海外旅行で地元民との交流を楽しもう!マーケットで役立つ英会話フレーズ
「マーケット」は、その国の生活スタイルを身近に感じられる場所のひとつ。品数豊富なスーパーマーケットや新鮮な野菜や果物が手に入るファーマーズマーケットに出かけてみれば、現地の人たちとの温かい交流を楽しめるはず。「これ、ください」から始まる役立つ英会話フレーズを覚えれば、海外旅行がより思い出深いものになることでしょう。
合格率約80%の実績!
日米英語学院の人気の英検®対策コース
目次
Introduction
海外旅行中、その国の生活に触れたいのであれば「マーケット」に行くのがおすすめです。今回は、スーパーマーケットやファーマーズマーケットなどで役立つ英会話フレーズをご紹介します。
マーケットの英会話は「これ、ください」から始めよう!
まずは現地のスーパーマーケットをのぞいてみましょう。さまざまな惣菜がセルフや対面式で販売されています。セルフの場合は、自分で大小のカップに詰めてレジで精算を。対面式の場合は、このように注文しましょう。
・I’d like to have three of these. ([指で差して]これを3つください)
・I’d like to have a small cup of potato salad. (ポテトサラダを小さいカップでください)
・I am allergic to walnut. Which salad is without walnut? (私はクルミアレルギーなんですが、クルミが入っていないサラダはどれですか?)
ちなみに、アメリカでは重さを「ポンド」で表記します。1ポンドは約450g。「half pound(1/2ポンド)」「two pounds(2ポンド)」などと注文してください。
・I’d like to get a quarter pound of this cheese. (このチーズを1/4ポンドください)
また、日本のスーパーマーケットでは品質管理が徹底されていますが、海外では必ずしもそうとも限りません。「買った牛乳がヨーグルト状だった」「小麦粉の袋の中は虫だらけだった」など、私も色んな目に遭いました。そんなときは、レシートを添えて返品をお願いしましょう。
・I bought milk from you yesterday. It smells bad and does not look good. Can I get a refund or can you exchange it for another one? (昨日買った牛乳、匂いも見た目も変です。返金か交換してくれませんか?)
そして、せっかく海外を旅するなら、現地のファーマーズマーケットも訪れてみてください。都会にいながら新鮮な野菜や果物が手に入るほか、乳製品、お花、はちみつ、ジャム、手づくりの陶器や石鹸などが売られています。決まった曜日と時間に開催されることが多いので、ホテルのフロントなどに聞いてみると良いでしょう。
・Is there a farmers’ market nearby? Could you tell me when and where it is open? (この近くでファーマーズマーケットはありますか?場所と時間を教えてください)
ファーマーズマーケットでは、お店の人は呼び込みも兼ねて「Hi!」と声をかけてきます。そのときは、笑顔で「Hi!」と返事をしましょう。返事をしたからといって買う必要はありません。もし買い物をしたら、別れ際に「Have a nice day! (ステキな1日を!)」「Thank you. You, too! (あなたもね!)」の挨拶は忘れずに。
地元の人たちとの交流を楽しむための英会話フレーズ
マーケットの醍醐味は、地元の人たちとの交流です。調理法を聞いたり、種類による違いを質問したりするのは楽しいひと時となるでしょう。
・What is the best way to eat this? (これは、どうやって食べるんですか?)
・Can I eat it as it is? (このままで食べられますか?)
・May I sample this? (これを試食できますか?)
・Which is your top sale? (一番人気はどれですか?)
・What are the differences between this one and that one? (これとこれは何が違うんですか? )
・Is this hand-made? (これは手作りですか?)
・How can I tell when it is ripe? (これの食べ頃はいつですか?)
・Can you tell me what is in this bread? (このパンの中には何が入っていますか?)
・How long can I keep it in the refrigerator? (冷蔵庫で、どれくらいもちますか?)
・How much are they all together? (全部でおいくらですか?)
・Can you give me a discount if I buy 5 of them? (5つ買うので、少しまけてくれませんか?)
・The change is not correct. (お釣りが違いますよ)
なお、お釣りの渡し方は日本と欧米では異なります。例えば、7ドルの商品に対して、10ドルを出した場合。日本では「お釣りは3ドルです」と引き算式に渡すのが一般的ですが、欧米では「(1ドル札を1枚ずつ渡しながら)8ドル、9ドル、10ドルです」と足し算式に渡すことも知っておくと良いでしょう。
地元民と触れ合えるマーケットに足を運び、海外旅行をより思い出深いものに!
以前、まだ幼かった長女を連れてクロアチアのファーマーズマーケットを訪れたときのことです。「リンゴをひとつください」と言うと、「え、ひとつだけ?それなら……」とお店の青年は娘と笑顔でハイタッチ。「はい、お会計は終わり!」と、リンゴを渡してくれました。おかげで、今でもクロアチアは大好きな国。そんな忘れられない温かい出会いがマーケットにはあるのです。
そこに住んでいる人々の生活に触れるには、マーケットを見ることが一番の近道。「これ、ください」から始まる小さな会話を通して、海外旅行をより思い出深いものにしてください。ただし、人混みの多いマーケットでは、会話中もお財布には十分気をつけましょう。
筆者:洲巻三恵子/ライター
大手家電メーカーにて秘書業務を5年間経験した後、スペインで1年間のインターンシッププログラムに参加。帰国後、リクルートが発行する情報誌の編集業務に4年間、ベンチャー企業の立ち上げに1年間携わり、家族の仕事の都合でドイツへ移住。5年半の滞在中、2回の海外出産を経験し、現在は4児の母。趣味は旅行で、南米やアフリカも含め、訪れた国は約30か国に上る。
合格率約80%の実績!
日米英語学院の人気の英検®対策コース