世界の食文化シリーズ「世界三大料理のトルコ料理」

2018.04.17旅行・留学
Summary あらすじ

「世界の食文化シリーズ」と題して、世界各国の食文化をご紹介する本企画。 今回は、フランス料理、中華料理と並んで「世界三大料理」のひとつに数えられる「トルコ料理」をご紹介します。

日本でも馴染み深い!オスマン帝国がルーツのトルコ料理

サバサンド(イメージ)

 

歴史の授業で「オスマントルコ帝国」という名前を聞いたことはありませんか?トルコ民族のオスマン家が率いた帝国ですが、他民族国家であったため、現在では「オスマン帝国」という呼称で統一されています

 

さて、このオスマン帝国、14世紀から19世紀の終わり頃まで、東ヨーロッパ諸国、西アジア、そして北アフリカの国々を征服し、地中海沿岸地域の過半を占める大帝国として君臨していました。トルコ料理は、ここにルーツがあり、トルコ民族の伝統料理と地中海沿岸の料理、さらに東ヨーロッパや中東の料理などの要素が混ざり合って独特の発展を遂げてきたのです。それゆえ、世界三大料理のひとつとされているのでしょう。

 

トルコ料理は日本でも馴染み深く、フムスやケバブなどが人気。びよーんと伸びるドンドゥルマと呼ばれるトルコアイスは、一時期、日本でも大流行りでしたが、これはラン科の植物の根を使って粘り気を出しているトルコのデザートです。

 

そして、日本人旅行者に一番人気のトルコ名物料理といえば、イスタンブールのB級グルメ、サバサンドではないでしょうか。海に近い地域では、イワシやサバ、ムール貝などを日常的に食します。塩やスパイスで味付けしたサバを焼き、トマト、玉ねぎ、レタスとともに、エキメッキというトルコのバケットみたいなパンにはさみ、レモン汁とオリーブオイルを足していただくサバサンドは絶品です。

サラダにザクロソースやスマックをかけるのがトルコ流!

トルコ風サラダ

 

肉料理の印象の強いトルコ料理ですが、メゼと呼ばれるコース料理の最初に登場するたくさんの前菜は日本人好みのものが多く、オリーブやチーズ以外にも、ナスやピーマン、葉野菜などに米や肉を詰めたドルマやサルマなどが定番です。

 

また、羊飼いのサラダと呼ばれるトルコのサラダは、トマト、キュウリなどを角切りにし、みじん切りのパセリ、青唐辛子、タマネギなどと合わせてオリーブオイルで和えたものですが、どんな料理とも合うので我が家でもよく作る一品です。サラダといえば、トルコ人はザクロ100%のザクロソースをサラダにかけて食べるのが大好き。私も、先月トルコを訪れた際、買い込んできました。

 

他にトルコ人が好むのは、スマックと呼ばれる中近東一体に広く原生するウルシ科の赤く酸っぱい実を粉末にしたスパイス。日本ではあまり知られていませんが、中近東では料理に欠かせないスパイスです。ゆかりや梅干し、ドライトマトのような酸味がある爽やかな味で、料理にふりかけて使うのが一般的。ケバブの付け合わせの紫玉ねぎのスライスや、前述の羊飼いのサラダやピラフなどにふりかけて使用します。

親日で有名なトルコで、おいしくて楽しい旅を!

トルコ(イメージ)

 

世界的にも「おいしい」と評判のトルコ料理。その範囲は広く、ユネスコ無形文化遺産に登録されている「ケシケキ」という独特の伝統料理もあります。

 

トルコは親日で有名な国です。きっと、おいしくて楽しい旅となるでしょう。

 

 

筆者:岡本きよみ/PRディレクター

食、旅、ウェルネス、美容、カルチャーなどのPR・プロモーション活動、国内外における取材・プレスツアーのコーディネーションを手がけるとともに、企業や自治体向けのレシピ開発など、国内外の旬の食材、郷土食や伝統食など食文化をテーマに活動。日本旅行作家協会会員。

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