留学に必要な英語力の目安は?英語力ゼロでも行ける?タイプ別基準と3ヶ月の準備ロードマップ

     
最終更新日:2026.01.20記事作成日:2022.11.24旅行・留学
【アイキャッチ用】221124留学に必要な英語力
Summary あらすじ

「留学に行きたいけれど、英語力が心配…」そんな不安を抱えていませんか?実は、英語力がゼロでも留学は可能です。ただし、現地で充実した時間を過ごすためには、出発前の準備がとても大切です。本記事では、語学留学や大学進学などタイプ別の必要な英語力目安(英検換算あり)を一覧で紹介するとともに、英語力ゼロで渡航した場合の現実や、出発3ヶ月前から始める具体的な学習ロードマップを解説します。この記事を読めば、あなたの現在のレベルに合わせた留学スタイルと、今日からすべき準備がわかります。

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留学に英語力は必要か?目的によって「不要」と「必須」に分かれる

【本文用】アジア系の女子大学生と話をする男子大学生

 

「留学に必要な英語力はどのくらいか?」

留学を考えている方のほとんどが抱く疑問だと思いますが、目的によってその答えは変わります。実際に海外で生活したことのない状態では現地の暮らしにどれくらいの英語力がもとめられるか不安を感じている方も多いと思います。主な留学理由ごとに、要求される英語力の目安をご案内します。

 

■語学留学なら「英語力ゼロ」でも参加可能

語学留学の場合は、特別な英語力は不要です。英語を学びに行きますので、原則として入学時の英語力基準は設けられていません。英語力がゼロでも受け入れてもらえる学校もあります。

語学留学の場合は現地でクラス分けテストがあり、ご自身のレベルに合ったクラスで学習をスタートさせます。そのためどのようなレベルでも留学が可能です。

 

■大学・専門学校への進学・留学はスコア提出が必須

正規留学・派遣留学など現地の大学などへ進学する場合は、「英語で専門知識を学ぶ」ことができるだけの英語力を証明する必要があります。そのため進学先の応募基準を満たすスコアを取得することが必須となります。出願時にTOEFLテストやIELTSといった資格のスコアを求められますので、留学を希望する時期までに英語力を必要スコアまで伸ばす必要があります。

 

また資格スコアが取れた後でも、現地での受講に不便がないように、論文(エッセイ)の書き方や講義のディスカッションができる英語力を身につける必要もあります。そのため必要となる英語力は多岐にわたります。

 

具体的にどのような英語力を身につければいいのかを次のページで詳しく解説しています、是非ご覧ください。

 

参考:派遣・交換留学の場合:交換・派遣留学までの道のり

参考:正規留学の場合:正規留学までの道のり

 

【一覧表】留学タイプ別・求められる英語力の目安(英検などで換算)

真っ白の月間カレンダーと時計、ペン

 

留学タイプ 必要レベル
語学留学 英検3級レベル~
4年生大学へ進学 TOEFL61~(改訂版5.5)/IELTS5.5~
コミュニティカレッジ(2年生) TOEFL 45~(改訂版3.5)/IELTS5.0~
ワーキングホリデー 職種により異なる

 

■語学留学:入門レベル(英検3級〜)からでもOK

前述の通り具体的な資格やレベルは無くても問題ありませんが、実りある語学留学にするためにもある程度の単語力や読解色を上げていくと、語学留学の内容がより充実したものとなります。留学期間は決まっていますので、現地で学べる時間には限りがあります。また、短期間とは言え海外で暮らすのですから、特にリスニング力を上げておくことをお勧めします。

語学学校で上位クラスには入れれば、より上達しやすい環境で学習できます。

 

■大学進学(4年制):TOEFL iBT 61点(改訂版5.5)〜 / IELTS 5.5〜

4年制大学への正規留学を目指すのであれば、TOEFL  iBT®テスト61(英検®2級A~準1級程度)以上が最低限必要となります。大学のレベルによってはTOEFL iBT®テスト71以上やTOEFL iBT®テスト79以上など、英検®準1級より上のレベルを求められるケースもあり、選択肢を広げる意味でもスコアは高いに越したことはありません

自分が希望する留学先の大学が求めるレベルや条件を把握したうえで、出願時期に間に合うよう学習計画を立てましょう。

留学が決まってからも、次は卒業のために単位を取得していくことを考えると、現地で授業についていく・課題をこなすためには更に高い英語力が必要です。気を抜かずに出発まで英語力UPに取り組むことをお勧めします。

また、大学内の交換・派遣留学の場合も同程度の英語力が求められると考えられます。条件により異なりますが学内先行などもありますので、そのような場合はより上位スコアを提示する必要があります。

 

■コミュニティカレッジ(2年制):TOEFL iBT 45点(改訂版3)〜 / IELTS 5.0〜

2年制のコミュニティカレッジを目指す場合は、TOEFL iBT®テスト45(英検®2級A程度)以上が最低限必要です

コミュニティカレッジは、その地域の人々にできるだけ安価で大学教育を提供することが目的であるため、学費は比較的安く、入学難易度も低めとなっています。TOEFL iBT®テストやIELTSのスコアに不安がある人や、まずは短期で海外留学を経験してみたい人には4年制大学より比較的ハードルの低いコミュニティカレッジに進学し、卒業後に4年制大学に編入学することもできるので自分にあった留学を選びましょう。

 

■ワーキングホリデー:職種によって求められるレベルが異なる

現地で就く仕事内容によって求められるレベルは異なりますが、英検®準2級、IELTS OA3.5-4.0、TOEFL iBT®テスト33-50点程度が目標となります。ワーキングホリデーの場合も、職種や働く地域によって要求される英語力のレベルは変わります。日本語が使える環境であれば、それほど高い英語力がなくても大丈夫です。ただし現地の従業員やお客さんと、基本的な会話ができる程度の英語力は最低限身につけておきましょう。

 

ワーキングホリデーで英語が話せるメリットは3つあります。

  • ・働く際の仕事の選択肢が圧倒的に増える。
  • ・日々の生活をより快適に過ごせる。
  • ・現地で友達を作りやすい。

ストレスなく充実したワーキングホリデーを満喫するためにも英語力は必要といえます。

 

「英語力ゼロ」で留学するとどうなる?リアルな現実と対策

【本文用】外国の大学の卒業式の様子

 

■最初の3ヶ月は「聞き取れない・話せない」の壁にぶつかる

英会話初心者が日常会話をある程度話せるようになるには、最低3カ月以上の留学期間が必要となります。最初の2カ月は授業に慣れることや内容を理解することで精いっぱいとなりますので、すぐに勉強の効果が表れないことがほとんどです。それを過ぎると英語の勉強法もわかってきて、授業の内容を自分のものとして使えるようになってきます。スムーズに話したいことが出てくる状態になるにはそれなりの時間がかかりますが、英会話の呼吸をつかめるようになってくると会話をコントロールしている感覚を持てるようになります。

そのため、短期間の語学留学の場合は準備していかないと「何も成長を感じられなかった」となってしまう場合もあります。ホストファミリーと打ち解けられなかった、授業で発言できなかったなど、壁にぶつかってしまうという経験談もよく聞きます。実際に準備をしていかれた方でも「もっとこのような内容の学習をしていけばよかった」というお声をよく聞きます。

 

■失敗を恐れずに話す「サバイバル・イングリッシュ」の重要性

文法が完璧でなくても、単語の羅列やボディランゲージを使い、「意思を伝えたい」という思いを表す姿勢が大切です。ネイティブの人からよく聞く「日本人の英語の伝わりにくい理由」の一つに「声が小さい」ということもあります。正しい文章でなくても、相手に聞こえる声で伝えたいという意思を示すことが大切です。この姿勢がその後の英会話の成長スピードを左右することもあります。

 

次にご紹介するサイトでは留学の先輩たちの体験談を検索できるサイトです。どのようなことで困ったのか見てみると、準備のヒントを得られるでしょう。

 

参考:語学力・英語に関する海外留学・短期留学・ワーキングホリデーなどの体験談一覧|留学大図鑑~先輩たちの留学体験談~|トビタテ!留学JAPAN

 

出発前3ヶ月から始める!留学成功のための学習ロードマップ

【本文用】会談で談笑する外国人大学生グループ

 

■【3ヶ月前】中学レベルの単語と文法を総復習する

まずは中学レベルの基礎的な単語と文法を完璧にすることから始めましょう。中学校で学ぶ文法項目は以下のようなものです。

・文構造(SVOCなど) ・代名詞/関係代名詞 ・接続詞 ・助動詞 ・前置詞 ・動詞の時制及び相(現在形・過去形・現在進行形・過去進行形・現在完了形、現在完了進行形、助動詞を用いた未来表現) ・形容詞や副詞を用いた比較表現 ・to不定詞 ・動名詞 ・現在分詞や過去分詞の形容詞としての用法 ・受け身 ・仮定法のうち基本的なもの

参考:中学校学習指導要領(平成29年3月31日公示)

 

また、単語は小学校で学習する600~700語を足した2200~2500語を学ぶ、とされています。

これらの文法項目や単語に不安のある方は、一度中学レベルの基礎単語と文法をおさらいし、完璧にしておきましょう。最近は書店で中学英語のおさらい関連本が並んでいますし、人気アプリ「Duolingo」は範囲が中学英語です。これらを活用してしっかり基礎を固めておきましょう。基礎固めがしっかりしていると応用が利き、現地での会話や学習も理解しやすくなります。

 

■【1ヶ月前】オンライン英会話で「英語を口に出す」ことに慣れる

基礎固めが終わったら、「英語を口に出す」ことに慣れる練習をしましょう。慣れないうちは音読やオーバーラッピングからはじめ、AIを相手に音声入力を試してみたりすることも有効です。英語を口にすることに抵抗がなくなってきたら、オンライン英会話などを活用し、実際にネイティブと話すことにも挑戦してみましょう。ネイティブと話す緊張感に慣れ、恥ずかしさを捨てることで留学の予行演習を行うことができます。

 

■【直前】自己紹介と日本のことについて話せるように準備する

いよいよ留学間近、という段階になったら、自己紹介や日本のことについて話すテンプレートを用意しておきましょう。自分のこと、趣味、特技や出身地、日本のどこにあるか、なぜ留学しに来たのか、学ぶ目的などを英語で説明できるようにあらかじめ準備しておくと良いでしょう。練習しておけば実際に話す段階になっても声に出したことのあることを話すだけになるので、初期のコミュニケーションがスムーズになります。

 

性格タイプ別!現地で英語力を伸ばすアクションプラン

【本文用】ノートパソコンの前でスマホを操作する人の手

 

実際に留学に行った後、学校の授業以外にも英語力を伸ばす方法が多くあります。ここからは性格別にどのような方法があるのかをご紹介します。

 

■【外交的な人】現地のコミュニティやイベントに飛び込む

実際に留学に行った後、学校の授業以外にも地域のボランティアやイベントの積極的に参加しましょう。ネイティブとの接点を増やし、会話する機会を積極的に増やしましょう。関心のある内容のイベント等に参加すれば内容も理解しやすいことが多いです。

Meetupを検索してみると、カテゴリ別で検索ができ、イベントの開催地を絞って検索することができます。そのほかにも図書館やボランティア活動、スポーツのできる会場などで探してみると良いでしょう。

 

■【内向的な人】マンツーマンレッスンやランゲージエクスチェンジを活用

大人数は苦手…という場合は、マンツーマンレッスンやランゲージエクスチェンジを活用しましょう。ランゲージエクスチェンジとは、異なる母国語とする人同士が、お互いの言語を教えあう学習スタイルのことです。ご自身は日本語を相手に教えてあげる、その代わり英語を教えてもらう、ということになります。

あらかじめ時間配分を決めておく、質問リストを持っていく、公共の場で会うなどを決めて挑戦してみましょう。

 

留学に行くと英語力はどれくらい伸びる?期間別の効果目安

【本文用】パソコンとヘッドセット

 

■3ヶ月:耳が慣れ、日常会話のキャッチボールができる

先にも上げましたが、英会話に慣れてくるのが留学後約3~5か月後と言われています。そのため正規留学の前では語学留学のために3カ月前もって出発する人も多いです。なるべくこの3カ月は英語ばかりを耳にし、日本人留学仲間同士で話す機会を減らしましょう。あまり英語を使わない期間が増えると、慣れるまでの期間も長くなってしまいます。

 

■6ヶ月〜1年:複雑な話題や議論にもついていけるようになる

6~12か月の留学期間となると、それまでの英語基礎威力の上にさらに応用力が備わってきます。英語で自然な会話ができたり、ネイティブが使う表現なども理解でき、活用できるようになってきます。

もちろん、英語をしっかり学ぶという姿勢で積極的に発言したり、自分の意見や考えを伝えるために様々な知識や情報を参考にすることも必要になってくるでしょう。より高いレベルの英語学習を実践していくことで、英語がだんだん自分のものとなっていくでしょう。

 

留学の英語力に関するよくある質問(FAQ)

 

■Q1 高校生や大学生で、求められる英語力に違いはありますか?

基本的に年齢は関係なく、留学のタイプによって基準が変わります。語学留学の場合はあまり高いレベルの英語力は問われませんが、進学が目的の場合はある程度の英語力が必要となります。

交換留学の場合は学内審査や留学先の基準などで資格試験のスコアが必要になる場合があります。IELTSやTOEFLのスコア提出が求められる場合がありますので注意しましょう。また、レベルの高い人から採用されることもありますので、その場合はしっかりとした準備が必要になります。

 

■Q2 英語力が伸び悩みやすい人の特徴は?

せっかくの留学先で日本人同士集まってしまったり、あまり積極的に交流せず日本の動画やSNSばかりを見ていると英語力が伸びないことが多いです。せっかくの英語のシャワーを浴びることができる機会ですので、どんどん英語を使いましょう

またその際、間違いや失敗を過度に恐れてしまわないようにしましょう。失敗を恐れて口を閉ざしてしまうと話す機会も減り、英語力も伸び悩んでしまいます。

 

■Q3 帰国後の就職活動で英語力をアピールするには?

面接などの場で英語力をアピールしようとしても、その機会があるとは限りませんし、伝える相手に英語力の判断能力があるとも限りません。なるべく誰が見てもわかりやすい資格等を取得して客観的に証明できるようにしておきましょう。例えばTOEICでネイティブレベルのスコアを目指したり、英検準1級などの上位級を取得する、などです。なるべく英語力の最も高い帰国直後から対策を始めましょう。毎日英語に触れる時間を作ることで、帰国後の英語力低下を避けることもできます。

資格以外には「留学先で困難だったこと、またはそれを乗り越えたエピソード」を考えましょう。その経験をもとに、自分にはこのような能力があります、という物語を伝えると面接官への印象も良くなります。

 

まとめ:今の英語力がゼロでも大丈夫!まずは基礎固めから始めよう

【本文用】外国の大学の卒業式の様子

 

今回は、留学に必要な英語力について解説しました。自分の留学に必要な英語力は分かりましたでしょうか。目標の英語力が分かったら、それに向けて計画を立てて学習を進めましょう。どう学習を進めて良いか分からない、効率的に進めたい、という方は専門スクールでの学習をお勧めします。

 

日米英語学院では、各受講生の現在の英語レベルから目標とするレベルを最短、最速で取得するため、個人別カリキュラムをお作りして効率的に学習いただいています。必要な資格がある方には、資格対策のプロである日本人講師が主に資格対策レッスンを担当。英会話学習は外国人講師が初心者にも丁寧に指導、知識を増やすことはもちろん、英語に慣れていただくサポートをいたします。レッスン以外でも、コーディネーターとの学習カウンセリングや留学カウンセリングの実施、自主学習として単語テストや模擬試験などサポート体制が充実しています。

 

日米英語学院の留学準備コースでは、英会話初心者の方には基礎から学べるクラスや、資格取得を目指す方には目標スコア別の総合演習クラスのほか、一人では解決できない苦手パートだけを伸ばすクラスといったスキル別クラスがあります。必要なクラスを組み合わせて作成する個人別カリキュラムのおかげで、短期間で目標達成できたという声をいただいています。

 

実際に留学した生徒様がいろいろと教えてくださいました。

R.Wさん(四条校):留学生活や英語学習の重要性をお聞きしました

ひまりさん・あいりさんご姉妹(梅田校):姉妹で梅田校に通っているお二人に留学経験談をお伺いしました!

 

現在の英語力はどんなレベルか、いつまでに伸ばしたいか、これまでどんな学習をされてきて、現在学習面でどんな悩みを抱えているか、などそれぞれの状況によって、目標達成へのアプローチ方法は異なります。日米英語学院では、まずは学校説明会(対面・オンライン選択可)にて、専門カウンセラーによるカウンセリングやレベルチェックを行い、お一人おひとりにピッタリのカリキュラムでの学習をご案内しています。レッスンは、通学/オンライン、グループ/マンツーマン、日本人講師/外国人講師から最適なチョイスで受講いただけます。通学まで考えていなくても、まずは相談してみると、情報が手に入ります。留学準備を始める前に、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。

 

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この記事を書いた人

日米英語学院編集部

◆創立45年の信頼と実績
1980年の設立以来、累計5万人以上の学習者に質の高い英語教育を提供してきた日米英語学院。関東4校、関西5校の実校舎に加え、オンライン学習環境も完備し、英会話から各種資格対策、留学サポートまで一貫した英語教育サービスを展開しています。

◆業界トップクラスの合格実績
2023年度の英検®合格実績は、1級で24%、準1級で39%と市場平均を上回る結果を達成。TOEIC®では受講生の6割以上が3ヶ月で100点以上のスコアアップを実現。TOEFL®では7割の学習者が受講後10点以上のスコア向上、IELTSでは6ヶ月のコース修了者の半数が6.0以上のスコアを取得しています。

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日本人講師は英検®1級、TOEIC®900点以上、またはTOEFL iBT®100点以上という厳格な基準をクリアした英語教育のプロフェッショナルです。採用後も定期的な研修と自己研鑽により、最新の教授法と高度な言語運用能力を維持・向上させています。

◆本記事について
本コンテンツは、45年にわたる英語指導の知見と、数千人におよぶ英検®合格者を輩出してきた実績に基づいて作成されています。日米英語学院の指導メソッドと合格者の学習傾向を分析した、信頼性の高い情報をお届けします。

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