一気に覚えることになります。これは、短いスパンで学習をすると記憶が定着して忘れにくくなるという「忘却曲線」という仕組みを利用した学習方法です。
半分は忘れてしまっても、翌日復習することによって取り返す、という気持ちで、多めの単語を1セットとして復習を繰り返し、記憶の定着を図りましょう。毎日同じ時間に同じだけの量を勉強すると生活習慣としても定着しますので、平日/休みに関係なく、毎日繰り返しましょう。
TOEICでは日本語から英語に変換する必要はありません。英単語の音を聞いて、もしくはスペルを見てすぐに意味のイメージが沸くように練習していきましょう。
■文法の勉強法
文法の勉強法に関しては、大きく2つに分かれます。
・TOEICのスコアが600点に満たない方は、まず中学生英語の文法をマスターしましょう。
中学生で習う英文法には動詞(be動詞・一般動詞)、現在進行形、過去形、疑問形などがあります。600点に満たない場合、英文法のミスが多い傾向があります。文法ミスが多いと、リスニング問題・リーディング問題どちらも点数を落とす原因となります。まずは一度基礎固めと思い、中学英文法の復習を行いましょう。
・TOEICのスコアが600点以上の方は、高校生レベルの英文法から身につけていきましょう。
高校生で習う英文法には時制(過去完了形や未来進行形など)、仮定法(If~)、関係代名詞(whoやwhichなどを使った修飾文)、動名詞(~ing)、分詞構文(現在分詞、過去分詞)などがあります。その他にも様々な文法事項を学びますが、これらをしっかりと勉強することでより複雑な英文を理解し、正確に使いこなすことが出来る様になります。
TOEICの文法問題は解き方のコツがあります。もちろん、そのような参考書を使用して暗記することもスコアアップにつながりますが、英文法を通じてネイティブスピーカーがどのように世界を認知し表現しているのか、という「認知文法」を意識して勉強すると良いでしょう。例えば「apple」と聞いて「りんご」という文字を思い浮かべるのでなく、赤い丸い球体の果物を思い浮かべる、という感覚です。そうすると、英文法の意味や使い方を本質から理解できるようになります。文法を理解したうえで、TOEICでの解き方のコツを習得するとよいでしょう。
■リーディングの勉強法
リーディングの勉強をする際には、「チャンクリーディング」を意識して行いましょう。チャンクリーディングとは、英文を意味のかたまり(chunk)毎にとらえて読む方法です。区切る場合は文法構造を意識したり、意味のまとまりを意識したりすることが大切です。
チャンクリーディングを習得出来たら、「サイトトランスレーション」を行いましょう。これはチャンクごとに区切った英文を、前から順に日本語に訳していくものです。訳しながら文法の構造や意味を理解していき、訳し終わったら英文をもう一度音読して誤訳がないかを確認しましょう。サイトトランスレーションを行うことで文法構造の理解にも役立ちますし、読解力向上にも効果があります。
実際にはこのような形で行います:
英文・The man who is wearing a hat is my father.
チャンク・The man / who is wearing a hat / is my father.
ポイント・関係代名詞「who」を含む節を一つのチャンクとしてとらえる
前から翻訳・その男性 / 帽子をかぶっている / 私の父です
はじめは簡単な英文から初めて、徐々に難しい英文に挑戦していくようにしましょう。練習を重ねるとチャンクを区切る力が養われます。TOEICの本試験では問題用紙にスラッシュなどの書き込みを行うことはできませんので、上達してきたらスラッシュの書き込みなくチャンク分け出来るように努めましょう。
■リスニングの勉強法
スクリプト(文字)を読めば意味が分かるのに耳からだけでは理解できないという場合は、リスニングを強化する対策を行いましょう。
言葉が自然に話される時に、元々の発音が変化することがあります。これを「音声変化」と言い、もちろん英語でも音声変化が行われています。英語特有の音声変化の法則を理解し、それを自分でも再現できるようになれば英語はぐっと聞き取りやすくなります。スクリプトが無くても耳が慣れて内容を理解できるようになります。
英語での音声変化の特徴をいくつかご紹介します。
・弱形:機能語や助動詞などの発音が弱くなり、別の音に変化する現象(例えばHe can play the piano.という文で助動詞の”can”や冠詞の”the”が弱く発音されて別の音に聞こえる等がこちらにあたります)
・連結:単語と単語が隣り合うとき、音同士が連結して一つの音になる現象(例えばJoin us.は「ジョイン アス」と読めますがnとuが連結して「ジョイナス」と聞こえます)
・同化:隣り合う音が互いに影響を与え、同じ音に変化したり、発音が似通ったりする(例えばWould you ~?「ウッド ユー」が「ウッジュ―」と発音されるなどがこちらにあたります)
・脱落:音が省略されたり、聞こえなくなる現象(tonightを「トゥナイト」の最後のtが脱落して「トゥナイ」と聞こえるなどがその例です)
どのような音声変化があるか理解したら、聞きとった英語を紙に書いていく「ディクテーション」を行いましょう。まずは易しめの英文からはじめて、徐々に難易度を上げていきましょう。文字起こしの後にスクリプトを見て答え合わせをしたいので、音声とスクリプトの両方が揃っているものを教材とするのがおすすめです。うまく書けない場合は、その単語を知らなくて聞き取れなかったのか、違う単語に聞こえたのか、または一つ前の単語に時間がかかった、などの原因が挙げられます。しっかりと復習をしましょう。
ディクテーションができたら、スクリプトを見ないで「シャドーイング」を行いましょう。シャドーイングでは流れる音声に続いて1・2語遅れて影のようについて発音をします。発音するのは黙読よりもハードルの高い学習方法ですが、自分で実際に発音することで、格段に聞き取りがしやすくなります。またシャドーイングでは「意味を完全に理解している長文の問題」で行うのが有効です。TOEICではPart4の問題などで行うと良いでしょう。
ディクテーションもシャドーイングも、慣れるまでは難しい学習方法ですが、ぜひ習得してリスニング力をUPさせましょう。
TOEIC®のスコアを3ヶ月で上げるおすすめの参考書

それではここまであげてきた勉強方法にそった、おすすめの参考書を紹介していきます。参考書を選ぶ際は次の3点を意識してください。
・自分のレベルに適しているかどうか…自分のレベルに合っていない本では効率が落ちたりモチベーションが低下したりします。○○点、などの数字を目安に選書しましょう。
・自分の弱点を補える内容かどうか…TOEICのスコアアップでは、得意分野を伸ばすよりも弱点を補った方が点数が伸びやすい、と言われています。模擬問題集などを解いて、自分がどの部分で点数を取れないかを把握し、教材を選びましょう。
・出版年数が古すぎないもの…TOEICは2016年5月から現行形式になっています。それ以前に出版された本では、現在の試験形式に対応していないものもありますのでご注意ください。
■おすすめの単語帳
TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ|朝日新聞出版
単語力を強化したい方へおすすめの単語帳です。どのレベルの方でも押さえておきたい1冊となっています。様々なTOEIC攻略記事でも紹介されている、言わずと知れた名著です。持ち歩きもしやすいサイズで利用している方も多いのではないでしょうか。公式サイトでは様々な音声ダウンロードも用意されており、活躍の幅が広い1冊になっています。
TOEIC(R) L&Rテスト やたらと出る英単語クイックマスター+|アルク
TOEIC常連600語が200例文に凝縮され、1つの例文に3語以上のTOEIC必修語彙が盛り込まれています。例文もTOEICらしいトピックや構文にこだわっているので、暗記すればpart5対策にもなります。470点、600点、730点の目標スコアに応じて必要な語彙を優先的に学習できます。
■おすすめの文法対策書
中学英語からやり直す TOEIC L&Rテスト超入門|アスク出版
※執筆時現在、公式HPが移転作業中のため公式noteのURLを記載しています
TOEIC初心者・スコア600点未満の方向けの中学校英文法をやり直すための本。本編に入る前に「文型とは」「品詞とは」「文の種類」など、すでに知っていると判断されやすい基本的な仕組みから解説してくれています。また章の間ではTOEICについての知識や練習問題が挿入されており、しっかりと基礎を固めたい人に向けた1冊となっています。
TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6|朝日新聞出版
オンライン書店で「900点近い自分でも半分間違えた」「高スコア保持者でも学びが多い」というコメントが多い、上級者向けの文法問題集です。英語上級者がつまづきやすい文法問題のパターンが学べます。手のひらサイズの持ち運びしやすいサイズに難問がギュッと圧縮された、学びの多い1冊です。
■おすすめのリスニングトレーニング本
公式TOEIC® Listening & Reading トレーニング 2|IIBC
TOEIC公式問題集のリスニング編は380問を収録。実際の試験と同じスピーカーが話しているので、耳を慣らすにはもってこいの教材です。Part1~4をバランスよく組み合わせた19問を20セット収録しているので、20日で1周できるようになっています。
キクタンTOEIC(R) L&Rテスト SCORE 800|アルク
目標スコア毎に出版されている人気の単語帳シリーズです。アメリカ/イギリス/カナダ/オーストラリアの4か国の発音が収録されているので、様々な国の特徴を捉えることができます。ご自身のライフスタイルに合わせた学習モードも紹介されており、隙間時間を有効に活用して勉強を続けることができる単語帳です。
■おすすめのリーディング対策本
TOEIC® L&Rテスト精選模試 リーディング3|ジャパンタイムズ出版
難しめの問題を含む500問が収録されていて、たくさんの問題を解くことができます。すべての設問に詳しい解説と学習のポイントが付いているので、リーディングが苦手な人にも得意な人にもおすすめできる問題集です。
■おすすめの実践問題集
はじめて受けるTOEIC(R) L&Rテスト全パート完全攻略|アルク
TOEICを初めて受ける人には最適の1冊です。前から順番にパート別の攻略を学び、勉強法を知り、模試に挑む方法もありますし、まず模試に挑んでみて自分のスコアや弱点を知り、パート別の攻略部分で解説を学び、弱点を強みに変えていく学習方法もとれる本です。何をしたらいいのか、どの本を買えばいいのかが不明な方はこの本から始めてみるのも良いでしょう。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 10|IIBC
TOEIC公式問題集です。本番試験と変わらないリスニング話者、本番と同じ問題用紙サイズなので、疑似体験や実力を測るのにも良い問題集です。テスト2回分、計400問が収録されています。
TOEIC®のスコアを3ヵ月で確実に上げるためのコツ

■参考書は最小限にする
前の章で参考書をご紹介しましたが、このほかにもインターネットでは様々な参考書が紹介されています。あれやこれやと手を出してみたくなりますが、購入するのは各分野1冊ずつ程度に留めましょう。やる気と勢いで複数冊購入してしまうと、3か月で読み切れなかった場合に未達成感が出てしまいます。まずは苦手分野の1冊を何周もやって完璧に仕上げ、ゆとりがあったら違う分野の問題集へ移行しましょう。
また、参考書を選ぶ際にインターネットの口コミだけで判断するのはおすすめできません。可能ならば手に取って、実際に読んでみることをお勧めします。「読みやすい」「わかりやすい」という感覚は個人差があります。他人に合ったものが自分にも合うとは限りませんので、できれば書店で見たり、サンプルページを確認して選びましょう。
■苦手分野から目を背けない
人は分からないもの・結果が出ないものを避ける癖がある、と言います。有名な「賽の河原」のお話のように、石を積んでも鬼に崩されてしまうような場合、どうしてもやる気は起きにくいですよね。しかし、TOEICの学習において苦手分野というのは勉強しがいのあるところです。間違えた問題は、次の得点源になり得ます。点数の伸びしろも大きいところです。特にTOEICの学習においては、得意分野をさらに伸ばすよりも苦手分野を克服したほうがスコアアップしやすい、と言われています。是非頑張りましょう。
■英語圏の国で1・2ヵ月過ごす
大胆な手法になりますが、3か月もあるのですから、英語圏でしばらく過ごしてみるのはいかがでしょうか。英語圏で過ごすことはとても有効なスキルアップ手段です。また、観光目的で行くよりも、スクールに通ったりアルバイトをしたりして、英語を使う機会を作るとなおよいです。実際に海外に行って英語に慣れることでリスニング力は向上します。
とはいえ、なかなか実現は難しいかもしれません。その代わりに、例えば外国人観光客の多く集まる場所でアルバイトをしてみるとか、英語圏の人がよく行くカフェなどへ足を運んでみるもの良いでしょう。長時間海外ドラマを英語で見続けるのも英語漬けとしてはおすすめです。勉強という意識で英語に触れるのと、生活の延長線上にある英語ではまた違った発見があるかもしれません。
■TOEIC®短期集中コースがある英会話スクール・塾に通う
とはいえ、アルバイトの時間は無いし…、カフェへ行っても声をかける勇気は無いし…、という方は、英会話教室へ通うことをお勧めします。教室の中にはTOEICに特化した教室や、3か月といった短期集中の教室を開講しているところもあります。海外へ行くよりも少ない費用で英語を学ぶことができますし、自分に必要な英語を学ぶことができます。実際に自分で英語を使うことができます。また、教室毎に実績や経験があるので、自分で調べただけでは得られないようなテクニックや勉強方法に出会えることもあります。
まとめ

いかがでしたか。今回は、3か月でTOEICを受ける人へ、スコアアップの目安やコツ・勉強方法などを解説いたしました。何か新しいことに挑戦しようというときに、3か月という期間はちょうどいい目標先と感じる人は多いのではないでしょうか。
一方で英語学習は継続が力になりやすいものです。特にTOEICのスコアアップなどは時間をかける必要があります。短期間である3か月でスコアアップとなると、多くの学習時間が必要になりますので、なかなか個人では達成が難しいかもしれません。しかし、あなたの弱点を把握し、ぴったりなカリキュラムを組めば、3か月という短期間でも大きくスコアアップすることは可能です。
日米英語学院の受講生・大学生・S.H.さんは当初650点取得を目標にご入学されましたが、しっかりとした対策を経て、750点取得を達成されました。「一からTOEIC(R)の戦術的な解き方を教わったことが一番大きかった」とお話されています。
また、大学生のM.A.さんは受講4か月で520点から750点にスコアアップ!「リスニングの問題でコツを教えていただいた後、問題を解くと正答率が急激に上がった時は本当に嬉しかったです。」と話されています。
現在の英語力はどんなレベルか、いつまでに取得したいか、これまでどんな学習をされてきて、どんな悩みを抱えているか、などそれぞれの状況によって、目標達成へのアプローチ方法は異なります。日米英語学院では、まずは学校説明会(対面・オンライン選択可)にて、専門のカウンセラーがカウンセリングやレベルチェックを無料で行い、お一人おひとりにピッタリのカリキュラムでの学習をご案内しています。レッスンは、通学/オンライン、グループ/マンツーマン、日本人講師/外国人講師から最適なチョイスで受講いただけます。
特に短期間で成果を出したい場合は、TOEICに特化した無駄のない学習を進めるのが成功に繋がります。通学まで考えていなくても、まずはノウハウを持つ専門家に相談してみると情報が手に入りますので、独学で3カ月間TOEIC対策を始める前に、ぜひ一度気軽にご相談してみてはいかがでしょうか。
45年の実績!
英会話・資格対策・留学準備の日米英語学院