TOEIC®900点の勉強法!レベル、勉強時間、おすすめの参考書も解説!
TOEICで900点を目指したいけど、どのように勉強を進めて良いかわからない、目指そうかどうか悩んでいる、という方も多いのではないでしょうか。900点取得は、結果が出るまでに努力と期間を要するスコアなので、なかなかスコア伸びず、途中で不安になり、効率のよくない勉強をしてしまいがちです。今回は、900点のレベルや取得のメリット、学習方法を解説しますので、効率よくTOEIC900点を取得したい方は、是非参考にしてみてください。
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目次
TOEIC®900点越えのレベルとは?
■TOEIC®900点の難易度
TOEIC900点越えの難易度は超難関で、上位3%の実力が必要だと言われています。
TOEIC (ここでは一般的なL&Rテストを扱います)で900点というと、990点満点の試験ですので、正解率90%を超えている、ということになります。
TOEICテストの運営会社であるETSのTOEIC Program DATA & ANALYSIS2022によると、2021年度の受験者全体のTOEIC平均スコアは、611点です。また、受験者の中で、895点以上取得している人の割合は、4.2%ですので、900点は相当高い難易度であることが分かります。
参考:TOEIC® Program DATA & ANALYSIS2022
正解率90%以上が必要ですので、全200問の内、180問以上は確実に正解していなければいけない計算になります。ミスできるのはせいぜい19問以下となるでしょう。模擬試験をいくつか解いてみても、換算点で900点を超えるためには、ミスできる問題は17~19問であることが多いです。
▼900点取得の目安
正解問題数 | ミス問題数 | 正答率 |
---|---|---|
約181〜184問 | 約19〜17問 | 約95〜92% |
外国語学習者の習熟度を表す指標として、CEFRという基準があります。ETSが発表しているTOEICスコアとCEFRとの対照表によると、TOEIC900点はおよそC1に近いレベルです。
参考:IIBC
C1レベルは、以下のようなレベルと定義されています。
「いろいろな種類の高度な内容のかなり長い文章を理解して、含意を把握できる。言葉を探しているという印象を与えずに、流暢に、また自然に自己表現ができる。社会生活を営むため、また学問上や職業上の目的で、言葉を柔軟かつ効果的に用いることができる。複雑な話題について明確で、しっかりとした構成の、詳細な文章を作ることができる」つまり、TOEIC900点は英語力の目安として、日常生活においてもビジネスの現場でも、ほぼ完ぺきに、専門的なコミュニケーションがとれるレベルであるということができます。
■TOEIC®800点とのレベル感の違い
2021年度の受験者の中で、795点以上取得している人は約15.9%です。895点以上の人は4.2%ですので、800点以上取得者の中で900点以上取得している人は26%程度であることが分かり、800点取得する時とのレベルには、大きなギャップがあるということができます。
TOEIC800点台は標準的なコミュニケーションができるレベルなのに対して、900点台となると専門的なコミュニケーションができるレベルと定義されており、話題の難易度が上がってもついていける英語力が違ってきます。900点台となると、ネイティブの話も集中しすぎなくても理解できるようになってきます。
TOEIC受験時の体感ですが、800点台の時は、リスニングセクションにおいては常に先読みのテクニックを駆使したり、集中力を研ぎ澄まさなければ付いていけなかったのに対し、900点台を取れる頃には、リスニング力が伸び、もう少しリラックスして本番に取り組んでも、答えが分かるようになります。リーディングにおいても、900点台となると単語や文法の問題で惑わされることが少なくなり、すぐに答えが導き出せるようになります。長文読解も時間配分に注意しすぎずとも、最後まで解けるようになります。つまり、英語の運用能力や処理能力が身についていると言えます。
■英検®だと準1級レベル
文部科学省が公表する資料によると、TOEIC785~945点は英検だと準1級と記載されています。よって、TOEIC900点は英検の準1級レベルだと考えられます。
TOEIC | 英検 |
---|---|
L&R:945~ | 1級 |
L&R:785~ | 準1級 |
L&R:550~ | 2級 |
L&R:225~ | 準2級 |
L&R:120~ | 3級 |
出題内容や形式がTOEICと英検では異なるので、一概に「TOEIC900点=英検準1級」とは言えませんが一つの目安として考えてください。
■IELTSに換算すると6.0~6.5レベル
IELTSはイギリスやオーストラリアをはじめとした英語圏の国に留学したり就労・移住を希望す
る人へ向けた英語能力の測定試験です。英検同様、4技能を測定しますので一概に同じとは言え
ませんが、TOEIC900点はIELTSに換算すると6~6.5レベルになります
TOEIC | IELTS |
---|---|
L&R:945~ | 7.0-8.0 |
L&R:785~ | 5.5-6.5 |
L&R:550~ | 4.0-5.0 |
L&R:225~ | 3.0 |
L&R:120~ | 2.0 |
■TOEFL iBT®テストに換算すると80~90レベル
TOEFL iBTテストはアメリカをはじめとした英語圏の国に留学を希望する人へ向けた英語能力の測定試験です。アカデミックな領域における4技能を測定します。TOEIC900点はTOEFL iBTに換算すると80~90レベルになります。
TOEIC | IELTS |
---|---|
L&R:945~ | 95-120 |
L&R:785~ | 72-94 |
L&R:550~ | 42-71 |
TOEIC®900点を取得しているすごさとは?メリットを3つご紹介!
■TOEIC®900点の大学生は就職活動で無双できる!
大学生が最もTOEICのスコアを活用するのは、就職活動の時になります。一般的に就職活動の際に履歴書に書けるスコアは500点からとされ、評価されるのは600点以上とも言われます。国際ビジネスコミュニケーションの「新入社員 TOEIC® L&R 最新データ 2019年度」の資料で、内定者の平均点が分かりますが、2019年の内定者の平均が547点となっています。過去データもそのスコア帯で推移していますので、600点保持していれば、有利に働くと考えられます。
900点持っているとどうでしょうか。東京大学の文系の大学院生のTOEIC平均点が800点台前半ですので、TOEIC900点はそれを上回るスコアです。900点を持っていることで、学歴に打ち勝つ可能性が上がります。また、人気の就職先である商社や外資系企業において、800点が足切りラインとなっていることもありますが、900点を保持しているとそれを上回り、英語力のアピールに使う事ができます。
ただし、英語力を見込まれて就職するのですから、その運用能力も合わせて期待されることとなります。TOEICでは測れない、スピーキングやライティングの実践面も見られます。英語面接がある場合もでてくるでしょう。就職活動において英語で周りに差をつけたい大学生のみなさんは、できるだけ早いうちにTOEIC900点を取得し、英会話能力を向上させると良いでしょう。
■TOEIC®900点の社会人は海外で活躍できるチャンスが増える!
社会人の場合、会社内での異動・昇進・昇格の際に、TOEICスコアを求められることが多いです。英語活用実態調査 企業・団体 ビジネスパーソン 2019年度によると、「今後のビジネスパーソンに取って重要な知識やスキル」も「社員や職員に不足している・今後強化する必要がある知識やスキル」のいずれも「英語」が最多で、企業で重要視されていることが分かります。900点以上を保持している人は日本国内で約4.6%しかいないので、900点を持っていることは確実に、自身の英語力をアピールする武器となります。
商社や外資系企業、公用語を英語にしている企業などにおいて、「TOEIC900点を持っていること」=「英語ができる」ことは明確です。英語ができると評価されると、昇給や海外駐在のチャンスのある企業がたくさんあります。たとえ現在、英語を活かしていない仕事をしていたとしても、当然ですが、英語ができると認識されていれば、必ずチャンスがあります。海外との取引が始まるタイミングで担当に抜擢されて海外出張ができたり、英語で行われる会議等で海外にいく機会も回ってきます。希望すれば海外転勤の可能性もあるでしょう。英語が使える・海外に行けるというだけではなく、それに伴う業績で評価されることになり、年収UPにも影響することになります。
■TOEIC®900点を持っていると、転職時にも有利になる!
社内での評価でもTOEIC® L&Rテストスコアを利用している企業が数多くあるくらいですので、中途採用時にも英語力をみるために利用する企業が多いです。英語の資格試験がどんどん増えてきていますが、依然としてTOEIC® L&Rテストを利用する会社が多いのが事実です。前述の英語活用実態調査によると、英語を使用する部署の中途採用において53.8%がTOEIC® L&Rテストのスコアを要件・参考としており、求めるスコアは620点となっています。
実際、TOEIC900点を持っている場合、転職サイトに登録し、スコアを記載しておくと英語を必要とするポジションを募集している会社から、オファーをもらえることが多々あります。自分で応募する際にも、応募要件に「英語はビジネスレベル」と記載がある場合、TOEICで900点あれば、書類選考に通過できること間違いなしです。900点を取得している人が少ない分、必ず採用担当者の目にとまることになります。転職時に選択肢の幅が広がるのです。
また、英語力以外に自信がない場合でも、TOEIC900点持っていれば、転職に使える例もあります。例えばシステムエンジニアなど技術を必要とする職種の中途採用において、技術力をもつエンジニアに英語教育を行うよりも、英語力のある中途採用者に技術を教える方が早い、などの理由で「技術力」<「英語力」の観点で採用を行う企業もありますので、英語力を伸ばして転職活動に活かすのも1つのキャリアアップの手段となります。
TOEIC®900点をとるために必要な英語力
■TOEIC®900点に必要な単語数
TOEIC900点取得に必要な単語数は10,000語以上と言われています。ネイティブの大人が知っている約半分の語数です。英検準1級の必要単語が7500~9000語程度、1級が12000~15000語程度ですので、その間くらいとなります。また、TOEIC800点に必要な単語数が約8000語と言われていますので、現在800点を持っている方はそれにプラス2000語上乗せさせなければいけません。こつこつと継続的に学習して、単語量を増やしていく必要があります。
この必要単語数はあくまでも目安です。英単語は多く知っていれば知っているほど英文理解度が上がり、ReadingパートでもListeningパートでもより速く正確に回答できるようになります。また、このレベルになってくると、知らない単語と出会っても、意味を予測できるようにならなければいけませんので、ただ単純に単語の意味を覚えるだけではなく、類義語や派生語も合わせて覚えたり、語根に分解し接頭辞・接尾辞を理解するなどで、単語を熟知できるようにしましょう。そうすることによって、ほとんどの単語の意味合いを推測できるようになり、どんな話題に対しても、柔軟に対応できるようになります。
■TOEIC®900点に必要な正答率
TOEICで900点を獲得するには、どれくらいの正答率が必要なのでしょうか。TOEICのスコアは統計的処理が行われている関係で、試験によって正答率が異なることがあるので断言はできませんが、公式問題集に記載されているデータから推察すると、90%以上の正答率であれば達成できる可能性は高いと言えます。もしあなたが確実に900点を取りたい場合は、92%以上を目指すといいでしょう。
全体で90%の正答率を目指すためにはリスニングパートで94%、リーディングパートで90%を目標にするとトータルの正答率は92%になり、900点を突破できるはずです。ただそのためにはほとんど正解する必要があります。以前までは全問正解が可能だったリスニングパートのPart5ですが、近年は難問が出題され、満点を獲得することが難しくなりました。苦手パートをいかに克服できるかが900点越えのキーになると思われます。
TOEIC®900点を取る人の平均勉強時間
過去のデータになりますが、オックスフォード大学出版局の資料は、750点の人が850点を取得するためには275時間、850点の人が950点を取得するためには325時間必要だと示しています。
高得点を目指せば目指すほど、多くの勉強時間が必要になることが分かります。学習スタート時の英語力にもよりますが、例えば800点から900点への100点アップを目指す場合、概算ですがおおよそ300時間必要とすると、1日1時間の勉強時間と仮定して、約10ヶ月程度、1日2時間の勉強で約5ヶ月程度かかることが分かります。
スコアアップ | 所要時間 |
---|---|
750点→850点 | 275時間 |
800点→900点 | 300時間 |
850点→950点 | 325時間 |
もちろん、これは自分自身でコツコツ学習した場合です。知識面を分かりやすく講師に教えてもらうなどで、効率を上げることができれば、勉強時間は大きく短縮できます。
TOEIC®900点を取るための勉強法
英語の学習で一番大切なことは、自分のレベルに合った内容を勉強することです。簡単すぎても難しすぎても効果がありません。自分のリーディング、リスニングそれぞれのレベルを理解して、勉強に取り組みましょう。TOEIC900点を目指す場合は、ほぼ満点を目指すことになりますので、単語力を上げておくこと、本番のテストと同じレベルの問題に慣れておくこと、耳を慣らしておくことが目標達成につながります。ここでは、それぞれの勉強方法について、ご紹介します。
■過去問を繰り返し解く
700~800点を取得するまでに、英語の基礎力をしっかり学習してきた方が900点を目指す場合、TOEICの問題形式への「慣れ」によって、900点取得を達成することができます。TOEICはスコアによって問題が変わるテストではありませんので、単語量さえ増やしておけば、文法などの英語知識はこれまでの積み重ねで十分です。あとは、TOEICの問題形式に慣れ、全ての問題を時間内に解ききるスピードや、適切な時間配分、2時間という試験時間の集中力を身につけることで、900点がみえてきます。
これらを身につけるための方法としては、過去問題などTOEICの問題をくり返し解くことです。その際、本番の環境と合わせて行うことが理想です。
・試験時間と同じ2時間を計って問題を解く(リスニングからリーディングまで通しで実施しましょう)
・マークシートを使って回答する(本番同様、問題用紙に書き込みをしないように気をつけましょう)
・リスニングはスピーカーを利用(本番はイヤホンを使えません)
公式問題集などの模擬テストを何度も解いていきます。はじめは時間配分に失敗して最後まで解けなかったりするかもしれませんが、繰り返して行うことで、時間配分が体に馴染み、また集中力も強化されて、時間を意識しなくても2時間で最後まで解けるようになります。そうなるまでは頑張って続けていきましょう。
■日ごろから英語に耳を慣れさせておく
リスニングセクションではほぼ満点を目指さなくてはいけませんので、リスニングが得意な方でも備えておくと良いでしょう。リスニング練習の基本は、意味の理解できるレベルの英語を使って、たくさん練習して慣れることです。数をこなすことで、徐々に聴き取れる範囲・正確性が高まっていきます。900点を目指す方に必要な練習手段としては2つです。
1.シャドーイング練習をする
リスニングを満点レベルまで伸ばすには、英語学習の筋トレともいえるシャドーイング練習がベストです。シャドーイングとは、きこえた英語を自分で発音するトレーニングです。英語を英語のまま、理解する力が伸びるので、リーディングの際の速読力もアップし、読解問題の時間短縮・正確性UPにも効果があります。TOEICの練習問題を使って行うことで、問題傾向やよく使われる語彙・表現に馴染むことができます。
2.英語のシャワーを浴びる(特に本番に向けて)
シャドーイングばかりだと、辛さもあり英語を聞く量が確保できません。リスニングパートでほぼ満点を目指すためには、常日頃から英語を聞き続けることで、耳を英語に慣れさせておく必要があります。日本語を聞くのとあまり変わらないと感じるくらいまで、自分の耳を慣れさせると良いです。海外ドラマ、映画やTED Talks、CNN等の英語ニュースもおすすめです。何を言っているのか分からないレベルよりは、内容が理解できるレベルのものを聞くようにしましょう。聞き流しだと意味がありません、内容が分からない場合は英語字幕やスクリプトを見ながらはじめてみましょう。試験当日の朝も英語を聞いておくと良いです。
私自身はTOEIC直前の数カ月間、毎晩3~4数時間海外ドラマを見続けていた際に、何度かリスニング満点を取ることができました。一度満点が取れても、そのルーティーンを怠った回では満点を逃すこともありましたので、英語力・リスニング力だけではなく、英語の耳を作って臨むことが必要だということを実感しました。TOEICの場合、ビジネスの場面での出題が多いですので、オフィス系のドラマがおすすめです。よく聞く単語がそのまま本番で出題されると安心します。
■単語と熟語をひたすら覚える
英検など他の英語資格試験もそうですが、TOEICのテストにおいても、ボキャブラリーは高スコアの要になります。出題される問題の中に分からない単語があると、正解率や解くスピードが、ガクッと落ちますので、頻出単語を押さえておくことが、より目標達成に近づくことになります。TOEIC900点取得に必要な単語は10,000語以上と解説しました。もちろん数多く覚えていることが重要ではありますが、このレベルになると、覚えた単語をどの程度理解しているか、正確に使いこなせるかもポイントになります。派生語を理解したり推測したりできるのであれば、1語1語覚える必要はありませんが、そのためには単語の知識を深める必要があります。
TOEIC®900点を目指す方にオススメの参考書
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 9|公式教材・問題集|【公式】TOEIC Program|IIBC (iibc-global.org)
新形式に対応している公式教材なので、本番クオリティーの問題が掲載されており、音声も本番と同様のクオリティーです。
キクタンTOEIC(R) L&Rテスト SCORE 990 – |アルク出版サイト 英語学習・語学教育の総合カンパニー (alc.co.jp)
1回の学習語彙が16語に設定されているので、1日最低2分から学習に取り組むことができます。
スキマ時間を有効に活用して、いつでもどこでも手軽に学習ができます。
TOEIC L&Rテスト990点攻略 改訂版 | 旺文社 (obunsha.co.jp)
パート別に、上級者でも落としやすい難問や、ツメの甘くなりがちなポイントが解説されており、英米豪加の4か国ナレーターによる音声も収録されています。新形式問題にあわせて、再編集されています。
TOEIC®900点を突破するコツ
■ケアレスミスに気を付ける
900点越えを目指す場合、たった1問のケアレスミスが大きな命取りになってしまいます。集中力切れでケアレスミスすることがないように、普段から体力をつけたり、本番前には体調を整える、前日はしっかり睡眠時間を確保して臨む、など集中力が続くようにしておきましょう。また、模擬テストを時間内で解く練習をすることで、集中力をつけることができます。またテストに慣れておくことで緊張からのケアレスミスを防ぐことができますので、模擬テストを何度も繰り返し受けて本番にのぞみましょう。
■苦手分野を克服する
全体的な学習を繰り返すよりも、苦手分野を完璧にした方がスコアアップにつながります。自分がどの分野が苦手なのか知るために、公式問題集を本番と同じ時間で解いて、自分はどこが苦手なのか分析しましょう。そして、ミスをした問題や苦手なパートを完璧に解けるようになるまで何度も繰り返し解き直しましょう。自分が間違ったところを解くのは苦手な方が多いですが、それをすることで目標が近づくんだという強い信念を持って学習してみてくださいね。
■時間配分に気を付ける
日本人はリスニングパートよりもリーディングパートの平均点の方が低い傾向があります。TOEICを受けた多くの方がリーディングパートの時間が足りなくなってしまったと感じているようです。この問題を解決するために、英文の読解スピードを早めることが大切です。スピードを早めるためにもちろん過去問を解いて問題パターンに慣れることも大切ですが、どれくらいのスピード感で問題を解けばいいのか知っておくことも必要です。
以下はリーディングの各パートにおける、回答を導くまでの目安の時間です。
リーディングのパート | 900点以上の時間配分 | 1問あたりの時間 |
---|---|---|
Part5 | 8分 | 16秒 |
Part6 | 8分 | 130秒 |
Part7 | 59分 | 1分強 |
塾やスクールを活用してTOEIC®900点に挑むメリット
900点を取得することは今までお伝えしてきた内容から考えても、決して簡単なことではありません。多くの単語を覚える基礎のところから、文法的な理解まで深い知識が必要です。また自己分析をして苦手部分の洗い出しをするなど、900点以上を取るにはさまざまのコツがあります。独学でも不可能ではありませんが、多くの時間を費やすことになるでしょう。
もし、現在の英語力に自信がない、対策できる時間の確保が難しい時はスクールを利用することも視野に入れたほうがいいでしょう。スクールに通うことで900点越えへのゴールまでの距離が縮まるでしょう。TOEIC900点を目指す方の中には勉強時間の確保が厳しいという方は少なくはありません。そんな方にも、短期間で効率よく学習でき、かつ英語学習での肝といえる「モチベーション」を保った継続学習がしやすいスクーリングがおすすめです。通学まで考えていなくてもまずは専門スクールに相談してみると、情報が手に入りますので一度スクールにご相談されてみるのもよいでしょう。
まとめ
TOEIC900点のレベル、取得のメリット、試験の内容や傾向から各分野の対策をお話しました。
日米英語学院は、各受講生の現在のレベルから目標級・スコア到達までの必要な期間で取得、個人別カリキュラムをお作りして効率的に学習できます。さらにTOEIC対策のプロである経験豊富な講師がレッスンを担当しますので、目標の900点突破に向けて安心してレッスンを受けていただけます。レッスン以外にも、コーディネーターとの学習カウンセリングや単語テストや模擬試験などのサポート体制が充実しています。
■日米英語学院受講生の半数以上が100点以上のスコアアップ!
日米英語学院では100点以上スコアが上がった受講生が全体の55%、200点以上の大幅なスコアアップを達成した受講生も15%にのぼりました。(2018年7月~2019年7月)
実際にTOEIC900点以上を取得された受講生の方のお声をご紹介します。
●F.S.さん(会社員)
忙しい仕事の合間に受講し、わずか4か月でTOEICスコアが785点から920点にアップ!
独学だと何を勉強していいかわからず、ペースが乱れて効率が悪くなると思ったからです。クラスが目的別になっており、自分が何をしているのか明確になると考え、日米英語学院に通うことに決めました。受講したクラスでは、曖昧にしていた文法や発音等を確認できてよかったです。模擬テストも時間配分の見直しに役立ちました。
●Sakiさん(大学生)
TOEIC未受験からわずか4か月の対策で925点獲得!!
先生はいつも熱心に、丁寧に教えてくださいました。私がやる気を失いかけていた時にも励ましてくださり、TOEIC® L&Rテストの結果を伝えるととっても喜んでくださってうれしかったです。英語の能力をさらに磨いて、同時に他の言語にも挑戦したいです。
日米英語学院のTOEIC テストコースでは、スコア別対策クラスのほか、パート別やボキャブラリー・文法強化など、多数のクラスを設定しています。苦手な項目を集中的に対策することで、短期間でのスコアアップも可能になります。 さらに、約2ヶ月に一度校内で実施するTOEIC IPテストで勉強の成果をすぐに試して頂けることも、スコアアップのための大きなポイントとなっています。
現在の英語力はどんなレベルか、いつまでに何点を取得したいか、これまでどんな学習をされてきて、現在学習面でどんな悩みを抱えているか、などそれぞれの状況によって、目標達成へのアプローチ方法は異なります。日米英語学院では、まずは学校説明会(対面・オンライン選択可)にて、カウンセリングやレベルチェックを行い、お一人おひとりにピッタリのカリキュラムでの学習を無料でご案内しています。日米英語学院のTOEIC®テスト対策コースには、目標級別の総合演習クラスのほか、苦手パートだけを対策するクラスなどのスキル別クラスがあり、必要なクラスを組み合わせて作成する個人別カリキュラムのおかげで短期間で目標達成できたという声をいただいています。
リスニング力UPについて、シャドーイングが正しくできているか、アウトプットを見てもらいながらトレーニングすることで精度を上げることができます。TOEICのコツ、解法などを講師に導いてもらう事で効率的に上達する実感をしていただけること間違いなしです。
レッスンは、通学/オンライン、グループ/マンツーマン、日本人講師/外国人講師から最適なチョイスで受講いただけます。TOEIC900点を実現したい方は、ぜひ一度、学校説明会(対面・オンライン選択可)にてご相談ください。
合格率約80%の実績!
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