英検®1級は時間配分で決まる!時間切れにならないためのコツをご紹介

2024.04.12英検1級
【アイキャッチ用】230728英検1級
Summary あらすじ

英検®1級一次試験の筆記テスト試験時間は100分間です。その100分間をどのように時間配分するかが合格への大きな鍵となってきます。実際時間切れになってしまう受験生はたくさんいらっしゃいます。そうならないためにも、今回は100分間をどのように使うか、またどういう順番で解答していけばいいのかを詳しく説明していきます。

 

 

英検®1級の筆記問題とは

【本文用】授業中ノートにメモを取る男子大学生

 

英検®1級には一次試験(筆記試験とリスニング)と二次試験(面接)があり、一次試験は満点が2550点で、2028点以上(得点率80%以上)が合格ラインとなります。二次試験は満点が850点で、602点以上が合格ラインです。英検®1級の一次試験の筆記試験は100分間で、問題数はリーディングが35問 と ライティングが2題になります。リーディング問題の合格ラインは得点率約70%以上で、全35問中25問以上の正解が求められます。さらに英作文を合わせて100分で解き終えるように練習を積むのが必須と言えます。

英検®1級の時間配分目安

【アイキャッチ用】TOEIC時間配分600~800点

 

英検®1級一次試験の筆記問題は試験時間が100分間です。この時間をいかに効率よく使うかが合否に大きく関わってきます。

以下は今回ご提案する時間配分です。もちろん、それぞれ得意分野や苦手分野がありますので、あくまで目安です。自分の得意な問題はさらに短時間に、不得意な問題には時間を少し増やすなど、自分の特性に合わせてアレンジして臨むとよいでしょう。

 

問題内容 標準時間
問1 短文の語句空所補充(22問) 12分
問2 長文の語句空所補充(6問) 15分
問3 長文の内容一致選択(7問) 28分
問4 英文要約(1問) 20分
問5 英作文(1問) 20分
合計 95分

 

ご覧いただいてわかるように、トータル95分で設定しています。筆記問題の試験時間は100分ですので、5分間余ることになります。この余った5分間でリスニング問題の先読みをするのがおすすめです。リスニングに自信がある方を除いて、問題の先読みをすることで、解答時間を短縮することができます。リスニングは1問でもわからない問題があると動揺してその後の問題が頭に入らないということも多々あります。そのような状況を避けるためにも、可能な範囲でリスニング問題の先読みをすることをお勧めします。

 

英検®1級におすすめの解く順番

【本文用】goodポーズをする男性

 

英検®1級の筆記試験では効率よく制限時間内で問題を解くことが大事です。そのためには解く順番が重要なポイントとなります。
おすすめの解き順の一例として

 

1.  大問5 英作文(ここではライティングのテーマを読むだけで書き始めはしない)
2.  大問1 短文の語句空所補充
3.  大問2 長文の語句空所補充
4.  大問3 長文の内容一致選択

5. 大問4 英文要約

6. 大問5 英作文(実際のライティング)

 

という方法があります。

 

大問5のライティングテーマをまず読んで頭に留めておきます。その後大問1~4を解く間に、どういう内容をどういう構成で書き上げるかなんとなく考えておきます。その際に長文などの問題内に使えそうなワードや要約の際のパラフレーズで使えそうな単語は無いか意識しながら解いていきましょう。そして、使用できそうなワードにチェックをしておきましょう。それらを使用することで、最後にライティングの文章を書いていく際に効率的に文章を書きあげることができます。

 

もちろんこの方法も誰にとっても良い方法だとは言えません。過去問を実際の試験時間の制限時間を設けて解いてみて、どの順番が一番自分に合っているのか見極めておきましょう。そして試験前に自分用の時間配分を決めてから試験に挑みましょう。

 

英検®1級でうまく時間配分するコツ

【本文用】ガッツポーズで笑顔のスーツ姿の男性

 

■英作文に最低15分ずつかける

英検®1級の英文要約・意見論述の問題はコツがわかれば点数を取れる問題です。だからこそ、点数が見込めるライティングにはしっかり時間をかけましょう。必ず30分確保するために、〇時〇分からはかならずライティングにとりかかると逆算して頭に入れておき、まだ解けていないリーディング問題があったとしてもライティングに取り掛かると良いです。もし問題を解くことに熱中して時間配分通りに出来そうにない方は、最初にライティングを持ってくる方法でもよいでしょう。

 

■語彙問題に時間をかけ過ぎない

問1の語彙問題は、4択から選ぶという問題なので、ここで時間をかけても、あまり結果は変わりません。回答の選択肢(4つ)の単語の意味が分からなければ、どれだけ頑張って問題文を読んでも正解率は低いです。最短で解くように心がけましょう。1問につき30秒で解いていくと30秒×22問=11分になりますので、1問30秒強を目安に解いてみてください

 

■読解問題により時間をかける

長文問題、特に読解の内容一致問題は、読めばそこに答えがあるというタイプの問題ですので、時間をかけるほど正解率があがります。穴埋め問題の方は、語彙問題と同じで選択肢の単語の意味が分からなければ正解率は低いので、あまり時間をかけないように、また単語が分かっている場合は前後の文を丁寧に読めばすぐに答えが導き出せますので、短時間で解けるようにしましょう。長文問題については、穴埋め問題と内容一致問題の内、自分の得意・不得意に応じて割り当てる時間配分を調整するとよいでしょう

 

■過去問を解いて体内時計を身につける

試験中、時間配分を気にして頻繁に時計を見るようでは、問題に集中しきれません。時計を頻繁に見なくても、それぞれの大問を制限時間内で解けるように、ある程度時間の感覚を体になじませておくのがベストです。普段から本番で使う予定の時計を使って過去問を何度も解いてみて、時間の感覚を身につけるのがおすすめです。

 

時間が足りないときの対策方法

【本文用】ペンと辞書の写真 勉強

 

■解けない問題に固執しない

もしわからない問題があった時は、「他の受験生もわからないはず」と割り切るのも大切です。特に大問1の語彙問題や大問2の長文穴埋め問題では、わからない問題に出会った場合、潔く割り切って次の問題に進んだ方がよいでしょう。前述したように、そもそも頭に入っていない単語のことで時間を使うよりは、本文をじっくり読んだら答えが導き出せる長文読解問題に時間を費やす方が点数を稼げます。

 

■マークシートは全部塗る

英検®1級は、英作文以外はマークシートで解答します。マークすれば正解する可能性があるので、分からない問題があった場合、適当にでも必ず全てのマークを塗るのが良いでしょう。「後で回答しよう」とマークせずに飛ばしていくと、回答欄がずれてとんでもないことになる可能性もあります。かならず順番に解きながら、全てマークしていきましょう。

 

■適当にマークする番号を決めておく

マークシートは全て塗るようにお伝えしましたが、わからない問題が出てきた場合のためにあらかじめ4択の中の何番の選択肢を選ぶのかを決めておくのもおすすめです。語彙問題では絶対にありえない選択肢をまず消して、残った候補から選びましょう。もし4択中全ての単語を知らない場合は、「必ず3番を塗る」など、あなた独自のルールを作っておくと本番で迷うことなく解き進められるでしょう。

 

まとめ

【本文用】タブレットを手に持ち上を指さすビジネスマン

 

今回は、英検® 1級の時間配分と、効率よく解ける順番をご紹介しました。英検®の中で最も高い級である英検® 1級に合格する人は受験生の中でも10%程度かそれ以下と言われています。要語彙数は10000~15000程度で、TOEIC900点以上を取るよりもはるかに難しいと言えでしょう。そのようなハイレベルな試験に合格するためには、事前にシミュレーションすることが不可欠です。過去問を何度も解いて自分なりの時間配分を決めておきましょう。

 

もし、自分の得手不得手がわからず適切な時間配分を誰かに相談したい場合、自分の実力がどれくらいなのか知りたい場合は、スクールを利用することも視野に入れましょう。特にライティングに関しては独学で勉強することは難しいと言えます。第三者に添削してもらうことで、今後どのように改善したらよいかわかります。スクールに通うことで、独学で勉強するより割高になりますが、英検® 1級への合格までの距離が縮まるでしょう。英検® 1級合格を目指す方の中には受験勉強や仕事があって勉強時間の確保が厳しいという方は少なくはありません。そんな方には、短期間で効率よく学習でき、かつ英語学習での肝といえる「モチベーション」を保った継続学習がしやすいスクーリングがおすすめです。通学まで考えていなくてもまずは専門スクールに相談してみると、情報が手に入りますので一度スクールにご相談されてみるのもよいでしょう。

 

日米英語学院は、各受講生の現在のレベルから目標級・スコア到達までの必要な期間で取得、個人別カリキュラムをお作りして効率的に学習できます。さらに英検®対策のプロである経験豊富な講師がレッスンを担当しますので、目標に向けて安心してレッスンを受けていただけます。また自分の不得意な部分を集中して勉強できるようにカリキュラムを組んだり、レッスン以外にもコーディネーターとの学習カウンセリングや単語テストや模擬試験などのサポート体制が充実しています。もちろんライティングに関しても試験に精通した講師が対応しますので、安心して受講していただけます。

 

■日米英語学院の受講生の英検® 1級合格率は24%※

英検®1級の合格率は通常10%ですが、日米ではその2倍以上の24%実績です
※2023年度第2回受験者

 

日米英語学院の英検®対策講座・コースの特徴

 

カリキュラム

目標級別の総合演習クラスのほかリスニングや長文読解、単語・熟語対策クラスなどのスキル別クラスがなどあり、専任のカウンセラーが生徒様お一人ずつ得意不得意をしっかり把握してクラスを組み合わせてオーダーメイドでカリキュラムを作成。必要なクラスのみを組み合わせるので無駄なく効率的に上達できます。

 

講師
日米英語学院の講師は、日本人・外国人ともにTOEIC®テスト990点もしくは英検®1級を保持しています。一次試験対策は、英検®対策の経験豊富な日本人講師が担当致します。二次試験のスピーキング対策は外国人講師が実践的に指導します。

 

レッスン
グループ、プライベートの両方のレッスンがあります。二次面接の練習として外国人講師によるマンツーマンレッスンをご希望される方も多数いらっしゃいます。プライベートだとご自身のご予定に合わせて日時を決められます。

 

40年間で5万人以上の受講生を輩出
多くのご満足の声をいただいています。

 

現在の英語力はどんなレベルか、いつまでに何点を取得したいか、これまでどんな学習をされてきて、現在学習面でどんな悩みを抱えているか、などそれぞれの状況によって、目標達成へのアプローチ方法は異なります。日米英語学院では、まずは学校説明会(対面・オンライン選択可)にて、カウンセリングやレベルチェックを行い、お一人おひとりにピッタリのカリキュラムでの学習を無料でご案内しています。目標級別の総合演習クラスのほか、苦手パートだけを対策するクラスなどのスキル別クラスがあり、必要なクラスを組み合わせて作成する個人別カリキュラムによって短期間で目標達成できたという声をいただいています。

 

リスニング力UPについて、シャドーイングが正しくできているか、アウトプットを見てもらいながらトレーニングすることで精度を上げることができます。英検®のコツ、解法などを講師に導いてもらう事で効率的に上達する実感をしていただけること間違いなしです。

 

レッスンは、通学/オンライン、グループ/マンツーマン、日本人講師/外国人講師から最適なチョイスで受講いただけます。英検®1級合格を実現したい方は、ぜひ一度、学校説明会(対面・オンライン選択可)にて相談ください。

 

こんなタグで調べられています

 
【アイキャッチ用】230728英検1級

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

KotsuKotsuの最新情報をお届けします。