【タクシー編】海外旅行がもっと楽しくなる!使える英会話

2016.03.16英会話
NYC taxi

海外旅行中の移動手段には、電車や地下鉄、バスなどがありますが、スーツケースを持ち運ぶ空港~ホテル間や、レストランへの行き帰りには、やはりタクシーが便利です。

 

タクシーを利用する場合は、公共交通機関と違い、タクシードライバーと英語でコミュニケーションを取らなければなりません。

 

今回は、タクシーで役立つ英会話とともに、タクシー利用で起きやすいトラブルを未然に回避する方法をご紹介します。

タクシー利用時に役立つ定番の英会話フレーズ

Driver in front of taxi waiting for clients

・Where is the taxi stand?(タクシー乗り場はどこですか?)
・Where can I get a taxi?(タクシーはどこで乗れますか?)

 

空港や駅、ショッピングセンターなどには、タクシー乗り場(taxi stand)があります。乗り場のないホテルやレストランなら、「Can you call me a taxi?(タクシーを呼んでくれますか?)」と言ってタクシーを呼んでもらうと良いでしょう。ドライバーには「Can I get in?(乗れますか?)」と聞きましょう。

 

・Can you open the trunk?(トランクを開けてくれませんか?)

 

スーツケースなどの大きな荷物をトランクに入れてほしいときのフレーズです。「trunk」はアメリカ英語のため、イギリス英語を使う国では「boot」を使いましょう。

 

ドライバーに「Can you help me?(手伝ってくれませんか?)」と言えば、トランクに荷物を入れるのを手伝ってくれるはずです。

 

なお、海外のタクシーは日本のように自動でドアは開きません。乗り降りの際には、気にせず自分でドアを開閉しましょう。信号待ちの際、外から勝手にドアを開けられないようロックも忘れずに。

 

・Can you take me to ABC Hotel?(ABCホテルへ行ってくれませんか?)

 

タクシーに乗り込んだら、行き先をドライバーに告げましょう。「to」の後に行き先を言えばOKです。

 

「Please take me to ABC Hotel.」「To ABC Hotel.」「ABC Hotel, please」でも伝わります。また、英会話に自信がない人は、住所を書いた紙を渡したり、地図を見せて目的地を指さしたりしながら「Please take me here.(ここへ行ってください)」や「To this place, please」と言いましょう。

 

・Here’s fine.(ここで降ります)

 

タクシーを降りたいときの英会話フレーズ。ちなみに、目的地に着けば、ドライバーは「Here we are.(着きました)」と話しかけてくれるでしょう。

 

なお、もう少し先に行ってほしい場合は、「A little further, please.」と言いましょう。ほか、まっすぐ行ってほしいなら「Go straight ahead, please.(まっすぐ行ってください)」、曲がってほしいなら「Turn left/right there, please.(そこを左/右に曲がってください)」と言います。目的地に着いたら「How much?(いくらですか?)」と運賃(fare)を聞きましょう。

 

・Keep the change.(おつりは取っておいてください)

 

海外旅行先にもよりますが、チップが必要な国では、このフレーズを言いながら、チップをプラスした金額をドライバーに渡すのがスマートです。アメリカでは、運賃の10~20%が目安で、端数は切り上げます。トランクの荷物の出し入れを手伝ってくれたときや、ホテルやレストランからタクシーを呼んだときなどは少し多めに渡しましょう。

 

例えば、運賃10ドル+チップ2ドルを支払いたいのに、20ドル札しか持っていないときは、「Give me back $8.(8ドル返してください)」と言っておつりをもらってください。また、領収書がほしいときは、「A receipt, please.」と言います。

海外旅行中にタクシートラブルに巻き込まれないために

指をさす人

・白タクには乗らない!

 

ぼったくりや強盗といったタクシートラブルは、白タクと呼ばれる無認可タクシー(illegal taxi)で起きる傾向にあります。白タクに乗らないようにするためには、正規のタクシー乗り場から乗るようにしたり、ホテルやレストランからタクシーを呼んでもらったりするようにしましょう。道でタクシーを拾うときも、現地でよく見かける有名なタクシー会社を選んだ方が無難です。

 

・メーターや深夜料金のランプに注意!

 

わざとメーターを戻していなかったり、昼間なのに深夜料金のランプをつけたままだったりなどで、高額の運賃を請求されることがあります。タクシーの走り始めは、メーターや深夜料金のランプをしっかりチェックしておきましょう。

 

おかしいと思えば、メーターやランプを指差しながら、「Meter!」や「Lamp!」と強めの口調で指摘すれば、だいたいは直してくれます。それでも直してくれない場合は、「Let me out here./Stop here.(ここで降ります)」と言って、すぐにタクシーを乗り換えましょう。

 

また、乗る前に「How much is it to ABC Hotel?(ABCホテルまでいくらですか?)」と確認しておいたり、空港からホテルへ行く場合は「前払いのチケット制タクシー」を利用したりするのも手です。

タクシートラブルに巻き込まれたら身の安全を最優先に

叫ぶ人

今回は、海外旅行中のタクシー利用時に使える英会話フレーズをご紹介しました。ただ、治安の悪い地域や深夜の時間帯では、タクシーに乗るのを控えた方が良いかもしれません。

 

もし、タクシートラブルに巻き込まれたら、タクシーを降りてから周辺に目立つよう大声で文句を言ったりして、周囲の人に助けてもらいましょう。

 

いざというときは、お金に執着せず、身の安全を最優先に。フロントガラスなどにあるタクシードライバーのIDや車両ナンバーを覚えておき、後でツアー会社やホテルなどを通して警察に通報してもらうと良いでしょう。

 

筆者:児島奈美/トラベルライター
旅行雑誌やWEB等で、国内外問わず現地へ足を運び取材・撮影を行う。得意分野は、旅のルポ、グルメ取材、人物インタビューで、渡航した海外はプライベートを含め約40か国。雑誌立ち上げのために約3か月、ベトナムに滞在したほか、プライベートで欧州周遊(約3か月)、米国横断(約1か月)、東南アジア周遊(約3週間)、米国滞在(約1年)の経験も持つ。実践の場で英語を使うことが多く、「英語はツール」をモットーに、わかりやすく使える英語を心掛けている。

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