英検®準1級の時間配分はどうすればいい?解く順番やリーディングにかける時間を紹介

2023.07.19資格対策
【アイキャッチ用】230719英検準1級
Summary あらすじ

英検®準1級一次試験の筆記テスト試験時間は90分間。その90分間でいかに効率よく問題を解くのか、問題の構成はどうなっているのかということを知っておくことは合格するためにとても重要です。今回は90分間をどういう配分で使うか、またどういう順番で解答していけばいいのかを詳しく説明します!

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英検®準1級の構成

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みなさんは自分が受験する予定の英検®テストの問題構成をご存じでしょうか。
実は初めて受験される方の中には問題内容も知らず時間配分もわからないまま受験される方が意外といらっしゃいます。「知っている方が有利なのはわかるけれど、実力があれば大丈夫でしょう。」と考える方もいらっしゃいます。もし時間に余裕があればその方法でもいつかは合格するかもしれません。ただ、敵を知った上で受験する方が効率よく短期間で合格への道へ進めるでしょう。そのためにここではまず英検®準1級の構成を説明します。

 

英検®準1級一次試験は全部で71問あり、筆記90分、リスニングが30分、合計2時間の試験時間です。下記は英検®準1級一次試験の問題構成となります。

 

■英検®準1級筆記試験の概要

語彙問題 文脈に合った正しい語句を4つ選択肢から選択 25問
文語句問題 長文問題内にある空所の語句を埋める 6問
長文内容問題 長文の内容に関する質問に対する答えを選択肢から選択 10問
ライティング 質問に対する答えを英作文する 1問

 

■英検®準1級リスニング試験の概要

会話内容確認 聞いた会話情報と一致するものを選択 12問
文の内容確認 聞いた文の情報と一致するものを選択 12問
形式の内容確認 実生活で起こり得るリアルなリスニング内容と一致するものを選択 5問

 

英検®準1級の時間配分目安

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英検®準1級の筆記テストは90分の配分です。筆記の問題数42問を90分で解く計算になるので、単純計算で1問当たり2分14秒使える計算です。ただし、ライティングに20~25分かけることになるので、それを差し引いて41問で割ると1問当たり2分弱で答えを出さなければなりません。
以下は各セクションの理想的な時間配分です。もちろん理想的な時間配分は個人の能力や得意不得意によって異なりますので、あくまで目安時間として参考にしてください。

 

■英検®準1級の時間配分

語彙問題 15分
長文語句問題 20分
長文内容問題 25分
ライティング 20分~25分
見直し 0~5分

 

リーディングに約60分、ライティングに約30分が目安となりますが、語句を覚えていればリーディング前半の語彙問題は短時間で解けます。その場合、後半の長文やライティングの時間を増やすなど自分の今の実力の状態によって調整してみてください。

 

英検®準1級のおすすめの解く順番

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英検®準1級の時間配分がわかったところで、今度は問題を解く順番についてご説明します。
問題文に並んでいる順番に解くよりも、より効率的な方法は、

 

①ライティングのテーマとキーワード確認&構想を1分で書く
②長文読解
③穴埋め
④語彙
➄ライティング執筆
⑥見直し
の順番です。

 

まず最初にライティングのテーマとキーワードをおさえて、ストーリーの構想をします。
ここでは実際には書かず、構想をぼんやりと考えるだけでOKです。
その後長文や穴埋め、語彙問題に進みます。これらを解く際に、自分のライティングで使えそうな言葉を問題文からピックアップしておきます。その後ライティングに進み、ピックアップした言葉をライティングの文章に使用すれば確実にスペルミスは減ります。

なお、語彙問題ではなく長文から解く理由は、長文を適切な時間をかけてきっちり解くためです。語彙問題で時間を取られてしまい、長文への時間配分が想定以上に短くなってしまうことが多いです。どうしても長文の方に時間を取られる人が多いので、先に自分が長文にかける時間を決めておきその時間内できっちり解いてから、語彙問題に挑みましょう。

 

英検®準1級各セクションの対策方法

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英検®準1級では全部の問題をじっくり解いている時間はありません。いかに効率よく解くかが一次試験通過への鍵になってきます。ここでは無駄なくスピーディーに解くための対策を、セクションごとに解説していきます。

 

■語彙問題(15分)

リーディングの一番はじめに出てくるのが、短文の空欄補充問題です。基本的には語彙のみを問う問題が多いので、単語の意味を知っているかどうかによって正解率がかなり左右されます。分からない単語はどれだけ考えても分からないので、必要以上に悩んだりして時間をかけることはお勧めできません。語彙力を十分に強化して知っている単語数を増やし素早く解ける状態にしておきましょう。

 

■長文語句問題(20分)

まずはタイトルで何についての文章かを理解し、そのあと上から順番に読み進めましょう。空欄が出てきたら、その都度回答すると、繰り返し読む時間が発生せず、効率的に解くことができます。文章の流れが分かれば回答できる問題が多いので、ストーリー展開についていくようにしましょう。展開についていくためには、ディスコースマーカーと呼ばれる接続語句に注意を払っていくことが大切です。接続詞に印をつけながら、上から大意を把握しつつ読み進め、空欄の前後だけ詳細を読み回答すると良いです。

 

■長文内容問題(25分)

英検®2級と比べると文章量が多く、内容も専門的な内容が多いので、かなり難易度は高くなります。このパートを手早く片付けるには、長文語句問題と同じくまずはタイトルで何についての文章か把握することです。その後、先に設問を読んで、各設問に関連しそうな文章をみつけてそれらの前後を中心に文章を読みます。だいたいの設問は長文に出てくる内容通り並んでいることが多いのでそれを踏まえて解くと設問に沿った文章を長文から見つけやすくなります。長文全体を読んでから解答するのではなく、設問→長文の順で読んで効率的に解いていきましょう。

 

段落の数と設問数が一致する場合は、各段落に設問が一つずつ作られているケースが多いので、困った際にはこの傾向を参考にしてみると良いでしょう

 

■ライティング問題(25分)

英検®準1級のライティングを攻略するには、まず採点項目をあらかじめ把握しておくことが大切です。採点項目は「内容」「構成」「語彙」「文法」の4つから構成されています。各項目が4点の配点なので4点×4項目の合計16点がライティングの配点となります。これは筆記試験全体の約19%に相当しますので、合格のためには出来れば10点は目指したいところです。

 

ライティングを効率よく上手に組み立てるには、エッセイの基本構成を習得しておくことも大切です。基本の型は「導入→理由1つ目→理由2つ目→結論」です。自分の表現を使った「型」を事前に決めておくと良いでしょう。理由部分はしっかり具体的に書くこと、あやふやな表現や語彙は避け、確実に伝わるように書くことに注意しましょう

 

英検®準1級時間配分のポイント

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■分からない問題は飛ばす

語彙問題は純粋に単語を知っているかどうかの問題なので、知らない選択肢がある場合、1時間考え続けても答えが出るということは絶対に起こりません。ですので、語彙問題に粘り強く取りかかることはおすすめしません。長文読解やライティングに時間を割くためにも、選択肢が分からない語彙問題は潔く諦めて次の問題に取り掛かりましょう。

 

■ライティングに多めの時間を使う

ライティングだけで、他のリスニング・リーディングセクションと同じ750点分の配分があるので、ライティング対策が出来れば一気に一次試験合格に近づくと言えます。ライティングで点数を稼ぐためには、普段からニュースを見てそれに対する自分の意見を日本語でいいので言える練習をしたり、文法ミス・スペルミスが極力少ない正しい英文が書けるように何度も練習をすることが重要です。

 

■リスニング問題の先読みをする

余った5~10分は休憩するのではなく、リスニングパートの設問を先読みしておくことを強くおすすめします。当たり前ですが、先読みをしておいてどんな問題がでるかイメージできていると非常に有利です。時間がさらにあれば、選択肢も読んでおきましょう。最後のリアルライフ問題のシチュエーションも先読みし、少しでも先に頭に入っている状態にしてからリスニングに挑むとよりスムーズに回答できるでしょう。

 

まとめ

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今回は、英検®準1級の時間配分と、効率よく解ける順番をご紹介しました。
英検®2級に合格した人でも準1級に合格するまでには約300時間の勉強が必要と言われるほど、2級と準1級の間の英語力の差は大きいものがあります。英検®準1級に合格することは、決して簡単なことではありません。

 

もし、独学で勉強して合格できる自信がない、対策できる時間の確保が難しいという時はスクールを利用することも視野に入れたほうがいいでしょう。スクールに通うことで、独学で勉強するより割高になりますが、英検®準1級に合格までの距離が縮まるでしょう。英検®準1級に合格を目指す方の中には受験勉強や仕事があって勉強時間の確保が厳しいという方は少なくはありません。そんな方には、短期間で効率よく学習でき、かつ英語学習での肝といえる「モチベーション」を保った継続学習がしやすいスクーリングがおすすめです。通学まで考えていなくてもまずは専門スクールに相談してみると、情報が手に入りますので一度スクールにご相談されてみるのもよいでしょう。

 

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