英検®合格に必要な勉強時間は?級別の難易度や勉強のポイントも紹介

     
最終更新日:2025.05.26記事作成日:2024.10.11資格対策
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Summary あらすじ

英検を取得して進学や就職を有利にしたい…と勉強を始めたものの、どのくらい勉強すれば合格水準に達するのか、不明なままでは不安ですよね。おおよその目安を立てて学習を進めると、ゴールが明確になることでモチベーションも保てます。今回は、合格までの学習時間や勉強法などを級別にまとめました。ぜひご確認ください。

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【級別】英検®に合格するための勉強時間と学習のポイント

 

まずは、こちらの表をご覧ください。

 

現在のスコア/目標スコア 準2級 2級 準1級 1級
3級 170時間 340時間 710時間 1160時間
準2級 170時間 520時間 970時間
2級 340時間 780時間
準1級 450時間

 

こちらは、2020年に「英語学習ひろば」というサイトで英語検定学習者600名を対象に調査された学習の目安時間です。
参考:【英検学習時間目安】英語検定学習者600名を対象に調査 | 英語学習ひろば

 

このように現在の自分の英語力がどのくらいかによって、必要な学習時間の目安は変わってきます。個人差もありますので多少の前後もありますし、英語学習に意欲のある方の集まるサイトで行われた調査ですので、英語が苦手という方はもう少し時間が必要になる場合もあります。

それではここからは具体的に、級別にどのくらい時間が必要かを詳しく見ていきましょう。

 

 

■英検1級の勉強時間と学習のポイント

▼合格までに必要な時間

現在準1級(CEFR基準:B2レベル)のご実力をお持ちの方が1級に合格するために必要な学習時間は450~600時間程度と言われています。CEFRは外国語の運用能力を同一の基準で測ることができる国際標準で、英検はこの基準を採用しています。B2レベルは「自立した言語使用者」と言われ、TOEIC L&Rテストでは785点以上、TOEFL iBTテストでは72~94、ILETSでは5.5~6.5レベルと同等、とされています。現在この程度のご実力をお持ちの方で450時間程度~、となっていますので、この水準に満たない方はさらに学習時間が必要となります。

 

▼1日どのくらい学習すればよいか

上記のレベルの方が1級に合格するためには、毎日2時間学習したとして7カ月半~10ヶ月かかる計算となります。

 

▼1級の難易度

1級のレベルは先出のCEFRでC1レベルとされ、「熟達した言語使用者」である段階とされます。大学上級レベルとされ、習得に必要な単語数は10000語~15000語と言われています。

 

▼1級の試験内容

1級の試験内容については次のようになっています。
一次・筆記試験:100分 一次・リスニング試験:約35分 二次試験:約10分

 

一次試験の詳細

測定技能 形式・課題 問題数 解答形式
リーディング 短文の語句空所補充 22 4肢選択
長文の語句空所補充 6
長文の内容一致選択 7
ライティング 英文要約 1 記述式
英作文 1
リスニング 会話の内容一致選択 10 4肢選択
文の内容一致選択 10
Real-Life形式の内容一致選択 5
インタビューの内容一致選択 2

 

二次試験の詳細

測定技能 形式・課題 課題詳細 問題数 解答形式
スピーキング 自由会話 面接委員と簡単な日常会話を行う 個人面接
面接委員2名
スピーチ 与えられた5つのトピックから1つ選び、スピーチを行う 1
Q&A スピーチの内容やトピックに関連した質問に答える

 

▼1級の学習のポイント

・単語を覚える
まずは、必須単語を覚えましょう。1級レベルになると日常生活では日本語でも利用しないような難解な単語が出てきます。自分に合った単語帳を何周も繰り返して毎日コツコツ学習を進めましょう。

 

・過去問を繰り返す
問題形式を理解しながら過去問を繰り返し演習しましょう。実際の試験時間通りに学習することもおすすめです。英検の公式サイトではこちらのページで過去問を入手することができます。

 

・ニュースを利用して時事問題を知る
リーディングやリスニングで出題される内容は多岐にわたります。科学論文や最新の世界情勢なども押さえておく必要がありますので、海外のニュースサイトやTEDなどを利用し、幅広く知識を得ましょう。

更に詳しく学習方法を知りたい方は、こちらの記事をご参考ください。

 

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■英検準1級の勉強時間と学習のポイント

▼合格までに必要な時間

現在2級(CEFR基準:B1レベル)のご実力をお持ちの方が準1級に合格するために必要な学習時間は340時間程度と言われています。CEFR B1レベルは「自立した言語使用者」と言われ、TOEIC L&Rテストでは550点以上、TOEFL iBTテストでは42~71、ILETSでは4.0~5.0レベルと同等、とされています。現在この水準の方が準1級合格までに必要な時間が340時間程度となりますので、このレベルにまで達していない方は更なる学習時間が必要です。

 

▼1日どのくらい学習すればよいか

上記のレベルの方が準1級に合格するためには、毎日2時間学習したとして半年かかる計算となります。

 

▼準1級の難易度

準1級のレベルは先出のCEFRでB2レベルとされ、「自立した言語使用者」である段階とされます。大学中級レベルとされ、習得に必要な単語数は7500~9000語程度と言われています。

 

▼準1級の試験内容

準1級の試験内容については次のようになっています。
一次・筆記試験:90分 一次・リスニング試験:約30分 二次試験:約8分

 

一次試験の詳細

測定技能 形式・課題 問題数 解答形式
リーディング 短文の語句空所補充 18 4肢選択
長文の語句空所補充 6
長文の内容一致選択 7
ライティング 英文要約 1 記述式
英作文 1
リスニング 会話の内容一致選択 12 4肢選択
文の内容一致選択 12
Real-Life形式の内容一致選択 5

 

二次試験の詳細

測定技能 形式・課題 課題詳細 問題数 解答形式
スピーキング 自由会話 面接委員と簡単な日常会話を行う 個人面接
面接委員1名
ナレーション 4コマのイラストの展開を説明する 1
受験者自身の意見を問う質問 イラストに関連した質問に答える 1
受験者自身の意見を問う質問 カードのトピックに関連した内容についての質問に答える 2
受験者自身の意見を問う質問 カードのトピックにやや関連した、社会性のある内容についての質問に答える 1

 

▼準1級の学習のポイント

・単語を覚える
英検準1級対策向けの単語帳を利用して、頻出単語を覚えましょう。あれこれと手を出すのではなく、1冊の単語帳を何周も繰り返して全部覚える!くらいの気持ちで臨みましょう。単語帳は様々な出版社から出されていますが、必ず実物を確認し、自分に合ったものを選択しましょう。長く使うことになりますので、好みのレイアウトであったり持ち運びやすいサイズであったり、気に入ったものを選びましょう。ランキングサイト上位の単語帳でも、自分に合っていないと長く学習するのが難しくなります。なるべく手に取って中を確認し、自分の1冊を選びましょう。

 

・過去問題を活用する
過去問題は試験形式に慣れるだけでなく、様々な方法で活用ができます。一度解答まで終わったら、正解した問題も含めて精読・オーバーラッピング・シャドーイング・ディクテーションなどに活用しましょう。

 

・出題されそうなニュースや話題に触れておく
準1級レベルで出題される話題は社会生活一般の内容から政治・文化・歴史・科学など多岐にわたります。そのため普段から様々なコンテンツに触れ、知識を持っておくとよいでしょう。二次面接の対策も考えると自分の意見も合わせて言えるようになっておきたいところです。海外のニュースサイトやTEDなどを活用し、幅広い知識を普段から意識して取りに行くように務めましょう。

 

更に詳しく学習方法を知りたい方は、こちらの記事をご参考ください。

 

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■英検2級の勉強時間と学習のポイント

▼合格までに必要な時間

現在準2級(CEFR基準:A2レベル)のご実力をお持ちの方が2級に合格するために必要な学習時間は100~150時間程度と言われています。CEFRは外国語の運用能力を同一の基準で測ることができる国際標準で、英検はこの基準を採用しています。A2レベルは「基礎段階の言語使用者」と言われ、次のレベルであるB1レベルの「自立した言語使用者」になるには語彙力の増強を含めてたくさんの学習を行う必要があります。

 

▼1日どのくらい学習すればよいか

上記のレベルの方が2級に合格するためには、毎日2時間学習したとして3カ月、1時間学習の場合は半年かかる計算となります。

 

▼2級の難易度

2級のレベルは先出のCEFRでB1レベルとされ、「自立した言語使用者」である段階とされます。高校卒業レベルとされ、習得に必要な単語数は5100語程度と言われています。文法の面でも複雑な関係詞を習得したりなど、学習難易度の上がる級と言われています。

 

▼2級の試験内容

2級の試験内容については次のようになっています。
一次・筆記試験:85分 一次・リスニング試験:約25分 二次試験:約7分

 

一次試験の詳細

測定技能 形式・課題 問題数 解答形式
リーディング 短文の語句空所補充 17 4肢選択
長文の語句空所補充 6
長文の内容一致選択 8
ライティング 英文要約 1 記述式
英作文 1
リスニング 会話の内容一致選択 15 4肢選択
文の内容一致選択 15

 

二次試験の詳細

測定技能 形式・課題 課題詳細 問題数 解答形式
スピーキング 音読 60語程度のパッセージを読む 1 個人面接
面接委員1名
パッセージについての質問 音読したパッセージの内容についての質問に答える 1
イラストについての質問 3コマのイラストの展開を説明する 1
受験者自身の意見など ある事象・意見について自分の意見などを述べる(カードのトピックに関連した内容) 1
受験者自身の意見など 日常生活の一般的な事柄に関する自分の意見などを述べる(カードのトピックに直接関連しない内容も含む) 1

 

▼2級の学習のポイント

・単語の学習が最重要
単語や熟語は筆記・リスニング・面接、どの試験においても大切です。また専門的なトピックも多く出題されるので、日常生活では使わないような単語も覚える必要があります。まずはこちらの2級頻出単語チェックリストを利用し、ご自身がどのくらい分かるかをチェックしておきましょう。
単語を学習するときは単語を覚えるだけでなく、声に出して発音をチェックしたり、その単語を使用して英作文してみることもおすすめです。多くの単語を覚える必要があるので、派生語や熟語などもセットで覚えるなどの工夫をしましょう。
単語帳は英検2級に特化したものを使用して、1冊を何周もするつもりで取り組みましょう。あれこれと手を出すより、お気に入りの1冊をまるごと覚えるくらいの覚悟で臨みましょう。

 

・過去問を活用する
過去問は試験の感覚をつかみ、タイムマネジメントを知る上でも大切ですので、英検の公式サイトで入手できる分は必ずすべて解いておきましょう。また、解いて間違えた部分を確認して終わりにするのではなく、次のように活用してみましょう。

 

1.正解した問題も含め、分からなかった単語は全て書き出しましょう
2.間違えた原因を理解できるまで解説を読みましょう
3.リスニングの音源は全て文字起こしできるようになるまで何度も聞きましょう

 

このように過去問から学べることはたくさんあります。問題を解く時間の倍以上の時間をかけて取り組む、くらいの心構えが必要です。公式のサイトでは過去問が通常3回分入手できるようになっていますが、3回分とも終えてしまったら、もう一度通して確認をしましょう。同じ問題を間違えてしまった場合は理解の深度が足りていないことが考えられますので、できる限り繰り返しましょう。

 

更に詳しく学習方法を知りたい方は、こちらの記事をご参考ください。

 

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■英検準2級の勉強時間と学習のポイント

▼合格までに必要な時間

現在3級(CEFR基準:A1レベル)のご実力をお持ちの方が準2級に合格するために必要な学習時間は25~30時間程度と言われています。CEFRは外国語の運用能力を同一の基準で測ることができる国際標準で、英検はこの基準を採用しています。A1レベルは「基礎段階の言語使用者」と言われます。

 

▼1日どのくらい学習すればよいか

上記のレベルの方が準2級に合格するためには、毎日1時間学習したとして2ヶ月かかる計算となります。

 

▼準2級の難易度

準2級のレベルは先出のCEFRでA2レベルとされ、「基礎段階の言語使用者」である段階とされます。高校中級程度のレベルとされ、習得に必要な単語数は3600語程度と言われています。

 

▼準2級の試験内容

準2級の試験内容については次のようになっています。
一次・筆記試験:80分 一次・リスニング試験:約25分 二次試験:約6分

 

一次試験の詳細

測定技能 形式・課題 問題数 解答形式
リーディング 短文の語句空所補充 15 4肢選択
会話文の空所補充 5
長文の語句空所補充 2
長文の内容一致選択 7
ライティング Eメール 1 記述式
英作文 1
リスニング 会話の応答文選択 10 4肢選択
会話の内容一致選択 10
文の内容一致選択 10

 

二次試験の詳細

測定技能 形式・課題 課題詳細 問題数 解答形式
スピーキング 音読 50語程度のパッセージを読む 個人面接
面接委員1名
パッセージについての質問 音読したパッセージの内容についての質問に答える 1
イラストについての質問 イラスト中の人物の行動を描写する 1
イラストについての質問 イラスト中の人物の状況を説明する 1
受験者自身の意見など カードのトピックに関連した内容についての質問に答える 1
受験者自身の意見など 日常生活の身近な事柄についての質問に答える(カードのトピックに直接関連しない内容も含む) 1

 

▼準2級の学習のポイント

・単語や熟語を学ぶ
準2級に頻出の単語はこちらのページにチェックリストがありますので、ぜひダウンロードして活用してください。頻出単語ばかりを集めていますので、現在準2級に挑む力があるかどうかの簡単な確認ができます。その他市販の単語帳を購入して確認するのもよいでしょう。単語を覚えるときのコツは、単語を覚える際に書きとったり音読したりなど、目・耳・口・手を活用することです。

 

・文法の不安を無くす
準2級では文法問題そのものは数問しか出題されませんが、ライティングやスピーキングで文法能力を測ろうとする傾向の強い問題が出題されるようになってきています。そのため、高校生で学ぶ文法知識は一通り押さえておきましょう。文法能力が上がるとライティング力やリーディング力が上がり、早く解答することができるようになります。リスキリングなどで準2級に挑戦する場合も、改めて文法の確認を行っておきましょう。

 

更に詳しく学習方法を知りたい方は、こちらの記事をご参考ください。

 

【本文用】英単語帳とノート、ABCブロック

 

■英検3級の勉強時間と学習のポイント

▼合格までに必要な時間

英検3級に合格するには15~25時間程度の学習時間が必要とされています。

 

▼1日どのくらい学習すればよいか

毎日1時間勉強できたとして、受験の1か月前には勉強を始めましょう

 

▼3級の難易度

3級のレベルは中学卒業レベルとされ、習得に必要な単語数は2100語程度と言われています。中学生の方が高校入試前に中学英語のおさらいとして、また外部試験に慣れるために活用されることが多いです。リスキリングで英語を学習しようとされる方は、高校で学ぶ文法項目も出題される準2級を受験する前に、基礎力の確認として3級を受験されるとよいでしょう。中学英語につまずいてずっと英語に苦手意識のある方などは、まずはこの級の取得を目指して学習をし、徐々にステップアップしていきましょう。大人の方で自信がある場合は4・5級を受けずに3級から受験をはじめても問題ありません。

 

▼3級の試験内容

3級の試験内容については次のようになっています。
一次・筆記試験:65分 一次・リスニング試験:約25分 二次試験:約5分

 

一次試験の詳細

測定技能 形式・課題 問題数 解答形式
リーディング 短文の語句空所補充 15 4肢選択
会話文の空所補充 5
長文の内容一致選択 10
ライティング Eメール 1 記述式
英作文 1
リスニング 会話の応答文選択 10 4肢選択
会話の内容一致選択 10
文の内容一致選択 10

 

二次試験の詳細

測定技能 形式・課題 課題詳細 問題数 解答形式
スピーキング 音読 30語程度のパッセージを読む 1 個人面接
面接委員1名
パッセージについての質問 音読したパッセージの内容についての質問に答える 1
イラストについての質問 イラスト中の人物の行動やモノの状況を描写する 2
受験者自身のことなど 日常生活の身近な事柄についての質問に答える(カードのトピックに直接関連しない内容も含む) 2

 

▼3級の学習のポイント

・過去問を解く
英検の公式サイトでは、過去3回分の問題を入手することができます。一度チャレンジしてみて、今の自分のレベルとかけ離れていないかを確認しましょう。難しいと感じた場合は、下の級を受験してみるのもよいでしょう。実際の試験同様に、時間を測って解いてみることをお勧めします。
問題を解いた後の答え合わせや復習がとても大切になります。時間が足りなかった、という方は、どこで時間を取られてしまったのかを確認しましょう。正解した問題でも、選択肢の中に分からなかった単語があれば必ず確認しておきましょう

 

・苦手な分野を中心に勉強する
文法問題が解けなかった、リスニングができなかった、長文を読み切れなかったなど、苦手な場所がはっきりしている場合は、その苦手な部分を中心に学習しましょう。
全体的に難しかった、単語が分からなかったという場合は、3級によく出てくる単語帳を勉強しましょう。1冊を何度もおさらいして、全部の単語を覚える意気込みで頑張りましょう。
文法は現在完了・受動態・現在分詞・過去分詞・関係代名詞などが出題されます。意味やルールをしっかり理解し、リーディングやライティングで活用できるようにしましょう。

 

【本文用】小学生が学習しながらガッツポーズをしている様子

 

 

■英検4級の勉強時間と学習のポイント

▼合格までに必要な時間

英検4級に合格するためには、15~20時間の勉強が必要とされています。

 

▼1日どのくらい学習すればよいか

毎日30分勉強したとして、1カ月間は勉強できるとよいでしょう。

 

▼4級の難易度

4級は中学中級程度のむずかしさ、とされています。覚えておきたい言葉の数は600~1300語と言われています。

 

▼4級の試験内容

4級の試験内容については次のようになっています。
筆記試験:35分 リスニング試験:約30分

 

試験の詳細

測定技能 形式・課題 問題数 解答形式
リーディング 短文の語句空所補充 15 4肢選択
会話文の空所補充 5
日本文付き短文の語句整序 5
長文の内容一致選択 10
リスニング 会話の応答文選択 10 3肢選択
会話の内容一致選択 10
文の内容一致選択 10 4肢選択

 

また、任意でスピーキングテストも受験することができます。
スピーキングテストの内容は次のようになっています。

 

スピーキングテスト(約4分)

測定技能 形式・課題 課題詳細 問題数 解答形式
スピーキング 音読 25語程度のパッセージを読む 1 録音型面接
パッセージについての質問 音読したパッセージの内容についての質問に答える 2
イラストについての質問 イラスト中の人物の行動や物の状況を描写する 1
受験者自身のことなど 日常生活の身近な事柄についての質問に答える(カードのトピックに直接関連しない内容も含む) 1

 

▼4級の学習のポイント

・過去問を解いてみる
試験がどのような内容で、どのくらいの時間で行われるかを知るためにも、まずは一度過去問題を解いてみましょう。英検の公式サイトでダウンロードすることができます。解いてみたら、しっかりと復習をしましょう。正解した問題の中に分からない単語が残っていないか、分からない問題は何が分からなかったのかを把握しましょう。知らない単語が出てきたので解けなかった、文法が分からなかった、よく聞き取れなかったなど、間違えた原因を知り、次に解くときには間違えないようにしっかりと復習をしましょう。
未就学の方や小学生の方で受験される場合は、保護者の方と一緒に一度子ども向けの英検のページを確認しておきましょう。

 

・スピーキングテストに挑戦する
4級までは筆記試験とリスニング試験を受ければ合否判定が出ます。スピーキングテストは任意受験で別のテストとなっていますので、スピーキングの結果が良くなかったとしても、4級に合格することはできます。
3級からはスピーキングテストを受験して初めて合否判定されますので、さらに上の級を目指していく場合はぜひ4級からスピーキングテストに挑戦しましょう。4級受験申込者は全員受けることができ、録音型の試験ですので簡単に受験できます。
詳しくは英検の公式サイトに書かれています。

 

【本文用】アルファベット

 

■英検5級の勉強時間と学習のポイント

▼合格までに必要な時間

英検5級に合格するためには、10~15時間の勉強が必要とされています。

 

▼1日どのくらい学習すればよいか

毎日30分勉強したとして、2~3週間はしっかり対策をしましょう。

 

▼5級の難易度

5級は中学初級程度のむずかしさ、とされています。覚えておきたい言葉の数は300~600語と言われています。

 

▼5級の試験内容

5級の試験内容については次のようになっています。
筆記試験:25分 リスニング試験:約20分

 

試験の詳細

測定技能 形式・課題 問題数 解答形式
リーディング 短文の語句空所補充 15 4肢選択
会話文の空所補充 5
日本文付き短文の語句整序 5
リスニング 会話の応答文選択 10 3肢選択
会話の内容一致選択 5 4肢選択
イラストの内容一致選択 10 3肢選択

 

また、任意でスピーキングテストも受験することができます。
スピーキングテストの内容は次のようになっています。

 

スピーキングテスト(約4分)

測定技能 形式・課題 課題詳細 問題数 解答形式
スピーキング 音読 20語程度のパッセージを読む 1 録音型面接
パッセージについての質問 音読したパッセージの内容についての質問に答える 2
受験者自身のことなど 日常生活の身近な事柄についての質問に答える(カードのトピックに直接関連しない内容も含む) 1

 

▼5級の学習のポイント

・過去問を解いてみる
5級に挑戦される方は英検自体の受験が初めての方も多いでしょう。外部試験も初めて、という方もいらっしゃるかと思います。まずはどのような問題なのか、一度英検の公式サイトで過去問をダウンロードして確認しましょう。実際の時間どおりにテストを解いてみるとよいです。解いてみたら、しっかりと復習をしましょう。間違えた問題だけでなく、正解した問題でも、よくわからない単語があった場合は復習が必要です。復習をするときには問題の〇×だけでなく、問題文や選択肢もしっかりと目を通しましょう。
学校以外で試験を受けることが初めての場合は、一度会場に行ってみるのもおすすめです。団体受験の場合は普段行き慣れているところで受験できますが、一般受験の場合は緊張感のある試験会場での受験になりますので、一度下見をしておきましょう。試験日に初めて行くのと、一度行ったことのある場所で受験するのとでは、緊張度合いが変わることがあります。
未就学の方や小学生の方で受験される場合は、保護者の方と一緒に一度子ども向けの英検のページを確認しておきましょう。

 

・スピーキングテストに挑戦する
5級では筆記試験とリスニング試験を受ければ合否判定が出ます。スピーキングテストは任意受験で別のテストとなっていますので、スピーキングの結果が良くなかったとしても、5級に合格することはできます。
3級からはスピーキングテストを受験して初めて合否判定されますので、さらに上の級を目指していく場合はぜひ5級からスピーキングテストに挑戦しましょう。5級受験申込者は全員受けることができ、録音型の試験ですので簡単に受験できます。
詳しくは英検の公式サイトに書かれています。

塾やスクールの活用も視野に!

【本文用】小学生と先生

 

いかがでしたか?今回は、英検を受験する前に確認しておきたい各級の試験内容や勉強方法について、級別にご紹介しました。
英検の学習以外でも、外国語学習というのはいかにモチベーションを保って学習を続けられるかが大切です。特に上位級を取得したい場合には、学習時間も長く必要です。独学での学習の場合は、合格と言うゴールまでの長い時間いかにモチベーションを維持して学習するかが課題になってきます。
中々スコアが上がらない、学習時間の確保が難しい、誰かにコツを教えてほしい、というような場合は、専門の塾やスクールに通うこともおすすめです。

 

・中々スコアが上がらない場合…自分でも気づいていなかった苦手分野を、先生に指導していただける
・学習時間の確保が難しい場合…スクールに通うことによって、毎週●曜日の●時など、決められた時間を学習時間に充てることができるので習慣化しやすい。
・誰かにコツを教えてほしい場合…英検指導のプロ講師が在籍している塾・スクールの場合は英検対策に特化した英語学習を行うことができる

 

これ以外にも、同じ勉強をする仲間ができてモチベーションを維持しやすかったり、質問などに答えてもらえるプロが身近にいるなど、メリットが多くあります。

 

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