海外のイベントをのぞき見!イタリア「ヴェネツィア・カーニバル」

2018.01.09英会話
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Summary あらすじ

イタリアの水の都「ヴェネツィア」で行われる「ヴェネツィア・カーニバル」は毎年300万人が訪れる人気のお祭り。独特な仮装を楽しむ「仮装コンテスト」は誰でも参加できます。カフェ・ラッテ発祥のイタリア最古のカフェにも立ち寄ってみましょう。

「海外のイベントをのぞき見!」と題して、世界各国のイベント・お祭りをご紹介する本企画。今回は、イタリアの「ヴェネツィア・カーニバル」をご紹介します。ヴェネツィアのカーニバルといえば、日本でも大変有名ですが、実際のところ、どんなカーニバルなのでしょうか?

1162年に始まった「ヴェネツィア・カーニバル」。復活を遂げ世界的なお祭りに!

1162年に始まった「ヴェネツィア・カーニバル」。復活を遂げ世界的なお祭りに!

イタリアの水の都「ヴェネツィア」にて、2月に2週間ほどにわたって行われるカーニバルですが、毎年日程が変わります。2018年の場合、プレカーニバルが例年より少し早い1月27日からで、カーニバル本期間は2月3日~13日です。

 

この「ヴェネツィア・カーニバル」はとても古いお祭りで、1162年に始まったといわれています。しかし、18世紀に一度は衰退し、無くなってしまいました。その後、長い期間を経て、1979年にイタリア政府がヴェネツィアの伝統的な文化を復活させようと再開し、今では毎年300万人が訪れる大きなお祭りとなっています。

 

主な会場は、ヴェネツィアの中心「サンマルコ広場」。その中央には大きな舞台が設置され、オペラなどのイベントが開催されます。

独特な仮装が印象的な「仮装コンテスト」は誰でも参加可能!

独特な仮装が印象的な「仮装コンテスト」は誰でも参加可能!

そんな中、このカーニバルで最も重要なイベントが、最後の週末に行われる「仮装コンテスト」です。

 

ヴェネツィアのカーニバルの代名詞ともいえる、あの独特な仮装。30年前に初めて見たときは「なんて怖いお面だろう」とまったく好きになれませんでした。その後、何回かヴェネツィアを訪問するうちに、今から3年前に二度目のカーニバルを経験しましたが、そのときにはお面の雰囲気にも慣れて存分に楽しめました(ヴェネツィアの街中には、時期を問わず、あちこちでお面を売っているので、あまり気にならなくなったのでしょう)。

 

このコンテストは、国際的なコスチュームデザイナーやファッション・デザイナーが審査員として参加しており、La Maschera più bella (最も美しい仮面) に投票します。なお、「仮装コンテスト」は誰でも参加可能。そもそも中世の時代には、カーニバルの期間のみ、身分や階級、年齢を超えて、誰もが仮面をつけて仮装をし、平等にカーニバルを楽しむことが許されていたのです。

 

現地には、仮装のレンタルショップやメイク屋さんがありますが、本格的な衣装はレンタルだけでも10万円ほどかかったという話も聞きますので、もし「仮装コンテスト」に参加したいなら、日本から準備していくのが無難。気分だけでも盛り上がりたい場合は、現地でリーズナブルな仮面を購入し、街のメイク屋さんでカーニバルメイクをしてもらいましょう。扇子、パラソルといった小道具も選ぶと良いですね。

 

また、他の見どころとしては以下の二つ。ひとつは2月3日の「マリアたちの行進」14時半頃にサン・ピエトロ・ディ・カステッロ(教会)を出発し、サンマルコ広場には16時頃に到着します。もうひとつは「天使の飛翔」です。2018年は、2月4日12時から予定されており、サンマルコ広場の鐘楼から広場まで、ロープで人が舞い降りてきます。

 

それから、カーニバルの期間限定で、街中で売り出されるお菓子「フリッテレ」も味わってみてください。松の実や干しぶどうが入った揚げドーナツです。

カフェ・ラッテ発祥の地、カフェ「フローリアン」にも立ち寄ってみて

カフェ・ラッテ発祥の地、カフェ「フローリアン」にも立ち寄ってみて

そして、サンマルコ広場には、イタリアに現存する最古のカフェ「フローリアン」がありますが、仮装をした人たちがお茶をしている光景は圧巻!このフローリアンは、カフェ・ラッテ発祥の地としても知られています。私はヴェネツィアに行くと必ず立ち寄り、ヴェネツィア気分を味わっています。

 

ただ、とにかくホテルが混み合いますので、もし参加するなら早めの予約が必須。少し離れたところにあるホテルからでも臨時のバスなどが出ています。2月にイタリアに行くなら、ぜひヴェネツィアのカーニバルに参加してみてはいかがでしょうか。

 

 

筆者:岡本きよみ/PRディレクター

株式会社Harris PR & Consulting Office代表取締役。PRディレクターとして主に食、旅、美容、ウェルネス、カルチャーなどの広報活動に関わる。米国の高校を卒業後、日本の大学に進学。専攻は英米語、言語学。JTB、日航のアウトバウンド・インバウンド業務に従事した後、出産を機に、P&Gファーイーストインク(当時)に転職。広報渉外部および研究開発部に10年間勤務の後、家族とともにニュージーランドに滞在。帰国後、外資系ホテルの広報、外資系PR会社のヴァイスプレジデント、アメリカ政府観光機関のPRディレクタ―などを経て、現職。

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