海外で働く前におさらいしたい必須英単語&イディオム20

Summary あらすじ

いざ海外で働くとなると、ビジネス英単語を覚えておかないと実際の仕事に支障をきたしかねません。「appointment(約束)」や「budget(予算)」「FYA(for your attention / ご参考に)」など、海外で働く前におさらいしたい必須英単語&イディオムを「業務連絡編」「経理編」「メール編」「丁寧語編」に分けて20個ご紹介。基本的なものばかりですが、あなたはすべて知っていますか?

 

「近道はない」といわれる英語の勉強において、語彙力の強化は、比較的結果に結びつきやすい方法です。特に日常英会話をビジネス英会話にレベルアップさせるためには、ビジネスで使われる英単語やイディオムを勉強しないことには始まりません。

 

そこで今回は、海外で働く前におさらいしたい必須英単語&イディオムと題し、カテゴリー別にご紹介します。

業務連絡編

 

1.appointment(約束)

 

I have an appointment with Mr. Smith.

(スミス氏と約束があります)

 

「アポ」は日本語にもなっていますが、人との約束を意味します。

 

Please make a car arrangement for the guest.

(お客さまの迎車を手配お願いします)

 

人以外、例えば車の手配などには“arrangement”を使います。

 

It is at 6pm that we have a dinner reservation in the restaurant.

(そのホテルで夕食の予定があるのは6時です)

 

また、レストランの座席など、場所の確保を伴う予約は“reservation”です。arrangement”と混同した使用例も見かけますが、正しくは場所の確保の有無で使い分けます。

 

2.assign(担当させる)

 

You are assigned to this task.

(君にこの仕事を任せたよ)

 

「担当させる」という意味の“assign”は、受身で使用されるケースが多いです。なお、名詞形の“assignment”は「担当の仕事」という意味です。

 

3.claim(主張する)

 

He claimed that his understanding was correct.

(彼は自分の理解が正しかったと主張した)

 

日本語では「クレーム=文句」といった印象が強いですが、英語では「正当な主張」とのニュアンスも含まれます。「クレーム処理」は“complaint handling”と言います。

 

4.confirm(確認・確約する)

 

Please make sure to confirm his request.

(彼の依頼内容を間違いなく確認して下さい)

 

曖昧にしてはいけない重要事項を確認するときに使う英単語です。

 

5.initiative(主導権)

 

Thank you for taking the initiative in this issue.

(この問題に積極的にご対応いただき感謝します)

 

「主導権」というと堅く感じるかもしれませんが、“take the initiative”(率先して行動する)とイディオムで覚えると使いやすくなるでしょう。

経理編

 

6.approval(承認)

 

Did you get your manager’s approval?

(上司の承認を得ましたか?)

 

上司が申請を承認するとき、メールで一言だけ“Approved. ”(承認しました)という返事が来ることがあります。経理上の承認となれば「決裁」の意味です。

 

7.budget(予算)

 

Please explain the background of the gap between your budget and forecast.

(あなたの予算と見込の相違について説明してください)

 

ビジネスをする上で、必ず登場する「予算、当初の計画」のことを“budget”と言います。前述の“approval”と組み合わせた“budget approval”(予算の承認)も覚えておきたいフレーズです。

 

8.debit / credit(借方/貸方)

 

Please book 100 dollars on the credit side.

(貸方帳簿に100ドルを記載してください)

 

簿記(bookkeeping)用語で頻出の英単語。経理に関する文章では「帳簿に記載する」という意味になる“book”(動詞)と共に登場することも多いです。合わせて、debit note / credit note(貸方票/借方票)も覚えておきましょう。

 

9.closing(締め)

 

What is the current progress toward monthly closing?

(月次締めに向けた進捗はどうですか?)

 

ビジネスの世界では、売上の締めに向けて各部門でさまざまな確認が行われます。そんな際の頻出英単語です。期間に応じて“quarterly closing”(四半期締め)、“fiscal year closing”(通年度締め)といった具合に応用できます。

 

10.quotation(見積)

 

Could you send me your quotation later?

(御社の見積書を別途送付いただけますか?)

 

一般的には「引用」ですが、経理上は「時価・見積・見積額」という意味で使います。“official quotation”(正式見積)、“revised quotation”(再見積)などの応用表現もあります。

メール編

 

11.Best Regards,(よろしくお願い致します)

 

I am looking forward to meeting you in a week.

  Best Regards,

  Michael Smith

(一週間後にお会いできるのを楽しみにしています。

よろしくお願いいたします。

マイケル・スミス)

 

英文メールの最後は“Best Regards, ”または“Kind Regards, ”と付け、その後に改行して自分の名前を書きます。より丁寧な“Sincerely, ”や、よりカジュアルな“Many Thanks, ”などのパターンも覚えると便利です。

 

12.Dear(~様)

 

Dear Mr. Smith,

(スミス様)

 

メール宛先を示す単語です。冒頭に書きますが、親しい仲では、いきなり“Hi, Tony. ”などと書き出す場合もあります。

 

13.FYAfor your attention / ご参考に)

 

FYA, please find the attached documents.

(ご参考までに添付書類をご確認ください)

 

細かい説明を省略した上で添付書類を転送するときに使う略語です。FYI”(for your information)“FYR”(for your reference)」などの類似表現も、合わせて覚えておきましょう。

 

※参照:“FYI”や“TBA”って?ビジネスシーンに登場する英語の便利な略語

https://www.nichibeieigo.jp/kotsukotsu/business/2150/

 

14.regarding(〜に関してですが)

 

Regarding the countermeasures to this business scheme, your quick action is required.

(この事業計画の対策に関して、御社の早急な対応が必要です)

 

with regard to~”というのも同じ意味で使います。日常会話でよく使われる“about”(〜について)よりもフォーマルな表現です。

 

15.thought(意見・考え)

 

Please let me know your thoughts.

(ご意見をお聞かせください)

 

自分の考えを述べた後で相手に意見を求めるときに使います。メールを打つ際に便利な文章で“thoughts”と複数形で使うのがポイントです。

丁寧語編

 

16.appreciate(感謝する)

 

We appreciate your quick reply.

(早急にお返事をいただければ幸いです)

 

“Thank you for”でも意味は通じますが、こちらの方がよりビジネス的です。

 

17.disturb(邪魔をする)

 

Can I disturb you for a moment?

(少しお時間ありますでしょうか?)

 

本来は「邪魔をする」という意味ですが、「お手数をおかけします」というニュアンスで使います。interrupt”(割り込む)を使い、“Sorry to interrupt, but…”(お話中のところすみませんが~)という類似表現も覚えておくと良いでしょう。

 

18.gladly(喜んで)

 

We will accept the proposal gladly.

(ご提案を喜んでお受け致します)

 

「嬉しい」という意味の“glad”を副詞形で使います。他に“respectfully”(謹んで)などの言い回しも便利。また、口頭で「喜んで」と表現する際は“It’s my pleasure!”と言います。

 

19.kindly(どうぞ~してください)

 

Could you kindly call me back later?

(後ほど折り返しお電話いただけますか?)

 

本来は「親切な」という意味ですが、依頼文の間に挟むと丁寧なお願いを表現することができます。

 

20.Would / Could you?(~していただけますか?)

 

Would you please join the meeting today?

(今日の打ち合わせにご参加いただけますか?)

 

日常的な“Will / can you~?”(~してもらえる?)より、ビジネスシーンでは高い頻度で使用されます。

海外で働きたいなら、事前にビジネス英単語&イディオムの勉強を!

 

「ビジネス英語」というと躊躇してしまいがちですが、学生のときと同じ言葉で話していたのでは社会人としての素養を疑われかねません。それは日本でも海外でも同じです。

 

海外で働くことを視野に入れるのであれば、ビジネス英単語とイディオムを事前に勉強しておくことをおすすめします。

 

筆者:洲巻三恵子/ライター

大手家電メーカーにて秘書業務を5年間経験した後、スペインで1年間のインターンシッププログラムに参加。帰国後、リクルートが発行する情報誌の編集業務に4年間、ベンチャー企業の立ち上げに1年間携わり、家族の仕事の都合でドイツへ移住。5年半の滞在中、2回の海外出産を経験し、現在は4児の母。趣味は旅行で、南米やアフリカも含め、訪れた国は約30か国に上る。20198月より、シカゴ在住。

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