【改訂版対応】TOEFL®テストのリーディング対策や解き方のコツは?効率的な勉強法からおすすめの参考書までご紹介!
新形式となったTOEFL®テスト。転職や経歴アップのために受験して点数を上げたいけどどんな勉強をしたらよいかわからない、という方も多いのではないでしょうか。今回はリーディング対策として新形式に対応した具体的な対策やおすすめの参考書などをお伝えします。
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目次
TOEFL®テストリーディングの概要
TOEFL®テストは「Test Of English as a Foreign Language」の略で、英語を母語としない人が英語圏の大学生活で必要な「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つの英語コミュニケーション能力を総合的に測定するために、米国で開発されたテストです。
現在受験できるTOEFLには「TOEFL iBT」と「TOEFL ITP」の2種類があります。iBTはinternet Based Tests の略で、試験会場でそれぞれパソコンに向かって受験する試験となります。リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能を測定するテストです。
ITPは Institutional Testing Programme の略で、大学や企業などの団体向けの試験です。個人で申し込むことはできません。マークシート方式で受験します。リスニング、Structure and Written Expression(文法と文章表現)、リーディングの3セクションからなるテストです。個人受験する場合のTOEFLは全てiBTとなります。また全世界のTOEFL受験者のうち、96%がiBT受験者ですので、一般的にTOEFLというと、iBTのことになります。
■アダプティブ方式の採用
リーディングテストは3種類の問題が出題されます。まずは3種類・20問+ダミー問題分を解きます。これがモジュール1となります。モジュール1の正答率により、次に解く問題の種類が変わります。正答率が良かった場合はUpperタスク、低かった場合にはLowerタスクが課されます。これを15問+ダミー問題分解きます。ダミー問題はモジュール1・2を通して最⼤15問出されます。
このように正答率に応じて次のモジュールの難易度が変わる⽅式を「 アダプティブ⽅式 」と呼びます。この⽅式を採⽤することにより、様々なレベルの⽅の実⼒を測ることができる、とされています。そのため、モジュール1で⾼い正答率を上げ、モジュール2でUpperの問題群に到達することが⾼いバンドスコアを出すためのコツとなります。モジュール2でLower問題群に到達してしまった場合、⾼いレベルの問題が出づらくなり、このレベルの測定を正確に⾏えなくなってしまうためです。アダプティブ⽅式が採⽤されたため、⾼いバンドスコアを出したい⽅はモジュール1で⾼い正答率を出すことが必要となります。
それでは次に、どのような問題が出題されるかを詳しく⾒ていきましょう。
TOEFL®テストリーディングの傾向と対策
改訂版TOEFL iBT®テストのリーディングの問題形式とそれぞれの解き⽅についてご紹介します。
■Complete the Words
この問題形式では約70〜100語程度の⽂章が表⽰され、そのうち10の 単語の後半 が⽋けています。この⽋けている部分にアルファベットを追加し単語・⽂章を完成させる問題です。最初の1⽂⽬に⽋けはありません。⽋けを埋めるには⽂法⼒・語彙⼒・全体を読んで推測する⼒などが問われます。
この問題はモジュール1でもモジュール2でも出題されます。
同じモジュール内であれば問題の⾏き来が可能ですので、この問題形式で分からない所があれば深く追わずにいったん置いておき、どんどん次の問題へ進んでいくことをお勧めします。理由は後程解説します。
■Read in Daily Life
この問題形式では15〜50語程度の⽂章を読み、2〜3問の問題を解きます。テキストの⻑さに応じて問題数が変わります。
内容は、⽇常⽣活で⾒かける表やグラフ・地図やショートメッセージまで、さまざまな形の英語を読み、内容を理解する必要があります。⽂章を素早く読んで趣旨を理解し、問題に答える⼒が問われます。
この問題はモジュール1と、モジュール2のLowerタスクで出題されます。扱われるトピックは以下の通りです。
ポスター、看板、メニュー、webページ、SNSの投稿、ニュース記事、請求書/領収書、スケジュール、メール、広告
■Read an Academic Passage
この問題形式では200語程度の⽂章を読み、5つの問題が提⽰されます。 内容はアカデミックなものが多く 、留学先で実際に遭遇しそうな⽂章が出されます。詳細な情報を読み取る⼒、様々な⽂法構造を理解する⼒、明⽰されていない情報から意味を推測する⼒、幅広いアカデミックな語彙を理解する⼒、⽐喩やイディオムを理解する⼒、⽂章の構成や展開の流れを読み取る⼒などが問われます。従来型のTOEFL iBTテストでも出題されていたような内容で 難しい問題が出されます 。
この問題はモジュール1とモジュール2のUpperタスクで出題されます。扱われるトピックは以下の通りです。
歴史、美術、⾳楽、ビジネス、経済学、⽣命科学、物理科学、社会科学
TOEFL®テストリーディング解き方のコツ4選
■ 時間配分を意識する
前述の通り、モジュール2を解いている最中にモジュール1に戻ることはできません。同じモジュールの間では、問題を⾏き来することができます。そのため、わからない問題はいったん仮回答をしどんどん問題を進め、余裕があれば後で戻ってくる⽅が良いでしょう。特にモジュール1では時間配分が大切です。モジュール1の正答率によりモジュール2の難易度が変わります。高いスコアを出したい場合は、モジュール2でUpperに進むためにモジュール1でどれだけ正解を稼げたかが大切になります。
そのため、モジュール1では「Complete the Words」タスクと「Read in Daily Life」タスクよりも「Read an Academic Passage」タスクにより注⼒できるように意識する必要があります。
実際にテストに挑んだスタッフの話によると、「最初の2タスクは順調に解けたが、最後のタスクで苦⼿な理系のパッセージが出題され、焦ってしまった。まったく⼿ごたえを感じられなかった」と話していたにもかかわらず、モジュール2ではUpperに進めたようです。そのため、「Complete the Words」タスクと「Read in Daily Life」タスクはサクサクと解けるレベルまで学習を進めておくと高スコアバンドを狙えます。
■本文より問題文を先に見る
全て精読する時間はありませんので、設問で問われる内容をピックアップして読む必要があります。先に問題⽂を読み、本⽂の概要を掴みながら、設問からキーワードを拾い、そのキーワードの付近を精読する ようにしましょう。そうすることで、スピーディーに問題を解くことができます。
■解けない問題は後回しにする
満点を目指している場合を除くと、難しい問題に時間を割くよりは最後まで解き終えることを優先することでスコアアップが見込めます。「Complete the Words」タスクなどでは1分以上考えてしまう問題は仮回答をしてスキップしてしまい、次の問題に進むように意識しましょう。いったんスキップして最後まで解き終えてから、時間があれば解けていない問題に戻ることで、自分の力を最大限に発揮できます。
先に話したスタッフの体験記によると、「Complete the Wordsタスクではモジュール1でも2でも難問が1つ入っていた」という印象を受けたそうです。そのため難しい問題に時間を割くよりは最後まで解き終えることを優先することでスコアアップが見込めます。時間をかけて解く問題とそうでない問題を区別し、さくさくと次の問題に進むように意識しましょう。
■最後まで集中する
改訂版になり試験時間が大きく短縮されました。リーディングパートは30分ですが、モジュール1で失敗してしまうと高いスコアバンドを望めなくなってしまうと思うと、試験冒頭から非常に集中力が必要になります。普段から高い集中力を保ちつつ、30分以上、英文リーディングを行う練習をしましょう。長い英文・長い時間に慣れておくと、本番は楽に感じられます。試験前日はしっかりと睡眠をとり、集中力を上げていきましょう。
TOEFL®テストリーディングの勉強法4ステップ
■①専門的な単語を覚える
TOEFLは、大学の授業についてこれるかを測るテストですので、特にリーディングではアカデミックな専門用語も多く出てきます。日常単語だけ覚えて本番に臨むと、知らない単語が多く出てきてしまいます。知らない単語を推測しながら読み進めるより、専門的な単語を知っておくと、逆にその用語の説明部分を読み飛ばすことができ、効率的です。TOEFL頻出単語をまとめた単語帳もたくさんありますので、ぜひその単語帳を利用してインプットするようにしましょう。単語は継続が力に繋がります。毎日15分ずつでも良いので、時間を作って覚えていくようにしましょう。
■②文をSVOCに分類する練習をする
TOEFL iBTのリーディングに出題されるパッセージは、複雑な1文が長いものも出てきます。どんなに複雑な文にであっても、SVOCのそれぞれの要素に分類することができれば、語順で意味が変わってくる英語の複雑さに惑わされず、しっかりと正しい意味を理解することができます。
英文は次の4つの要素で成り立っています。学校でこれらを組み合わせた5文型を習った方も多いでしょう。
S=主語
V=動詞
O=目的語
C=補語
分類して意味を理解する練習を続けていくと、わざわざ分類しなくても感覚で意味を取れるようになります。
■③精読と多読をする
精読とは、文の構成や文法、単語・熟語など詳細に目を向け、文章の内容を細かく理解するリーディング方法です。いわゆるリーディングの基礎となる詳細を読み取り設問に答えるために必要な力を身につけることができます。時間を気にせず、文のそれぞれの単語が何の品詞なのか、どんな単語の意味なのか、なぜその構造でこの意味なのかを理解しながら読んでいきます。リーディングに慣れていない方はまずは精読のトレーニングからはじめましょう。
精読してゆっくり読めば文章が理解できるようになったら、次は多読が必要となります。多読の目的は読むスピードのアップですが、そのために、頭の中で日本語を介さず、英語を英語のまま理解しながら文章を読むように練習します。沢山の英語の文章を浴びることでだんだんと読むスピードを上げることができますし、よく出る構文や単語を覚えていきますので、理解の正確性も上げることができます。
■④問題集を繰り返し解く
TOEFL iBTのリーディングパートでスコアを上げるには、問題に慣れて本番に臨む必要があります。必要な単語力やリーディング力が身につき、問題形式もイメージできたら、あとは繰り返し問題集で実践練習をしていきます。ここでは、TOEFL iBTリーディングの形式のものを使うのがおすすめです。公式の問題も販売されていますので、ぜひ利用しましょう。問題は解いたら終わりではありません。似たようなトピックの内容が本番で出題されることが大いにありますので、分からなかった所をしっかり理解するまで復習し、単語も設問とは関係なかった部分も合わせて、分からないものは覚えておくようにしましょう。
TOEFL®テストリーディングで点数アップするおすすめの参考書
■TOEFLテスト単語3800 | 旺文社
リーディングの基本は単語です。TOEFL®テストの単語を覚えるにはこちらの参考書がおすすめです。単語がランク付けされていますので、目標スコアに合わせて覚えていくことができます。アプリ版もありますので、アプリでの勉強法が合っている、という方はぜひ活用しましょう。
■Official TOEFL iBT® Tests(ETS)
公式の過去問題集で、テスト5回分が収録されています。新形式対応ではありませんが、リーディングについては問題数が変わっただけで問題形式は変わりませんので十分です。実際のテスト形式を知ることができます。時間を計って解いてみることで時間の使い方が体感できますし、復習時には精読の練習をすることで、文法知識の確認や単語のインプットにも使えます。
まとめ
TOEFL iBTリーディングの概要や対策方法について、分かっていただけたでしょうか。リーディング対策を行い、リーディング力をしっかり上げることで、ライティングやスピーキングセクションのスコアアップにもつながりますので、TOEFL対策を進めるにあたっては、まず取り組んでおきたいセクションです。自分の学習方法が合っているか確認したい方や、効率的に学習を進めたい、という方は、TOEFL専門スクールに通うこともおすすめです。専門のスクールでは、自分のレベルにあったきめ細かな指導を受けられますし、伸び悩んでいるときに相談でき、アドバイスを受けることができます。また、同じ目標に向かって勉強する仲間と出会え、目標達成に向けた勉強を続けるモチベーションになります。
英語は元々苦手、文法があいまいでどこから手を付けてよいかわからない方や、余分な勉強までしている余裕がない、そんな方はスクールでの対策がおすすめです。独学で一度受験してみたが上達せず、次は確実にスコアアップしたいからスクールを利用する、という方も多くいらっしゃいます。
日米英語学院では、専門のカウンセラーがカウンセリングやレベルチェックを無料で行ってくれます。通学まで考えていなくてもまずは相談してみると、情報が手に入ります。
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日米英語学院では、各受講生の現在のレベルから目標スコアを必要な期間で取得するため、個人別カリキュラムをお作りして効率的に学習いただいています。TOEFL対策のプロである日本人講師、外国人講師がレッスンを担当。レッスン以外にも、コーディネーターとの学習カウンセリングや単語テストや模擬試験などのサポート体制が充実しています。短期間で従来型スコア10点以上スコアが上がった受講生が全体の7割(2018年7月~2019年7月)!日米英語学院のTOEFL®テスト対策コースには、目標スコア別の総合演習クラスのほか、苦手パートだけを対策するクラスなどのスキル別クラスがあり、必要なクラスを組み合わせて作成する個人別カリキュラムのおかげで短期間で目標達成できたという声をいただいています。
現在の英語力はどんなレベルか、いつまでに取得したいか、これまでどんな学習をされてきて、現在学習面でどんな悩みを抱えているか、などそれぞれの状況によって、目標達成へのアプローチ方法は異なります。日米英語学院では、まずは学校説明会(対面・オンライン選択可)にて、カウンセリングやレベルチェックを行い、お一人おひとりにピッタリのカリキュラムでの学習をご案内しています。レッスンは、通学/オンライン、グループ/マンツーマン、日本人講師/外国人講師から最適なチョイスで受講いただけます。TOEFLスコアアップを実現したい方は、ぜひ一度、学校説明会にてご相談ください。
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