海外赴任や海外留学が決まったら、日本で準備しておくべきポイント

2018.02.13旅行・留学
Summary あらすじ

海外駐在や留学など、新年度から海外生活を始める人は多いのではないでしょうか。国を出てから後悔しないように、海外赴任・留学前のお役所手続きや転勤・留学経験者がすすめる意外な備えについてご紹介します。きちんと準備しておかないと、大損する可能性も……。

現在、国外で長期滞在している邦人の数は1338,477人(平成28年度外務省調べ)。アメリカを筆頭にオーストラリア、中国、イギリスなど、世界各国で日本人が生活しています。海外駐在の内示が出た人や、海外留学予定の人など、新年度から海外生活を始める人もいるのではないでしょうか?

 

国内の転勤や引っ越し経験が豊富にあったとしても、海外となれば事情は別。「日本で手続きしておけば良かった」「日本のアレ、買ってくるべきだった」など、国を出てからあれこれと後悔することも少なくありません。

 

そこで今回は、海外赴任・海外留学経験者から聞いた「日本で準備しておくべきポイント」をご紹介。必須の官公庁手続きや意外なお役立ち情報をご案内します。

知らないと大損する?!海外赴任・留学前のお役所手続きに要注意!

知らないと大損する?!海外赴任・留学目のお役所手続きに要注意!

海外引越しに必須の役所関係の手続き。転勤か、留学か、どの国に行くか、期間はどれぐらいかなど、個々のケースによって詳細は異なりますが、住民票や保険関係は長期の海外滞在に外せない重要手続きです。

 

1年以上の海外生活なら、渡航前に役所で海外転出届を出すのが一般的。面倒くさいからと海外転出届を出さずにいると、海外滞在中も日本の住民税の対象になり、場合によっては年間数十万円単位の出費になることも(住民税は毎年1月1日時点の居住地に準じて課せられます)。

 

ちなみに、住民票を抜くと国民健康保険は脱退扱いになる他、印鑑証明も取得できなくなります。家族より一足先に渡航したご主人名義の車を妻が代理で売ろうとしたら、住民票を抜いてしまったご主人の印鑑証明がとれずに名義変更で苦労した、という話も。家族で渡航時期が異なる海外赴任の場合は、住民票の手続き時期に注意しましょう。

 

また、日本の国民健康保険や厚生年金保険は海外の病院では使用できないため、海外旅行傷害保険や現地のプライベート保険への加入は必須です。「大怪我をして無保険で海外の治療を受けたら数百万円単位の請求書が来た!」という話は紛れもない実話です。「保険代が高いからやめた」なんて言わずに、万が一に備えてぜひ加入しましょう。

海外生活でしみじみ実感。転勤・留学経験者がすすめる意外な備え

海外生活でしみじみ実感。転勤・留学経験者がすすめる意外な備え

そして、役所関係の手続きもさることながら、実際に海外赴任や留学を経験した人のリアルな声も気になるもの。

 

経験者が声をそろえて同意するのが「歯医者は日本にいる間に行っておくべき!」という点。国によっては歯医者が健康保険の対象外だったり、保険が効いたとしても非常に予約が取りにくかったりなど、日本のように気軽に治療を受けられないことが多いようです。ちなみに、筆者が滞在していたオーストラリアでは、歯医者は健康保険の対象外。診察・治療ともに大変高額で、一度の治療で数万円ということも珍しくありません。

 

また、海外生活を始めてみて実感するのは、西洋の国は思った以上にパーティ文化だということ。週末になるとあちらこちらでホームパーティが開催されます。そんなときに役立つのが日本の食材や小物。日本食をパーティでふるまったり、折り紙などの日本ならではのグッズを紹介したりすれば、それだけで現地の人との距離がぐんと縮みます。

 

反対に、日本のことを全く知らないとガッカリされることも。観光大使になったつもりで日本のことを英語で説明できるように勉強していくのもおすすめです。

必須の手続きが終わったら、渡航先の生活情報を集めよう

必須の手続きが終わったら、渡航先の生活情報を集めよう

海外赴任や留学が決まったら、滞在国のビザや日本の役所での手続きなど、必須事項を洗い出し、余裕をもって確実に手続きをこなしていきましょう。

 

また、一口に海外といっても渡航先によってお国事情は千差万別。子どものいる人は、学校や生活環境が気になるところでしょう。滞在国の生の声を知るために、現地滞在者のブログやサイトを覗いてみるのも役立ちます。

 

手続き関係のハード面とともに、暮らしやすいエリアや治安、現地の習慣など海外生活を快適に過ごすための現地情報も忘れずにチェックしておきましょう。

 

 

筆者:林カオリ/ライター・エディター

関西を拠点に活躍するライター・エディター(クリエイティブオフィスCOUJIN代表)。知的財産管理技能士。日本にてコピーライター、編集者、ライターを経験した後、15年間オーストラリアに在住。シドニーでは日豪両国の各種媒体に執筆を行う傍ら、2児の海外出産と子育てを経験する。海外の実体験に基づくライフスタイル、旅行、教育、留学関連記事が得意。

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