TOEIC®テストのおすすめ参考書はこれだ!初心者から上級者までレベル別に紹介

TOEIC®テストを受けることになった時に、はじめに迷うのが参考書ではないでしょうか。今回は、TOEIC®テスト参考書の選び方やレベル別のおすすめ参考書、参考書を使った勉強法についてご紹介します。
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自分に合った参考書の選び方のコツ

■自分のレベルと目標スコアに合っているか
TOEIC®テストの参考書を選ぶ際に重要なことは、自分のレベルと合っているかどうかです。初心者でまだTOEIC®テストを受けたことが無い方は、まず模擬試験のついた参考書を利用し、現在の自分のレベルの把握から始めましょう。現在のレベルが分かったら、最終目標ではなく、頑張ったら次のTOEIC®テストで目指せるスコアを目標に設定し、その目標スコアに合わせて、参考書を選ぶと良いです。例えば、400点レベルの方が860点を最終目標として、始めから860点を目指す参考書を選ぶと、難易度が高すぎてなかなか進められないでしょう。まずは、自分の現在のレベルから100点~200点ほど高い目標スコアに設定し、そのスコアに合った参考書を選び、徐々にレベルを上げていきましょう。スコアについては、後ほど解説をしていきますので目標設定の参考にしてみてください。
■苦手なpartに対応しているか
自分のレベルが把握でき、学習を進めていくと、だんだん得意パート・苦手パートが出てきます。苦手なパートを克服することで、スコアを効率的に伸ばすことができますので、苦手なパートが出てきたら、その分野に特化した参考書を利用して、繰り返し問題を解いてることをお勧めします。
■制作された年月が古くないか
TOEIC®テストの出題傾向は年々変化しているため、最近の傾向に合わせた対策をすることがスコアアップには効果的となります。特に、TOEIC®テストは2016年5月に問題形式が大きく変更されました。それ以前のTOEIC®テストを旧形式、それ以降を新形式と呼びます。新旧の形式では、問題数や問題形式が異なりますので、せっかく対策するのであれば、新形式対応のものを利用した方が効果的です。なるべく新しい参考書を選びましょう。
■丁寧な解説がついているか
特に初心者やTOEIC®テストの参考書を初めて買われる方は、丁寧な解説がついている参考書をお勧めします。TOEIC®テストは毎回、似たような問題が出題されますが、同じ問題が出題されるわけではありません。答えを覚えてスコアを伸ばすことはできませんので、英語のルールや解き方をちゃんと理解し、応用が利くように備えておく必要があります。丁寧な解説がついていると、文法や単語のルールが納得でき、理論を習得しやすくなります。
そもそも目標にすべきスコアとはどのくらい?

TOEIC®テストを初めて受ける場合、スコアを何に活用したいのか(目的)、自分のレベルはどれくらいかを元に目標スコアを設定しましょう。目標設定に迷っている方は、参考となる基準をご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
・~400点 中学レベル(英検®5~3級程度)
220点未満の方は「コミュニケーションができるまでに至っていない」「中学で学ぶ英語が身についていない」レベル。220点~400点の方は、「中学英語がぎりぎり定着している」レベル
・~500点 高校レベル(英検®準2級程度)
「通常会話での最低限のコミュニケーションができる」「中学英語は身につき高校英語は定着しはじめている」レベル
・~600点 大学レベル(英検®2級程度)
「限られた内容、場面での会話はできるようになった」「基礎力がつき、分かることが増えた」レベル
・~700点 履歴書でアピールできるレベル(英検®2級A程度)
「業務上のコミュニケーションができる」「ある程度英語ができるようになったけど、まだ不安な部分がある」レベル
・~800点 企業の国際部門でアピールできるレベル(英検®2級A~準1級程度)
「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる」「業務でも大きな支障はない」レベル
・~900点 外資系企業へエントリーできるレベル(英検®準1級程度)
「ネイティブスピーカーとのコミュニケーションも問題ない」「英語を活かして仕事ができる」レベル
・~990点 英語で会談や商談ができるレベル(英検®1級程度)
「non-nativeとして十分なコミュニケーションができる」「業務で英語に困ることはない」レベル
詳しくは TOEIC®テストの点数の目安|スコア毎のレベル・平均点とスコア分布をご覧ください。
TOEIC®テストレベル別おすすめ参考書

レベル別におすすめの参考書をご紹介します。ご自身のレベルに近いおすすめ参考書をご覧いただき、実際に書店で手に取って確認してみてください。
■初心者のおすすめ参考書|~600点
▼はじめて受けるTOEIC(R)L&Rテスト 全パート完全攻略|アルク
スコア取得に必要なパート別攻略法や実力UP勉強法、模試など全てが入った総合対策本です。TOEIC®テスト初心者や何から始めて良いか分からない方におすすめの参考書です。
▼TOEIC Bridge® Listening & Reading 公式ワークブック|国際ビジネスコミュニケーション協会
公式から出版されているTOEIC Bridge® Listening & Readingの参考書です。TOEIC® Listening & Reading Testが難しいと感じる方は、Bridge用の問題で練習しておくことで、TOEIC®テストの形式に慣れることもでき、英語を徐々に上達させていくことができます。
▼TOEIC®テスト中学英文法で600点!|アルク
文法の学習が必要な方にはこちらがおすすめ。中学英文法の重要性に着目し、本番のTOEIC®テストにどう生かせばスコアが上がるのかを丁寧に解説しています。文法項目をじっくりおさらいし、学んだ文法を利用した攻略法もまとめていますので、中学英文法とTOEIC®テストの問題を頭の中で結びつけることができます。
こちらの記事でもこちらのレベルに合ったおすすめ参考書をご紹介しています。ぜひご覧ください。
TOEIC®テスト600点のレベル・難易度とは?おすすめの勉強方法とは|英語にまつわるアレコレ知識を発信するメディア【KotsuKotsu】
TOEIC®500点は大学生なら誰もが取得しているレベルなのか?!|英語にまつわるアレコレ知識を発信するメディア【KotsuKotsu】
■中級者のおすすめ参考書|600~800点
▼TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問|アスク出版
文法問題に特化した参考書です。正解はもちろん、間違いの選択肢が不正解である理由など詳しく解説されています。1000問以上収録されている上に、動詞・前置詞・代名詞など項目に分かれているため、品詞問題にも強くなります。
▼2カ月で攻略TOEIC(R)L&Rテスト730点!|アルク
期間を定めて短期集中型で挑むのに最適な一冊です。1日30分程度、8週間で終えられる構成になっていますので、ペースや期間を明確にして計画的に勉強を進めることができます。スキマ時間に勉強したい大学生や社会人におすすめのTOEIC®テスト参考書です。
こちらの記事でもこちらのレベルに合ったおすすめ参考書をご紹介しています。ぜひご覧ください。
TOEIC®700点はすごいのか?難易度や勉強方法、達成に必要な勉強時間を紹介!|英語にまつわるアレコレ知識を発信するメディア【KotsuKotsu】
■上級者のおすすめ参考書|800点~
▼公式TOEIC® Listening & Reading 800+|国際ビジネスコミュニケーション協会
公式から出版されている、800点以上を目指す人のための難問に特化した参考書です。上級者にとって総合問題集は分かる問題が多いため非効率になりがちですが、公式で正解率の低い問題が収録されていますので、スコアアップに直結します。
▼TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6|朝日新聞出版
金のフレーズで人気の特急シリーズで、上級者の弱点が集められた参考書です。その分難易度が高いので、900点以上を狙う人におすすめです。
参考書を使ったTOEIC®テストのおすすめ勉強方法!

■繰り返し解いて問題に慣れる
参考書で学習する際は、理解できるまで繰り返し解くことがおすすめです。特に問題部分は回数を重ねることで問題に慣れることができます。TOEIC®テストは全く同じ問題ではないですが、似たような問題が頻繁に出題されますので、問題を繰り返し解いて慣れることで、スコアが伸びやすくなります。ですので、1回目に参考書で学習する時に全てを理解しようとせず、8割程度の理解で進めてもOKです。はじめから全てを理解しようと進めると、難しい部分でつまずいてしまうこともあります。理解に苦しむ問題は2周目以降で取り組むことにして、まずは1周を終わらせることを優先してもよいでしょう。何周取り組むかは個人差があります。回数で目標を設定するのではなく、理解度で決めるようにしましょう。
■慣れてきたら時間配分を気にする
TOEIC®テストは時間に対して問題数が多い特徴があり、約2時間で200問の問題を解く必要があります。スピード感を持って解くことでスコアアップが実現できます。情報処理スピードを上げるため、リスニングは何回も聴いて耳をネイティブのスピードに慣れさせること、リーディングは時間配分がうまくできるよう、各パートの目標時間を定め、時間配分を意識して問題を解く練習をしましょう。
まとめ

TOEIC®テスト対策のための参考書について、イメージしていただけましたでしょうか。目標スコアや現在の英語力に合った参考書を手に取ってみてください。どう学習を進めたら良いか分からない、など不安に思われる方や、効率的に学習を進めたい、という方は、TOEIC®テスト専門のスクールに通うこともおすすめです。専門のスクールでは、自分のレベルにあったきめ細かな指導を受けられますし、伸び悩んでいるときに相談でき、アドバイスを受けることができます。また、同じ目標に向かって勉強する仲間と出会え、目標達成に向けた勉強を続けるモチベーションになります。
■TOEIC®テスト対策は日米英語学院へ
日米英語学院では、各受講生の現在のレベルから目標級・スコアを必要な期間で取得するため、個人別カリキュラムをお作りして効率的に学習いただいています。TOEIC®テスト対策のプロである日本人講師が主にレッスンを担当。レッスン以外にも、コーディネーターとの学習カウンセリングや単語テストや模擬試験などのサポート体制が充実しています。
短期間で100点以上スコアが上がった受講生が全体の55%(2018年7月~2019年7月)!日米英語学院のTOEIC®テスト対策コースには、目標スコア別の総合演習クラスのほか、苦手パートだけを対策するクラスなどのスキル別クラスがあり、必要なクラスを組み合わせて作成する個人別カリキュラムのおかげで短期間で目標達成できたという声をいただいています。
現在の英語力はどんなレベルか、いつまでに取得したいか、これまでどんな学習をされてきて、現在学習面でどんな悩みを抱えているか、などそれぞれの状況によって、目標達成へのアプローチ方法は異なります。日米英語学院では、まずは学校説明会(対面・オンライン選択可)にて、カウンセリングやレベルチェックを行い、お一人おひとりにピッタリのカリキュラムでの学習をご案内しています。レッスンは、通学/オンライン、グループ/マンツーマン、日本人講師/外国人講師から最適なチョイスで受講いただけます。TOEIC®テストスコアアップを実現したい方は、ぜひ一度、学校説明会にてご相談ください。
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