【レストラン編】海外旅行がもっと楽しくなる!使える英会話

いざ、海外旅行へ!現地に着くなり気分は最高潮に達することでしょう。しかし、英会話ができないがために食べたいものを注文できなかったり、会計時に金銭トラブルを起こしたりすれば、せっかくの楽しい旅行が台無しになってしまうことも多々……。
ここでは「使える英会話フレーズ」をシーンごとにご紹介。第1弾は、旅行で楽しみにしている人も多い【レストラン編】です。
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レストランでの食事を楽しむためのスマートな英会話フレーズ

Excuse me. Can I order? (すみません、注文をお願いします)
チップ制の英語圏では、各テーブルに担当ウエイターがつき、「May I help you? (うかがいましょうか?)」「(Is) everything OK? (大丈夫ですか?)」と、気遣って対応してくれます。
まずは担当のウエイターに手を挙げて「Excuse me. Can I order? 」と呼び、注文しましょう。
I’ll have ○○.(○○をお願いします)
注文する際は、「○○」に料理名やドリンク名を入れてウエイターに告げます。発音に自信がなければ、メニュー名を指差しながら言うと伝わりやすいでしょう。メニューに番号が書いてある場合は、番号名を言うのも手です。
「I’ll have ○○. 」が言いにくければ、「○○,please. 」でも通じます。
Check, please. (会計をお願いします)
勘定をお願いするときの定番の英会話フレーズです。担当ウエイターに向かって片手を挙げて人差し指でクルクルと円を描きながら言いましょう。
ウエイターがレシートを持ってきてくれたとき、勘定を分けたい場合は「Separate bills, please. 」、領収書がほしい場合は「Can I have a receipt? 」と言います。もしも会計が間違っていれば「What’s this charge? (これは何の値段ですか?)」と不明な場所を指差しましょう。
Can I use VISA card? (VISAカードは使えますか?)
カードで支払う場合はレシートが2枚ついてくるので、支払う金額とチップ(10~20%が一般的。ただし、含まれている場合は不要です)の金額を書き込みます。
1枚は控え(領収書)として取っておき、残り1枚とカードを挟んで机に置くと(カードは少し見えるように出しておくのがスマート!)、担当ウエイターが取りに来て会計を済まし、カードを返してくれます。
Doggy bag, please. (お持ち帰り用のバッグをください)
アメリカなどでは料理のボリュームが多いこともしばしば。勘定をお願いするときに「Doggy bag, please.」と言えば、お持ち帰り用の紙バッグを用意してくれます。
ハンバーガーショップで「テイクアウト」は通じない?

また、日本で日常的に使っている英会話が海外旅行先で伝わらないこともあります。
takeout
ファーストフードやコーヒーショップで商品を持ち帰ることを日本では「takeout (テイクアウト)」と言いますが、これは英語圏では通じないこともある英会話フレーズ。地域によって表現が異なりますが、一般的なのは「to go 」です。
お店へ入ったとき、接客スタッフから「For here or to go? 」とよく聞かれますが、日本での「イートインですか? テイクアウトですか?」という意味です。イートインなら「For here. 」、テイクアウトなら「To go. 」と答えましょう。
toilet、bathroom
いずれも「トイレ」を意味しています。イギリスでは「toilet 」は一般的ですが、アメリカやオーストラリア、カナダでは「便器」を意味するため、あまり使いません。また、アメリカやオーストラリアで「bathroom 」とよく言いますが、主には友人などの家へ行ったときに使う言葉。それは、トイレがお風呂にあることが多いからです。
それゆえ、海外旅行中、レストランなどの公共の場で「bathroom 」を使うと驚かれることも。レストランでは「Where is the restroom? (トイレはどこですか?)」を使うと良いでしょう。
レストランで使用する英会話フレーズは難しくない!
海外旅行で使える英会話フレーズ【レストラン編】はいかがでしたか?レストランで使用するフレーズは決まったものが多く、「check (会計・勘定)」「restroom (トイレ)」など独特の言葉や言いまわしを覚えてしまえば、それほど難しくはありません。
このような英会話フレーズを覚えてから行けば、海外旅行を数倍楽しむことができるでしょう。
筆者:児島奈美/トラベルライター
旅行雑誌やWEB等で、国内外問わず現地へ足を運び取材・撮影を行う。得意分野は、旅のルポ、グルメ取材、人物インタビューで、渡航した海外はプライベートを含め約40か国。雑誌立ち上げのために約3か月、ベトナムに滞在したほか、プライベートで欧州周遊(約3か月)、米国横断(約1か月)、東南アジア周遊(約3週間)、米国滞在(約1年)の経験も持つ。実践の場で英語を使うことが多く、「英語はツール」をモットーに、わかりやすく使える英語を心掛けている。
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