英検®2級リスニング対策のコツ!平均の約2倍 合格率45%の勉強法をご紹介

2024.04.17資格対策
【アイキャッチ用】210712英検2級リスニング
Summary あらすじ

近年、入試での活用のために中高生の受験者が増加している英検®2級ですが、その合格率は25%と高くはありません。中でもリスニングパートはネイティブスピーカーの英語を聞き取り理解しないと回答できず、対策が難しいと考えられている方も多いのではないでしょうか。
今回は、英検®2級の合格率が通常の2倍近い45%の実績を持つ英語学校のスタッフが、得点に結びつく解答のコツや英語のヒアリングが上達するおすすめの勉強法をご紹介します。

 

 

英検®2級のリスニング試験

【本文用】2級一次試験の内容表

 

■英検®2級とは

英検®2級は、リーディング・ライティング・リスニングで構成される一次試験と、スピーキングの能力を測る二次試験で構成されており、合格には65%の正答率が必要と言われています。
4技能の得点に極端な差を作らないように、苦手分野を克服することが合格につながります。

■英検®2級リスニングの構成

大問1 会話の内容一致選択(15問)
大問2 文の内容一致選択(15問)

 

リスニングテストは一次試験の最後に行われます。

問題文と質問は問題用紙には記載されていません。質問の選択肢のみ記載されています。

この4つの選択肢から質問の答えとして適当なものを選びます。

 

試験時間は大問1と2を合わせて25分。

放送回数は1度だけですので、集中力を切らさずに聞くことが必要になります。

レベル・難易度は?

【本文用】横並びになって授業を受ける生徒たち

 

■英検®2級のレベルとリスニングパートの難易度

英検®2級の出題問題のレベルは高校卒業程度と言われています。
しかし、同じ2級でもリーディングパートと比較するとリスニングパートのスクリプトは平易な単語や熟語で構成されています。ネイティブスピーカーの英語を聞き取る力があれば、高得点を狙えるパートです。

 

■大問1の難易度

大問1は男女二人の会話の内容を聞いて、その内容に関する質問に答える問題です。

 

二人の関係は恋人や仕事の同僚など様々。

旅行やお店での買い物などの日常の場面だけでなく、会社などビジネスシーンが出題されることもあります。ただ、ビジネスの知識・経験がないと回答できないほど難しいものではありません。

 

下記は実際の出題問題です。

場面は職場、昼休みに睡眠をとることについて話しています。

会話文は男女が往復話す構成になっています

 

スクリプト

女性A |

Jack, I just read an article about the benefits of taking a nap during the day.

 

男性B|

Sometimes I wish I could do that at work. I stay up too late at night, and Im always tired.

 

女性A |

You could sleep a little during your lunch break. Evan 20 minutes can help you feel refreshed.

 

男性B|

Really? Maybe Ill try that.

 

Question:

What are the man and women talking about?

 

 

選択肢

1 Getting some sleep during the daytime.

2 Eating lunch more slowly

3 Going to bed 20 minutes earlier.

4 Working until late at night.

(2021年度 第1回より)

 

質問の内容は登場人物の行動や行動の理由を問う場合が多く、WhatもしくはWhyで始まる質問が全体の約9割を占めます。

 

■大問2の難易度

ある人物のエピソード(旅行先に眼鏡を忘れてきて新しい眼鏡を買ったなど)が多いですが、歴史や気候変動など専門的なトピックも出題されるため大問1よりもやや難易度はあがります。

下の過去問では、南アフリカの海流について述べられています。

また、イベントや公共施設のアナウンスが流れることもあります。

 

スクリプト

There is a place in South Africa called Stormkaap. It is famous because the Indian Ocean and the Atlantic Ocean meet near there. One ocean is warm and the other is cold, so when they make big waves. Many ships have been damaged or destroyed by these dangerous waves. Two different colors can also be seen in the water, so Stormkaap gets many visitors every year.

 

Question:

What is one thing the speaker says about Stormkaap?

 

選択肢

1 Many ships are made there.

2 A warm ocean meets a cold one there.

3 Visitors damage the beautiful beaches there.

4 The daily temperature changes quickly there.

(2021年度 第1回より)

 

過去の問題はこちらから確認できます

参考:日本英語検定協会WEBサイト

 

 

英検®2級と準2級のリスニング対策の違い

リスニング・2級と準2球の違い

 

■配点や時間は同じ

問題数 30問、時間 25分という点は準2級と共通です。また、流れる英文のスピードや一文の長さにも差はありません。

 

■選択肢が印刷されていない問題は出題されない

英検®2級では、準2級 第一部のように選択肢すら問題用紙に印字されていない問題は出ません。選択肢は全て問題用紙に印刷されています。出題形式の面では準2級よりも易しいともいえます。

 

■単語や熟語、言い回しの難易度があがる

 

環境や経済など専門性のある話題が出ることが準2級と比較して難しい点になります。


話題が専門的であれば当然、単語も難しくなります。また、文法も準2級より難しくなります。文法が高校2年生までの内容であったのに対して、2級は高校卒業までが対象です。

リスニングの配点と合格点

【本文用】英語の先生からリスニングを教えてもらう女子学生

 

■合格点

合格には、4つのパートを通して65%の正答率が必要になります。

 

■リスニングパートの配点

不得意な分野を作らずにどの分野でも65%の得点をできる力をつけることが英検®対策の基本です。

ただ、中学生や高校生1年生など年齢の低い受験者の方は、リーディングやライティング対策よりもリスニング対策の方が取り組みやすいと感じるでしょう。

 

理由は、2級のリーディングやライティングになるとテクノロジーや医療など専門的なトピックが出て扱う内容自体が難しくなるからです。対して、リスニングで扱うトピックは週末の予定など日常の出来事が主で、単語もリーディングと比較すると容易です。

 

また、年齢が低いほど耳が英語に慣れるのも早いので、リスニングは早くから対策をして確実に得点できるようにするのがお勧めです。

時間配分

【本文用】ノートにメモを書く人

 

一次試験は110分。そのうちの最後の25分がリスニングテストです。

一つの放送は大体40秒。10秒が回答時間で、また次の問題が放送されて、という流れになります。

英検®2級のリスニングで高得点を取るコツ

【本文用】机の上のヘッドフォン、ノートパソコン、メモ帳

 

リスニングは、問題文が一度しか流れないため、問題そのものに慣れておくことはもちろん解き方のコツをつかんでおくことも重要です。
回答のコツは3つ。

 

・回答の選択肢を事前に確認しておく
・問題を解くのに時間をかけすぎない
・和訳はせず、イメージで理解する

 

どれもちょっとしたことですが、身に付けるだけで回答がスムーズになりもったいないミスを防ぐことができます。

 

■音声テストに注意

また、試験が始まる前に音声テストがあります。音声が聞き取りにくい場合は、試験監督者に申し出ます。音声に不具合がある場合にはこの時に申しでないと後で調整はしてもらえません。

問題の事前確認

【本文用】辞書で調べ物をしている女性の写真

 

■事前確認のタイミングは2回

1回目は、リーディングやライティングを終わらせてリスニングの試験を待つ間に行います。

30問全てに目を通しましょう。そのためには、早い人でも5分はあったほうが良いでしょう。その分も計算してリーディングとライティングを進めます。

2回目は放送の合間、回答が終わって次の放送を待つ時間です。放送の間は10秒あるので、1秒、悩んでも2・3秒で答えを書き、残りの時間で次の問題の選択肢に目を通します。

 

■一度目の事前確認のポイント

・選択肢に目を通しながら、大問1の会話文なら場面や人物の関係、大問2ならトピックの内容を予想します。
・目を通した際にすぐに思いだせなかった単語は意味をメモしておきましょう。問題が読み上げられ始めると単語の意味を考えている時間はありません。

 

■二回目の事前確認のポイント

一度目の確認はあくまで全体の確認になります。

問題と問題の間、次の問題が流れるまでの間の直前の選択肢チェックで再度、場面や人物の会話をできるだけ具体的にイメージしてください。

映画のシーンのように頭の中に像としてイメージできると放送されている英文の大意をつかみやすくなります。

問題に時間をかけすぎない

【本文用】文字が消える赤いシートで英単語を学ぶ

 

選択肢を先読みしていても、回答がわからないこともあるでしょう。しかし、正解を考えている間に次の放送が始まってしまうと、選択肢を事前確認するタイミングを逃してしまいます。
それ以降の問題の正答率を上げるために、わからなかった問題は3秒ほどであきらめてしまうことが賢明です。
ひとまず答えを記載し、次の問題の選択肢に目を通しましょう。

和訳ではなくイメージする

【本文用】熱心にノートをとる女子生徒たち

 

聞こえてくる英文の単語を頭の中で一つ一つ日本語に変換していては、とてもネイティブスピーカーの話すスピードにはついていけません。

放送に置いていかれないために以下の3つが重要になります。

 

・話の流れをイメージしながら聞く

・英語を英語のまま理解する

・些細なところは聞き取れなくてよい

 

■話の流れをイメージしながら聞く

話の大意を掴むことはリーディングとも共通していますが、原稿がない分イメージの重要度は高くなります。選択肢の情報から、職場なのか旅行に行く飛行機の中なのかなど具体的に場面を想像し、映画のようにイメージを頭の中で展開するとスムーズに解答できます。

 

■英語を英語のまま理解する

例えば「Are you going to the company’s Christmas party this weekend?」という音声が流れてきたときに、「Are you~」ということは疑問形。「going」は「行く」、「the company’s」は「会社の」と一語ずつ和訳をして「あなたは今週末会社のクリスマスパーティーに行 きますか?」を作って理解するのではなく、「Are you going to the company’s Christmas party this weekend?」と言う英文からそのまま、会社の会議室でのクリスマスパーティのシーンを思い描きます。

 

些細なところは聞き取れなくてよい

質問は細かいところは聞かれません。例えば、クリスマスパーティが「先週だったのか」「先月だったのか」といった些末なところを質問されることはありませんので、精読は必要ありません。

 

質問になるのは、「登場人物はなぜクリスマスパーティにいけなかったのか」など文意を問う部分です。

英検®2級のリスニングの勉強方法

【アイキャッチ用】191101英検2級

 

■過去問を解いて本番のスピード感に慣れる

25分間、集中力を切らさずに英文を聞き続ける訓練のために過去問は必ず時間を測りながら解きましょう。

また、生の肉声ではないスピーカーからの音声の聞き取りに慣れておくためにも過去問を解くことが重要です。

答え合わせの時は、スクリプトを見ながら聞き取れなかった箇所を音読、知らない単語・熟語の意味は書き込んで覚えます。

 

■聞き取れるコツ

リスニングの得点が低く苦手意識のある人、リスニングパートを特に対策強化をしたい場合は、英語を聞き取る技術を向上させるためシャドーイングディクテーションでの練習がおすすめです。

ただし、基礎文法力や語彙がなければ聞き取れても理解ができないため上達が難しくなります。単語学習と並行して行い、英検®2級に必要な単語1500のうち少なくとも5割を覚えたあたりから、聞き取り力の強化に移るのが適切です。

また、リーディングパートの学習と並行して行う方が文の構造の理解にもつながり相乗効果での上達が出るのでお勧めです。

 

■おすすめの参考書

『2024年度版 英検®2級 過去6回全問題集』|旺文社

シャドーイング(復唱)

【本文用】ネイティブ講師と話している2名の女子生徒

 

シャドーイングとは、流された英文を聞き、1・2秒後に英文を復唱するリスニングの練習方法です。
プロの通訳のトレーニングとして考案された技法で、少し後ろからぴったりと影のように追いかけて復唱するので、シャドーイングと言います。発話と放送音声の聞き取り/理解を同時に行うので難易度は低くはありません。

音声の長さや文章の難易度がレベルにあっていないと上達が難しい練習法でもあるので、必ず英検®2級の過去問や英検®2級のリスニング用の教材を使い、初めはスクリプトを見ながら行うなど無理のない方法で行いましょう。

 

■おすすめの教材

『速読速聴・英単語Core1900 ver.5』|Z-KAI

中級者向け。

英字新聞やインターネットの英語、英語放送を理解するためのコア・ボキャブラリー約1900語で構成された英文を多数収録。

付属CD、オンラインでの音声ダウンロードなど音声コンテンツも充実しています。

 

『速読速聴・英単語Daily1500 ver.3』|Z-KAI

1冊目と同じシリーズですが、初心者向けの内容になっています。

トピックは日常や旅行、アートなど教養の話題もあり楽しく学べます。

こちらも付属CD、オンラインでの音声ダウンロードありです。

 

■シャドーイングの手順

1.最初はスクリプトを見ながら音読し、スクリプトありでスラスラ読める状態になれば、スクリプトを見ずにシャドーイングをする。

2.慣れてくれば最初からスクリプトを使わずにシャドーイングを行う。

30回くらい過去問や問題集でシャドーイングを行えば、最初からスクリプトを見なくてもスムーズに行なえるようになります。

 

■コツは放送と同じスピードで話すこと

同じスピードで話す方が、発音の再現力が上がります。

またネイティブスピーカーのリズムが身に付き、スピーキングも上達します。

 

■英語の発音規則を知っておくことがポイント

ネイティブスピーカーの発音が聞き取りにくい理由は、前後の音がくっついて発音されたり、単語や文の切れ目が不明瞭だからです。この英語特有の法則をあらかじめ意識してシャドーイングすることで、徐々に聞き取れるようになります。

 

・リエゾン(リンキング)

一つ目の単語の最後の音と次の単語の最初の音がつながって聞こえること
例| Just a moment  ジャスタ モーメント

tとaがつながって発音される

 

・リダクション

スペリング上では確かに存在しているのに発音されない、もしくは極めて弱く発音される音のこと。

例| Good bye グッバイ

goodのdはほとんど発音されない

 

・フラッピング

 t が母音に挟まれている

 t の直前にアクセントが置かれる

上記2つの条件の時、tの音がdやrのように濁る

例|later  レイダー water  ウォーダー

※舌を巻くように濁る

 

シャドーイングは単語学習と並行して行うと単語の定着もでき、相乗効果が生まれます。

 

■シャドーイングが難しいと感じる場合はリピーティングもおすすめ

シャドーイングは大変効果の高い学習方法ではありますが、難易度が高いのも確かです。

スクリプトを見ながら行ってもこんがらがってしまうという方は、音声をセンテンスごとで切ってそのセンテンスを復唱するリピーティングもやってみてください。

慣れてくれば、シャドーイングを行います。

 

■確実に上達したいなら英語スクールでの指導がお勧め

英語スクールで確かな技術を持つ講師に的確に指導してもらうことで、挫折なく上達できます。

特にリスニングが苦手と感じている人には、英語スクールでの分野ごとの強化対策がおすすめです。

 

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受講生の声|中学生で英検®2級合格! hirotoさん

日米には週1回通学していました。

特にシャドーイングが印象に残っています。最初は全くできず、毎回ヘトヘトになって、すごくつらかったです。でも、このレッスンのおかげで英検のリスニングパートの音声を聞き取れるようになりました。

ディクテーション(英文書き取り)

【本文用】英単語帳とノート、ABCブロック

 

ディクテーションとは、放送される英語を書き取る学習法です。

 

■現在のリスニング力が把握できる

ディクテーションでは、聞き取れている箇所は記述でき聞き取れなかった箇所は記述できないので、その時のリスニングの能力を客観的に知ることができます。

ヒアリングでは、音声は流れていってしまうので、なんとなく聞き取れた/聞きとれなかったとあいまいな状態になりがちですが、ディクテーションをすることで、繰り返し間違えている箇所や聞き取れていない箇所を発見し自分のクセを自覚することができます。

 

■単語や文法力の強化

答え合わせの際に意味のあいまいな箇所を調べることで、単語が定着しま。す

また、書くことで文の構造も定着するため、ライティングの練習にもなります。

まとめ

【本文用】ガッツポーズをする学生と先生

 

英検®2級の試験の中でも、苦手な方が多く短期での上達が難しいと言われるリスニングパートの対策に焦点を当ててお話をしました。

単語力や文法などの基礎固めができたうえでシャドーイングやディクテーションなどを行って対策し、選択肢の事前確認などコツをつかんで回答をすれば得点源となるパートです。

 

一方で、試験までの期間が限られていたり勉強の時間が少ししかとることができない時は、資格取得に力を入れている英語スクールに通う方が確実です。

 

日米英語学院は、各受講生の現在のレベルから目標級・スコア到達までの必要な期間を算出し、個人別カリキュラムをお作りするため、レベルに合わない不要な学習を省いて効率的に上達できます。

レッスンは、英検®対策のプロである日本人講師が担当。

リスニングパートのみの対策も可能です。

 

また、リスニングと同様に一人では対策の難しい二次試験 面接対策のみを外国人講師のプライベートレッスンで受講し実践力を付けることも可能。レッスン以外にも、コーディネーターとの学習カウンセリングや単語テストや模擬試験などのサポート体制が充実しています。

 

■日米英語学院受講生の英検®2級合格率は、平均の2倍近く!

受講生の英検®2級の合格率は一般的な平均の約2倍近い45%(2023年度第2回)。

日米英語学院の英検®対策講座・コースには、目標級別の総合演習クラスのほか、リスニングや長文読解、基礎文法クラスなどのスキル別クラスがあり、これらを組み合わせて作成する個人別カリキュラムのおかげで短期間で目標達成できたという声をいただいています。

 

現在の英語力はどんなレベルか、いつまでに何級、何点を取得したいか、これまでどんな学習をされてきて、現在学習面でどんな悩みを抱えているか、などそれぞれの状況によって、目標達成へのアプローチ方法は異なります。日米英語学院では、まずは学校説明会(対面・オンライン選択可)にて、カウンセリングやレベルチェックを行い、お一人おひとりにピッタリのカリキュラムでの学習を無料でご案内しています。

レッスンも、通学/オンライン、グループ/マンツーマン、日本人講師/外国人講師から最適なチョイスで受講いただけます。英検®合格を実現したい方は、ぜひ一度、学校説明会にてご相談ください。

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