TOEIC®は1ヵ月猛勉強すればスコアアップ可能?勉強法や参考書も紹介

2023.11.01資格対策
【アイキャッチ用】231101TOEIC1カ月
Summary あらすじ

就職活動をしている大学生や英語力を必要とする社会人にはお馴染みのTOEIC®テスト。様々な場面でスコア提出を求められることがあるので、急遽受験を決めた方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、1ヶ月で何点上げることができるのか?どんな勉強をすればいいのか?など、短期間での対策で気になるところを解説していきます。今すぐ対策を始めたい方はぜひ参考にしてみてください。

 

 

TOEIC®のスコアは1ヵ月で何点上がる?

【本文用】疑問符を掲げる女性

 

急にTOEICを受験することになった!…けど、実際1ヶ月でどれくらいスコアが上がるの?

短期間の対策でどれくらい点数が上がるのか、気になる方も多いでしょう。もちろん1ヶ月の猛勉強でスコアアップを目指すことは可能です。ただし、TOEICを受験したことがあるかないか、また現在のスコアや目標とするスコアによって、どのくらいのスコアアップが望めるかは変わってきます。何度もTOEICを受験したことがあり、現在の点数が高い方ほどスコアは上がりづらくなります。初めてTOEICを受験する人であれば、現段階で自分がどの程度のスコアを取れるのか?を把握することによって、1ヶ月でどれくらいのスコアアップができるかがわかってきます。

 

■1ヵ月で上げることができるTOEIC®のスコア目安表

では実際に1ヶ月でスコアアップできる目安を見ていきましょう。下のOxfordのデータで現在のスコアから目標スコアまでにどれくらいの学習時間が必要か、目安が分かります。

Target Score
Current Score 350 450 550 650 750 850 950
250 200 425 700 950 1150 1450 1750
350 225 450 700 950 1225 1550
450 225 450 700 975 1300
550 225 450 725 1050
650 225 500 825
750 225 600
850 325

(Table adapted from Saegusa 1985 )

参考|https://elt.oup.com/elt/students/exams/pdf/elt/toeic_teachers_guide_international.pdf

 

1日2時間の学習(1ヵ月で約60時間)だと望める向上点数は20~30点
1日4時間の学習(1ヵ月で約120時間)だと望める向上点数は50点
1日8時間の学習(1ヵ月で約240時間)だと望める向上点数は100点

 

データを参考にすると「1日8時間の猛勉強をすれば1ヶ月で100点スコアアップ出来る可能性がある」ということになります。しかし、1日8時間の猛勉強は学生や社会人の方だと現実的ではないでしょう。1日2時間を確保するだけでも大変なのに!と思いますよね。

しかし、TOEICはそれぞれのパートで問題形式が決まっており、解答のテクニックやコツを勉強するだけで大きくスコアが変わる試験です。これまでTOEIC対策をあまりやっていない方であれば、目安よりも短い期間でのスコアアップを狙うことも十分可能です

 

TOEIC®のスコアを1ヶ月で引き上げるおすすめの参考書

【本文用】積みあがった数冊の専門書

 

学習を始めるにあたって、おすすめの参考書をパートごとにご紹介します。何を買えばいいかわからない!という方はぜひ参考にしてください。

 

■おすすめの単語帳

TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ|朝日新聞出版

TOEIC対策用といえば誰もが知っている単語帳です。最重要単語1000語が凝縮されているので、まずは頻出単語を押さえたいという方におすすめです。TOEICテストで300〜500点くらいのレベルの方を対象としているので、もう少し上のレベルを目指す方は同シリーズの金のフレーズを使用しましょう。音声もダウンロードできるので、音も一緒に覚えることができます。

 

■おすすめの文法対策書

TOEIC®TEST英文法出るとこだけ!|アルク

パート5・パート6の文法問題でスコアを上げるテクニックが満載の参考書です。掲載されている「33の鉄則」では、【鉄則4】自動詞の後ろには副詞を選ぶ、【鉄則10】空所の直後に目的語があれば、名詞ではなく動名詞を選ぶ……など問題を見た時の目のつけどころとテクニックが具体例とともに紹介されています。

 

■おすすめのリスニングトレーニング本

新形式問題対応 改訂版 CD2枚付 世界一わかりやすい TOEICテストの授業(Part 1‐4 リスニング)|KADOKAWA

各パートの特徴から傾向・対策までがそれぞれ示されているので、まず全体の解き方やリスニングパートのテクニックを知りたい方におすすめです。様々なレベルの問題に挑戦できるので、TOEIC600点以下の方からTOEIC800点レベルの方までどんな方でも力になる参考書です。

 

■おすすめのリーディング対策本

TOEIC(R)テスト リーディング プラチナ講義|ジャパンタイムズ

Part7に出題される英文をパターンごとにわけ、それぞれどう解けばいいのかが詳しく掲載されています。受験したことがない方には、頻出パターンをしっかりおさえて学習することができるのでおすすめです。頻出構文やフレーズも覚えられ、練習問題や模擬テストを通して最終仕上げまでやり切れます。

 

■おすすめの実践問題集

公式TOEIC Listening & Reading問題集10|ETS

TOEICテストの学習をするなら、必ず押さえておきたいのが公式問題集です。TOEICテストは過去問題集が発行されていないので、本番のテストと同じプロセスで制作されている公式問題集が最も本番に近い難易度・内容の問題集です。テスト2回分が収録されており、本番前の実践演習に最適です。

 

TOEIC®のスコアを1ヶ月で引き上げる勉強法

【本文用】ノートを広げ頬杖をつきながら勉強している女子大学生

 

参考書を揃えたら、1ヶ月間の学習スケジュールを決めましょう。1ヶ月という短い期間でスコアを上げるためには、時期ごとにそのタイミングにあった内容を組み込むことが重要です。明確なスケジュールを作成すれば、あとはしっかり勉強をやり抜くだけ!この1ヶ月でいつ・何を重点的に勉強すべきかを紹介します。

 

■1か月前は参考書で単語・文法・リスニング・リーディングを鍛える

まずは単語・文法・リスニング・リーディングの4つの力を鍛えていきましょう。それぞれのパートの傾向や解き方を知りつつ、基礎力も上げていくことが大切です。単語は必ず毎日勉強してください。マークシート式のTOEICテストでは、単語のスペルは書けなくてもかまわないので、とにかく1つでも多く単語を覚える努力をしてください。実践問題集は2週間前から本格的に取り組むと良いでしょう。

 

■2週間前は本格的に実践問題集を解いてみる

単語・文法・リスニング・リーディングの基礎を蓄えたら、実践問題集に挑戦してみてください。実際に時間を測って解いてみるのがおすすめです。本番と同じ状態に慣れておくことができますし、時間配分の難しさを感じ、苦手なパートが見えてくると思います。

そして解いた問題は必ず復習をしてください。復習を通してパートごとのテクニックや基礎の内容が実践で活かせているかを確認しましょう。

 

■試験直前は予想問題や苦手分野を重点的に学習する

TOEICテストでは、頻出単語や頻出パターンが多くあります。直前は予想問題集を解いて頻出問題を押さえることで、本番で少しでもスコアが伸びる確率が上がります。また、実践問題を通してわかった苦手分野にも力を入れて学習してください。苦手分野を克服するのはしんどいかもしれませんが、点数の伸びしろが1番大きい部分と思って頑張りましょう。

 

TOEIC®のスコアを1ヵ月で出来る限り上げるためのコツ

【本文用】左斜め上を指さしながら見つめる男性

 

■TOEIC®本番までの1カ月の学習スケジュールを作成する

最初に1ヶ月間の学習スケジュールを作成することが重要です。スケジュールを作るにあたって、平日・土日でそれぞれ確保できる学習時間の洗い出しからスタートしましょう。その後、時期に合わせていつ何をするかがわかっていれば、その通りに進めていくことで着実にスコアアップに繋げることができます。また、毎週末にスケジュール通りに学習できているかを見直すことも忘れずに。

 

■参考書は最小限にする

どの参考書がいいかわからず、あれもこれもとたくさん参考書を買うのはよくありません。次々と新しい参考書に取り組むよりも、1冊の内容をしっかり何度も見直す方がスコアアップに繋がります。何冊も買って終わらずに残ってしまうと、対策が未達成に終わったように感じてしまうでしょう。おすすめにあげた参考書を元に、多くても各パート1冊で対策を始めるとよいです。

 

■スキマ時間を有効活用する

TOEICテストでは単語や文法・短いリスニング問題など、スキマ時間でも学習できるものがたくさんあります。1ヶ月という短期間でTOEICに挑むなら、スキマ時間は必ずTOEICの勉強にあてる!という心意気で臨むことが大切です。通勤・通学時間や休憩時間など、スキマ時間に学習できる単語帳やアプリを用意しておきましょう。

 

■TOEIC®対策ができる英語スクールの無料カウンセリングでレベルチェックをしてみる

それでも英語力に不安がある方や効率的にできる限りのスコアアップを狙いたい!という方には、TOEICテスト対策を行うスクールに相談してみましょう。特に「今までに受験したことがないので現在何点かがわからない」という方や、「何回受けても同じ点数で伸び悩んでいる」という方には無料カウンセリングを受けてみることをおすすめします。自分のレベルが明確になると、1ヶ月で望めるスコアの予想ができますし、ご自身の苦手分野に特化した学習を提案してもらうことでより大きく点数を伸ばすことができるはずです。通学まで考えていなくても、まずは相談してみると情報が手に入りますので、短期間でのスコアアップについて、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

【本文用】日米英語学院のカウンセリングの様子

 

今回は1ヶ月の短期間でのTOEICテスト対策をご紹介しました。試験1ヶ月前から勉強を始めても、ある程度のスコアアップは期待できます。学習方法や試験までのスケジュールが重要ですので、まずはしっかりスケジュールを立てて、それをやり切る努力をしましょう!

ご自身での対策が難しいと感じられた方、効率的に学習を進めたい方は、TOEIC対策専門スクールに通うことでスコアアップまでの学習時間を短縮できますので、おすすめです。

 

日米英語学院のTOEIC®テスト対策講座・コースでは、短期間で点数をあげられている生徒さんが数多くいます。
現在の英語力はどんなレベルか、いつまでに何点取得したいか、これまでどんな学習をされてきて、現在学習面でどんな悩みを抱えているか、などそれぞれの状況によって、目標達成へのアプローチ方法は異なります。日米英語学院では、まずは学校説明会(対面・オンライン選択可)にて、カウンセリングやレベルチェックを行い、お一人おひとりにピッタリのカリキュラムでの学習をご案内しています。レッスンは、通学/オンライン、グループ/マンツーマン、日本人講師/外国人講師から最適なチョイスで受講いただけます。まずはカウンセリングで自分のレベルを確認し、レベルや苦手分野にあったカリキュラムをご案内します。興味がある方はぜひご相談ください。

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