TOEFL ITP®500点のレベルは?勉強法や参考書と500点を取るためのコツを紹介

     
最終更新日:2023.10.31記事作成日:2023.09.01資格対策
【アイキャッチ】230901TOEFLITP500
Summary あらすじ

「TOEFLで500点とるように言われた」「TOEFL ITPを受けることになったけど何点を目指したらよいか分からない」などTOEFL ITP 500点について知りたいみなさんに、今回は詳しく解説していきます。TOEFL ITPがどんなテストか、500点とるにはどんな勉強をしたら良いかイメージしていただけると思います!

 

 

TOEFL ITP®について

【本文用】疑問符を掲げる女性

 

■TOEFL ITP®の問題構成

TOEFL ITP®テストは、選択式のテストで、Level 1Level 22つのレベルがあります。一般的にはLevel 1が使われます。Level 2は時間を短縮し、問題の難易度を下げて作成されています。問題の内容はすべてアカデミックな内容で構成されており、どちらのレベルも3つのセクションに分かれています。

 

Level 1】全140問 約115

Listening Comprehension50問) 約35

Structure and Written Expression40問) 25

Reading Comprehension50問) 55

 

Level 2】全95問 約70

Listening Comprehension30問) 約22

Structure and Written Expression25問)17

Reading Comprehension40問) 31

 

■TOEFL ITP®500点取るには正解率が何割必要か

TOEFL ITPで500点を取るには、得意のセクションでは7割、苦手なセクションでも少なくとも6割は点数を取る必要があります。一般的に受けられているLevel1のテストで、7割(6割)取るためには、それぞれのセクションで次の問題数の正解が必要です。

 

・リスニング:全50問なので、7割を取るには35問(6割は30問)

・文法:全40問なので、7割を取るには28問(6割は24問)

・リーディング:全50問なので、7割を取るには35問(6割は30問)

 

 

TOEFL ITP®500点のレベル

【本文用】棒グラフと折れ線グラフをなぞるボールペン

 

■TOEFL ITP®500点のレベルをTOEIC®・英検®と比較

TOEFL ITP500点のレベルを、他の英語試験と比べると以下の通りです。

TOEFL ITP TOEIC 英検
500点 550~600点 2級

CEFRレベルではB1レベルに相当します。発展的な英語力がある、とまではいきませんが、最低限の会話や読解ができる英語力が備わっているレベルといえます。

 

■TOEFL ITP®で500点を取るために必要なリスニングのレベル

TOEFL ITPのリスニングセクションでは1問につき5秒程の会話を聞きます。TOEFL iBTのリスニングに比べると、一度で聞き取らなければいけない量は少ないため、難易度は低く、聞きやすいです。苦戦するのは、アメリカのネイティブ発音であることです。速度が速いのと、発音が崩れていたりすることがありますので、その英語に慣れておく必要があります。過去問を中心にリスニング練習するとよいです。

 

■TOEFL ITP®で500点を取るために必要な文法のレベル

TOEFL ITPのStructure and Written Expressionセクションでは、日本の高校で習う英文法のレベルで十分解ける問題が出題されます。出題形式も高校の定期テストや大学入試と似たような選択式問題と、文法ミスの指摘問題の2種類です。高校レベルの英語を身に着けていれば難なく解くことができるでしょう。文法が苦手な方は、基礎的な文法をしっかり復習して、本番に臨みましょう。

 

■TOEFL ITP®で500点を取るために必要なリーディングのレベル

リーディングは高校英語レベルで解ける問題がほとんどですが、大学で使われるような学術的な文章も出てきますので、少し複雑です。読解だけでなく、単語問題も含まれます。英検2級や準1級の英語力があれば、7割は正解できるでしょう

 

TOEFL ITP®で500点を取るコツ

【本文用】上を指さす女性

 

■単語力と文法力を高める

TOEFL ITPで出題される文法問題は、高校までで学ぶレベルの基礎的な問題が多いため、一番点数を上げやすいです。その文法問題で点数を稼ぐためにも、文法力を高めることが必要となり、スコアに直結します。リスニングやリーディング問題でも、文法が分かれば文脈から意味を予測しやすくなるため、文法知識で正解率を上げることができます。

単語力も全てのセクションに共通して必要となります。特にリーディングでは単語の言い換え問題も出題されます。単語力と文法力を最優先に勉強することが500点を取る近道です。

 

■時間配分に慣れる

TOEFL ITPは内容の難易度が高くない代わりに、問題数に対しての回答時間が短いです。1つの問題にかける時間をある程度決め、時間内に多くの問題を解けるように練習しておかないと、スコアを伸ばすことはできません。文法問題は40問を25分で解かなければいけませんので、1問30~40秒で解く計算になります。即座に答えられる問題と時間がかかる問題がありますので、時間配分を練習しておきましょう。リーディング問題は50問を55分で解かなければなりません。1問約1分強で解く計算です。時間を測って練習問題を解くことで、時間を体に覚えこませましょう。

 

TOEFL ITP®で500点を取るための勉強法

【本文用】英語の本とペン、ふせん、電子辞書

 

■TOEFL ITP®で500点を取るためのリスニング勉強法

TOEFL ITPのリスニング問題はスピードが速く、またネイティブ発音であることは前述しましたが、その対策として、リスニング力を上げるための勉強法で一番お勧めなのがTOEFLのリスニングを聞くことです。繰り返しTOEFL ITP用のリスニング音声を聞いて練習しましょう。

ネイティブのスピード感に慣れるために、英語のドラマやニュースを見ることもおすすめです。最近ではyoutubeやポッドキャストで簡単に触れることができます。自然な英語を聞く練習になりますし、ネイティブ表現も聞き取れるようになります。何より、楽しんで英語を聞くことに慣れることができます。

また、リスニング力をあげるには、単語力を身に付けておくことも重要です。知らない単語が多いと、聞き取れても意味が把握できません。単語を覚えるときは意味と発音を一緒に覚えておきましょう。

 

■TOEFL ITP®で500点を取るための文法勉強法

文法の勉強法としてはまず、高校までで習った文法問題を復習することです。文法ルールであやふやな部分があるとスコアを伸ばすことができません。文法項目ごとの問題集を使って、正解率の悪い分野は勉強しなおすようにしましょう。選択問題であっても、なぜこの解答なのかを自分で説明できるレベルまで持っていけると良いでしょう。

復習ができたら、次はTOEFLの文法問題を繰り返し解くようにします。問題形式に慣れることで、時間の使い方が身に付きます。難しい・細かい文法の知識は不要です。基礎を完璧にするよう心がけましょう。

 

■TOEFL ITP®で500点を取るためのリーディング勉強法

リーディング問題も制限時間が短いため、一度で内容を理解しながら読めるようになる必要があります。そのためには、精読:細かい部分まで正確に読み取る」と「多読:たくさん読む」が必要です。長文に慣れるようにしましょう。並行して、TOEFLのリーディング問題を繰り返し解くことも勉強法としてはおすすめですTOEFL特有の学術的な文章に慣れるようにします。

読むのが遅い方におすすめの勉強法は「音読(文章を声に出して読む)」です。声に出してそのスピードで理解できるようになると、読む速度が上がります。

最後に、単語力を身に付けておくことも重要です。知らない単語が多いと、周りの文を読みながら推測する必要が出て来ますので、読むスピードが遅れてしまいます。TOEFL頻出単語をできるだけ覚えておきましょう。

 

TOEFL ITP®で500点を取るためのおすすめ参考書

【本文用】自習をしている女子大学生

 

TOEFL ITPで500点を目指している方にお勧めの参考書を紹介します。

 

TOEFLテスト英単語3800|旺文社

TOEFLテストに出題される単語が収録されている参考書です。単語を押さえたい方はこの本を利用すると良いです。レベル別になっているので、自分のレベルに合わせて覚えることができます。音声付きなので、発音も一緒に覚えることができます。

 

TOEFL ITP(R)テスト 公式テスト問題&学習ガイド|ETS

公式問題集として利用できる1冊です。実際のTOEFL ITPと同じ問題文やアンサーシートが付いているので、本番を想定した練習がしやすいです。また、テストの構成やそれぞれのセクションの学習法も詳しく掲載されているので、まず取り掛かるにはおすすめです。

 

■TOEFL(R)テスト大戦略シリーズ|旺文社

リスニング、リーディング、文法問題の攻略本がそれぞれあります。攻略ポイントと練習問題、実践問題が付いていますので、苦手パートの参考書を使って学習しましょう。

TOEFL ITP対策リスニング問題攻略

TOEFL ITP対策リーディング問題攻略

TOEFL ITP対策文法問題攻略

 

まとめ

【本文用】日米英語学院のカウンセリングの様子

 

TOEFL ITPの問題形式や500点のレベル、500点を目指すための対策、勉強法について、分かっていただけたでしょうか。特に進学・進級などで受けることになるTOEFL ITPですので、何が何でも目標点をクリアしたいですよね。基礎から学び直したい方や、効率的に学習を進めたい方は、TOEFL ITP専門のレッスンのあるスクールや英会話スクールに通うこともおすすめです専門のスクールでは、自分のレベルにあったきめ細かな指導を受けられますし、伸び悩んでいるときに相談でき、アドバイスを受けることができます。また、同じ目標に向かって勉強する仲間と出会え、目標達成に向けた勉強を続けるモチベーションになります。通学まで考えていなくてもまずは専門スクールに相談してみると、情報が手に入りますので一度スクールにご相談されてみるのもよいでしょう。

 

TOEFL ITP対策は日米英語学院へ

日米英語学院では、各受講生の現在のレベルから目標スコアを必要な期間で取得するため、個人別カリキュラムをお作りして効率的に学習いただいています。TOEFL ITP対策クラスはテスト対策のプロである日本人講師がレッスンを担当。レッスン以外にも、コーディネーターとの学習カウンセリングや単語テスト・模擬試験などのサポート体制が充実しています。

短期間で目標達成した受講生も多数!日米英語学院のTOEFL®対策コースには、目標スコア別の総合演習クラスのほか、苦手パートだけを対策するクラスなどのスキル別クラスがあり、必要なクラスを組み合わせて作成する個人別カリキュラムのおかげで短期間で目標達成できたという声をいただいています。

 

現在の英語力はどんなレベルか、いつまでに取得したいか、これまでどんな学習をされてきて、現在学習面でどんな悩みを抱えているか、などそれぞれの状況によって、目標達成へのアプローチ方法は異なります。日米英語学院では、まずは学校説明会(対面・オンライン選択可)にて、カウンセリングやレベルチェックを行い、お一人おひとりにピッタリのカリキュラムでの学習をご案内しています。レッスンは、通学/オンライン、グループ/マンツーマン、日本人講師/外国人講師から最適なチョイスで受講いただけますTOEFL®ITP500点取得を実現したい方は、ぜひ一度、学校説明会にてご相談ください。

 

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