【実録】TOEFL iBT®改訂版、受けてみた!新形式の変更点と攻略法を徹底レポート

     
最終更新日:2026.01.28記事作成日:2026.01.28資格対策
改訂版TOEFL iBTを受けてみた
Summary あらすじ

2026年1月より改訂版へと新しくなったTOEFL iBTテストを日米英語学院の教務部スタッフが早速受験してきました!今回は、試験の概要と詳しい解説をインタビュー形式でお伝えします。改訂版の試験内容や受験して分かったことなどをお伝えします。受験を考えている方、どのような内容になったのかを知りたい方は、是非ご覧ください。

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英検1級保持の教務マネージャーが挑戦!受験者の「知りたい」を代弁します

レポート用紙に「change!」とかかれたブロックが並んでいる

 

受験スタッフ紹介:

日米英語学院 関東本部 教務マネージャー H

英会話・英語資格対策スクールの日米英語学院に、スクールスタッフを経て現在は教務スタッフとして勤務。教務スタッフになるにあたり英検1級を取得!習得した英語力を活かして業務に従事している。自らの英語学習も継続的に行い、英語資格試験取得に向けて前向きに取り組んでいる。

英検1級受験体験記はこちら

 

「実力がシビアに反映される」——改訂版TOEFL iBT®テストを終えて感じた2つの本音

【本文用】上を指さし笑顔の男性サラリーマン

 

―早速の受験お疲れ様でした!試験を受けられて、いかがでしたか?まずは総評を教えてください。

 

今年から問題形式が大きく変わった TOEFL iBT®テストを、先日さっそく受験する機会に恵まれました。これまで公開されている情報だけでは未知の部分も多少あったかとは思いますが、受験してみて明確になったことを共有させていただきたいと思います。

 

受験してみて全体的に感じたことは、次の2点です。

  • リーディングとリスニングセクションの「アダプティブ方式」が、しっかり機能している。
  • 自分の実力が正確に測定される。

 

それでは、各セクション別に概要をお伝えしていきたいと思います。

 

【リーディング】明暗を分ける「時間配分」の罠。アダプティブ方式による出題の変化とは?

【本文用】単語帳と辞書

 

―ではまず、リーディングセクションから教えてください

 

まずModule 1では、公表されている3つのタスクがすべて出題されました。

1つ目の「Complete the Words」(単語を完成させる)問題、2つ目の「Read in Daily Life」(日常生活に関する文章を読む)問題までは順調でしたが、最後の「Read an Academic Passage」(アカデミックな文章を読む)問題で苦手な理系のパッセージが出題され、時間が限られていたこともあって焦って適当に解答せざるを得ませんでした。

この「Read an Academic Passage」問題の設問形式は、従来型試験と何ら変わりはありません。ただ出題文が短くなっただけ、という印象です。Insert Textタイプの設問がModule 1, 2のどちらにも出題されたので、Academic Passage問題についてはTOEFL iBT®テストらしさを保持しているなと感じました。

 

そしてModule 2に移ったのですが、驚いたことに2つ目のタスク:Read in Daily Life問題がまったく出題されず、Complete the Words問題が終わったら次はRead an Academic Passage問題に移ったので、

「これがアダプティブ方式か!※」と思いました。恐らくModule 1Read in Daily Life問題の正答率が良かったためではないかと推察します。そしてModule 1ではまったく手応えがなかったRead an Academic Passage問題の出題文が、Module 2では自分にとっては理解しやすいパッセージになっていました。ここもアダプティブ方式が効いているのだと実感しました。

 

※インタビュアー注:アダプティブ方式ではモジュール1の正答率によってモジュール2の出題内容が変わります。Upperの問題群では「Complete the Words」と「Read an Academic Passage」が、Lowerの問題群では「Complete the Words」と「Read in Daily Life」のタスクが出題されます。

 

Module 1では最後に苦手な分野の出題文が出てしまったので解答に時間がかかってしまい、見直しの時間はまったく取れませんでしたが、Module 2は見直しできる余裕がありました。

同じModule内であれば前の問題に戻れるので、TOEICと同様にわからない問題はいったん適当に解答して、サクサクと先へ進むのが大事だと思います。最初のComplete the Words問題はだいたい1つ難問が入っている印象があるので、ここに時間を取られて最終的に時間切れになってしまうのは、あまりにも勿体ないです。

 

それから余談ですが、Insert Textタイプの設問では選択した空所をクリックすると、そこに出題文が挿入された状態で表示されるので、本当にここに入れて妥当なのか、パラグラフ全体をざっと読み返して再確認しやすい便利な機能だと思いました。

 

【リスニング】「先読み」不可!細部よりも「話の流れ」と「教授の意図」を掴め

【本文用】イヤホン・PC・ノート

 

―では次に、リスニングセクションについて教えてください

 

以前のTOEFL iBT®テストと同様にテストセンターではA4用紙数枚と鉛筆が貸し出されるので、これまで通りメモを取ることは可能です。リスニングもまずModule 1では、公表されている4つのタスクがすべて出題されました。

 

どのタスクにも共通していますが、選択肢が1問ずつしか画面に表示されないので、TOEIC®テストのように次の問題の選択肢まで先読みすることはできません。またリーディング同様、最後の「Listen to an Academic Talk」(アカデミックな講義を聞く)問題も、設問形式は従来型と何ら変わりありません。この点においてもAcademic問題についてはTOEFL iBTらしさを保持しているなと感じました。

細かい内容よりも、話の全体の流れや話者(教授)のスタンス(話しているトピックや事象について好意的なのか?それとも懐疑的なのか?)を問われるので、あまり細かいところまで聞き取ろうと頑張らなくても大丈夫です。「なぜ教授はこの例を持ち出したのか?」というような設問も相変わらず出題されますので、細部でなく「話全体の流れを追う」ことを意識したいです。

 

それからリスニング問題について気を付けるべきだと思ったのは、「話を最後まで油断せずに聞く」ということです。特に「Listen to a Conversation」(会話を聞く)問題や「Listen to an Announcement」(アナウンスを聞く)問題で、”What will the speaker probably do next?”という、TOEIC®テストっぽい設問が数回出たからです。「だいたい話終わったかなー。」などと思って油断し最後をうっかり聞き逃すと、痛い目に遭いかねません。少しこういった、TOEIC®テストっぽい心構えも必要になりそうです。

 

そしてModule 2に移りましたが、ここでもアダプティブ方式が働いていると感じました。最初のListen and Choose a Response問題の出題数が、明らかに減ったからです。残りのタスクについては、Module 1との違いはあまり感じませんでした。

 

―ひっかけ問題のようなことですね!私も受験の際は気を付けます。

 

【ライティング】制限時間は想像以上にタイト!「1分間のブレスト」が成否を決める

【本文用】TOEIC勉強ノートとふせん

 

―では次に、ライティングセクションについてお聞かせください。

 

ライティングで一番気を付けたいのが時間配分なのですが、3つのタスクが一気に走るのではなくて、タスクごとにIntroductionページが表示されて区切りがあります。従ってTOEIC®テストのリーディングテストのように、パートごとの時間配分を自分で考えるまでのTime Managementは必要ないので、そこは少し安心していただいて大丈夫かと思います。

 

受験前に、最初の「Build a Sentence」(文を作る)問題は1問につき2030秒ペースでやらないと時間切れになるかもと心の準備をしていましたが、想定していたよりも時間的に余裕を持って解答できました。見直しの時間もできたくらいです。この問題は得点源にしたいので、あまり考え込まずにサクサクと語句を並べ替えて、どんどん次の問題に進んだ方が得策だと思います。制限時間内であれば、解答済みの問題に戻って見直しができますので。

 

とはいえ、残りの2つのタスク:「Write an Email」(メールを書く)問題の7分と、「Write for an Academic Discussion」(アカデミックなディスカッションのために文章を書く)問題の10分という制限時間は、なかなかタイトです。Email問題は何とか時間内に書き終えられましたが、Academic Discussion問題は途中で追加の例示について迷ってしまい、Conclusionを書いている途中で時間切れとなってしまいました。しかも語数カウンターをちらっと見たら100語未満だったので、この問題は失敗してしまいました。最初のブレストが足りなかったと反省しています。10分はタイトだと前述しましたが、タイピングしている途中で時折カウンターをチェックしたら、案外余裕があるな、とも感じました。それを考えると、最初に数分ブレストの時間を設けて内容を自分の中で確立することさえできれば、あとはそれを一気にタイピングするだけで良いのだと、教訓を得ることができました。

 

―Write for an Academic Discussionタスクは従来型試験と変わりないので、これまでの問題集などでも学習が可能ですよね。タイピングの練習と合わせて、問題に慣れたいと思います。

 

それからEmail問題はTOEIC®テストライティングテストのEメール作成問題に似ていて、出題される状況の具体的な内容は自分で考えなければなりません。それをひねり出すのに何分も使っていると、7分はあっという間に終わってしまいます。この問題も最初の1分だけでも良いのでブレストの時間を確保し、書く内容を確立させることが大事です。

とはいえAcademic Discussionほど時間は取れないので、具体例がすぐに思い付くよう、Practice Testなどを使ってトレーニングしておくもの一案かと思います。

 

ちなみに私が出題されたのは「ある有名なリゾート地へ行って楽しい体験をしたが、残念な点があった。〇〇氏宛てにメールを書き、リゾート地で気に入った点/何が残念だったか/残念な点を解消する方策の提案、の3つを入れなさい。」という問いでした。もしこの問題が出たら、具体的に何を書こうかすぐに思い浮かびますか?こういった自問自答の積み重ねが、テスト準備に必要となってきます。

 

―…思い浮かびません!特に「解消する方策」はさっぱりです。日ごろから考えることが大切ですね。

 

【スピーキング】新タスク「Listen and Repeat」攻略。開始直前の「数秒の空白」が武器になる

【アイキャッチ用】タブレットに向かって話す女性

 

―では最後に、スピーキングセクションについてお聞かせください。

 

受験準備段階で苦戦していた「Listen and Repeat」(聞いて繰り返す)問題は、想像通りなかなかやっかいなタスクでした。

 

―この問題、簡単そうに見えますが実際にやってみると相当大変ですよね…!

 

ただしPractice Testで公開されている通り、設定場面の図が画面に表示されるので、リピートのヒントには多少役立てられます。それから準備段階では気付かなかったのですが、出題文の直後に即リピートするのではなく、数秒の間があり、マイクのマークとカウンターが表示されてビープ音が出てからのリピートで良かったので、この数秒の間が有効活用できそうです。受験報告をした先生から「メモが有効に使えそうですね。」という提案をいただいたので、それもアリかな、と思います。

 

特に具体的な名詞を23個リピートする問題が2, 3問あり、それをなかなか覚えていられないという問題が発生するので(しかもその名詞は、画面に表示されている図に書いてあるイラストとは違う場合もあるので、厄介)、それをさくっとメモしておけば良かった!と教訓が得られました。

 

―この数秒の使い道がカギになりそうですね

 

Take an Interview」(インタビューを受ける)問題はPractice Testを見た想定通りで、4問の質問のうち最初の2問は自分の習慣や経験に関することを聞かれます。そして後半は現在の制度設計や社会での動きについてどう思うかが問われます。英検の1級や準1級のスピーキング試験対策と同様に、日頃からどのような話題が出ても答えられるように自分の考えをまとめておいたり、ほかの人が言っていた印象的なコメントを覚えておいたりするなどの話のストックを作る準備はやはり欠かせないでしょう。それから、日頃から英語でディスカッションする機会を作り、経験値を高めておくのも大事だと思います。

 

―日頃からの意識づくりが大切、ということですね。

 

改訂版は「小手先のテクニック」が通用しない?今こそ英語力の土台を固めるべき理由

【本文用】TOEFLの積み木

 

―受験お疲れ様でした。最後に感想と教務アドバイスを教えてください。

 

4技能のテストが終わると、unofficialとは言うものの、リーディングとリスニングのバンドスコアがすぐに出ました。

私はリーディングが苦手で、いつもリスニングに助けられているのですが、今回もその通りの結果が出ました。

スコア自体も自分が認識しているCEFRレベルが忠実に反映されていて、それで冒頭に述べた通り「自分の実力が正確に測定されるテストだ。」という感想を持ちました。

 

以前のTOEFL iBTはアカデミック一辺倒の出題で、レベルが高く敷居が高いテストだと感じる方が多かったのではないかと思いますが、今回の問題形式変更で取り入れられた「アダプティブ方式」はその課題を一気に解決したと思います。そしてそれ故に、自分の実力がそのまま表れるので、「失敗してスコアが低かったらどうしよう」とジタバタしても仕方ありません。日頃から英語力の土台をしっかり固めることを意識し、得意なパートは自信を持って得点源にし、苦手なパートは地道に対策しましょう。

 

そしてやはりこれまで述べてきた通り、他の英語テストと同様に覚えておくべき注意点があります。受験にあたり、今回の自分の経験談がみなさまのお役に立てば幸いです。

 

日米英語学院では、TOEFL iBTのテスト対策クラスでこういった注意点も含めた「試験対策」を学ぶだけでなく、苦手なパートの対策ができる「ベーシッククラス」もレベル別に揃えているので、TOEFL iBT®テスト攻略に欠かせない「英語力の土台作り」も同時におこなうことができます。

自分の英語の「得意・不得意」を客観的に見つめ、試験対策への一歩を踏み出しましょう!

 

―今回はお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!

 

新形式TOEFL iBT®テスト攻略への第一歩。日米英語学院と一緒に「最短ルート」を走りませんか?

 

いかがでしたか?今回は改訂版TOEFL iBT®テストを受験したスタッフからお話を聞きました。本当に試験自体が大きく変わったので、どうしてもスコアが必要だという方はぜひ一度日米英語学院へご相談ください。

試験自体の詳しい変更点はこちらの記事で詳しく解説しています。タスクの種類などはこちらの記事も併せてご確認ください。

 

TOEFL iBT®テストが2026年に大幅変更!改訂版の対策を徹底解説

 

また、新形式に対応したクラスも続々と開講予定です。試験の変更点についてもっと詳しく知りたい方、サンプル問題を解いて苦手が分かった方は、是非一度ご相談ください。受講までは考えていなくても、情報が得られます。まずは無料の学校説明会へお気軽にご参加ください。

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この記事を書いた人

日米英語学院編集部

◆創立45年の信頼と実績
1980年の設立以来、累計5万人以上の学習者に質の高い英語教育を提供してきた日米英語学院。関東4校、関西5校の実校舎に加え、オンライン学習環境も完備し、英会話から各種資格対策、留学サポートまで一貫した英語教育サービスを展開しています。

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日本人講師は英検®1級、TOEIC®900点以上、またはTOEFL iBT®100点以上という厳格な基準をクリアした英語教育のプロフェッショナルです。採用後も定期的な研修と自己研鑽により、最新の教授法と高度な言語運用能力を維持・向上させています。

◆本記事について
本コンテンツは、45年にわたる英語指導の知見と、数千人におよぶ英検®合格者を輩出してきた実績に基づいて作成されています。日米英語学院の指導メソッドと合格者の学習傾向を分析した、信頼性の高い情報をお届けします。

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